若者の芸能界離れが止まらない?ミレニアル世代が続々引退の背景

3月1日、超人気女優堀北真希さんが突然の芸能界引退を発表しました。これからは「家庭に専念してきたい」という事情のようです。

こと近年はこれから活躍盛りである比較的若い世代の芸能界引退が目立っているような気がします。

堀北真希さん(88年生まれ)のみならず、成宮寛貴(82年生まれ)さん、KAT-TUNの田口さん(85年生まれ)も80〜90年代生まれのミレニアル世代です。引退こそしていませんが、事務所脱退などで世間を騒がせた能年玲奈さんこと、のんさん(93年生まれ)、清水富美加さん(94年生まれ)もミレニアル世代に当てはまります。

このように続出するミレニアル世代の芸能界の離れの裏には一体何があるのでしょうか。

若者が逃げ出す業界には未来がない?

今の芸能界がいったいどれくらい闇に包まれているのか、その”真実”は芸能界に生きる人しか知り得ないことなので私には何も言えません。

ただ、一つだけ確かなことは「若者が逃げ出す業界には未来がない」ということです。

どの業界、どの仕事も、活発に動ける若者に絶えずバトンを渡すことで繁栄を守ってきています。そのため、若者が逃げ出して誰もバトンを受け取らなくなってくると、当然その業界や仕事は、跡を継ぐ者や新しいことにトライする者がいなくなり、徐々に衰退していくことになります。

若さ特有のパワーを失ったとき、業界全体が一気に老いぼれるのかもしれません。

芸能界は沈みゆくタイタニック号か!?

どれだけ巨大な国家や帝国、企業であっても、人類の歴史上崩壊しなかったものは一つもありません。

戦後に発展し、日本のマスメディアを牛耳れるほどの力をもった「芸能界」ですが、今は徐々に沈みかけているタイタニック号なのかもしれません。

繁栄を極めた豪華客船”芸能界”は、いつしか避けることのできない巨大な氷山”インターネット”にぶつかってしまいました。

そして少しずつ船内に水が入ってきている状態なのです。そのことにいち早く気づいた者たちは、我先にと救命ボードに飛び乗り、芸能界から脱出をしました。この事実に気づいた人は急いだ方がいいのかもしれません。

ボートの数は限られています。船が転覆したとき、全員が生き残れる保証はないのです。

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最後に

人々の利用する「メディア」というものは時代とともに変わっていきます。

かつては新聞が情報源の全てでしたが、それがラジオに変わり、テレビが登場して、そして今はインターネットです。

かつては盛況を博したテレビでしたが、今の10〜30代はテレビを見る時間よりも、スマホをいじっている時間の方がはるかに長いのです。

ミレニアル世代の若者たちは、まだこれから40年近く働いていく”超現役世代”です。「自分のやっている仕事や業界が40年経った後にも残っているのか」考え続けることは大切です。

もしその答えがノーであるならば、一刻も早く救命ボートに飛び乗る必要があるのかもしれませんね。