2017年はスマホ変革の年!? 新型GalaxyとiPhoneに注目

2017年はスマートフォン市場にとって変革の年となりそうです。スマホ市場の2トップであるサムスンとアップルは、どちらも従来とは一線を画する全く新しいスマートフォンを発売すると予想されています。特にアップルにとって今年は記念すべきiPhone10周年の年で、マイナーチェンジの機種(7S)を飛ばしてフルモデルチェンジを行うとかねがね噂されているのです。そこで今回は、2017年に大きな変化が期待されているサムスンとアップルの最新機種の噂を見ていこうと思います。

Galaxy S8の噂


まずサムスンの最新スマートフォンである「Glaxy S8」は、すでに告知されている3月29日に発表されると見られています。事前にリークした情報によると、新モデルは5.8インチの「Galaxy S8」と6.2インチの「Galaxy S8+」の2モデルの販売になるようです。どちらも曲面ディスプレイを採用し、虹彩認識である「Iris Scanner」を採用するようです(参考: Mogura VR)。上の「予想動画」にあるように、何と言っても画面のベゼルがとても狭くなり、ディスプレイ部分が占める部位がより広くなるのが大きな特徴のようです。これはスマートフォンの歴史上で最も大きなデザインの変更になるのかもしれませんね。

iPhone8の噂

対するアップルの最新スマートフォンである「iPhone8」またの名を「iPhone X(?)」は、Galaxy同様の曲面OLEDディスプレイを採用してくると予想されています(参考: iPhone Mania)。奇しくも新型iPhoneのディスプレイはサムスンが供給するとのことで、ひょっとすると、ディスプレイ周りは次世代Galaxyと似たデザインになる可能性もあります。また、曲面ディスプレイの採用に伴ってホームボタンを廃止し、ディスプレイ内に仮装ボタンとして設置するという話もあります(参考: MacRumors)。Galaxy同様に、より前面の大部分をディスプレイが占めるようになるようです。話題の「コネクタ部分」は、Lightning端子を廃止して新たにUSB-Cを採用するという噂と、従来通りLightningを継続するという噂が混在しているようです(参考: Apple Insider)。また、OLEDディスプレイの採用にともなってバッテリー搭載量が増加し、バッテリー持続時間の向上にも期待されています。

GalaxyとiPhoneは似てきた?


GalaxyとiPhoneといえば、スマートフォンが普及し始めた2010年頃から互いに良きライバルとして世界のスマートフォン市場をリードしてきました。一時はデザインを巡ってアップルがサムスンを訴えることもありましたが、今では互いの優れた部分を真似し合っているように思えます。もしも次世代iPhoneが曲面ディスプレイを採用すれば、それはいち早く採用したサムスンにインスパイアされたと言わざるを得ません。年月とともに、両者のデザインや機能はだんだん似てきているのではないでしょうか。互いにスマートフォンの進化に貢献し合っているのかもしれませんね。

最後に


2010年代は、「歴史上最もスマートフォンが注目されて盛り上がった時代だった」と後から言われれることは間違いないでしょう。おそらくスマートフォンの変化スピードは今がピークで、後はCPU/GPUが少しずつ向上していく道しか残っていないのかもしれません。そのため、現在を生きている私たちはこのスマートフォンのビッグウェーブに乗って楽しんでおかないと損なのかもしれませんね。3月に発表される予定のGalaxyの最新機種、そして例年通りなら9月に発表されるiPhoneの最新機種が、どんな端末になって私たちをどう驚かせてくれるのか楽しみですね。