「こんにちはMacです」役の人がファーウェイのCMに登場

「こんにちはマックです。こんにちはパソコンです。」皆さんはこのCMをご存知でしょうか。これは「Get a Mac」というキャンペーンで、2006〜2009年頃にかけて放送されていたCMです。CMには擬人化されたMacとパソコンが登場して、Macがパソコンをコケにするという内容でした。日本ではラーメンズというお笑いコンビが出演していたのですが、なんとそのアメリカ版でMac役を演じていた俳優さんがファーウェイのCMで帰ってきたのです。俳優の名は「ジャスティン・ロング」さんで、ハリウッド映画「ダイハード4.0」や「そんな彼なら捨てちゃえば?」などに出演していた結構有名な方です。

CMの内容は?

気になるCMの内容は、「The Interview」と銘打ってジャスティン・ロングさんがファーウェイのスマホと対談する内容です。どことなくかつてのMacとPCを彷彿とさせますね。ジャスティンが「喉が渇いた」と言うと美しい滝の画像を表示して、「君が撮ったの?」と聞かれてドヤ顔をします。ライカが供給している高性能カメラの性能に加えて、アレクサ搭載であることをアピールしているようです。このCMはファーウェイのスマホが待望のアメリカデビューするとあって、かなり力を入れて作られているように感じます。

アレクサ内蔵!


アメリカ版のファーウェイMate9には、中国版や日本版にはなかった新機能として、最近話題のアマゾンのアレクサを内蔵しています。今アメリカではこの「アレクサ」が空前のブームになっているので、初めてのアレクサ搭載スマホとしても、ファーウェイMate9の売り上げに期待がかかっています。アレクサはSiriよりもスマートで今後の普及に期待されていますね。

ファーウェイはCMがうまい!?


ファーウェイといえば、中国国内の広告にもハリウッド俳優・女優を使うなど広告に力を入れていました。そのため、中国の人はファーウェイの端末にはとてもクールな印象を抱いているようです。もちろんブランド力のみならず、性能もアップルやサムスンなどに匹敵しているとあって人気を得ました。そのかいあってか中国ではアップルやサムスンを差し置いて堂々一位の売り上げを誇っています。

最後に


ファーウェイのアメリカ上陸は果たしてどこまでうまくいくのか、注目が集まりますね。アメリカは世界でも大きいスマートフォン市場なので、ここで勝てれば世界を取ることに繋がります。現在のファーウェイの世界販売台数はサムスン、アップルに次いで3位です。もしアメリカでの販売に成功すれば、ファーウェイはおそらくアップルを抜いて世界2位、あわよくばサムスンを抜いて1位を取ることも可能かもしれません。果たして中国からやってきた眠れる獅子はアメリカでどこまで戦えるのか楽しみですね。