スマホの画面を簡単に大型化できる!「Superscreen」がすごい

スマートフォンは今や私たちの生活に欠かせないものになりました。スマートフォンを使うことで、インターネットやチャット、動画や音楽の視聴、SNSやゲームなど、ありとあらゆることが簡単に楽しめるようになりました。唯一の欠点をあげるとすれば、それは「画面サイズが小さい」ということです。スマホの画面は大きいものでも5.5インチ程度で、これがスマートフォンの限界サイズでもあります。もし普段使っているスマホの画面がそのまま巨大化したら、できることも増えるのではないでしょうか。そんな夢を実現したのが、「Superscreen」なのです。

Superscreenとは?


「Superscreen」とは、Kickstarterで出資を募っているスタートアップ企業です。Superscreenを使うことで、あなたのスマートフォンの画面をそのまま10.1インチ(解像度2,560 × 1,600)の大画面で映し出すことができます。Superscreenの価格はたったの$99で、通信料金やクラウド料金も一切不要です。使い方はとても簡単で、スマートフォンに専用アプリをダウンロードしてSuperscreenとシンクするだけです。SuperscreenはiPhoneとAndroid端末に対応し、今売られている97%のスマホをサポートするそうです。すでに目標額を大きく上回る75万ドル以上の資金を調達するという大人気ぶりのようです。

Superscreen – Kickstarter

Superscreenで何ができる?


このSuperscreenを使うことで、例えばスマホで見ていた「動画」や「ゲーム」、「ウェブサイト」、「SNS」などをそのまま大画面で楽しむことができるようになります。そしてフロントとバックにカメラを搭載しているので、スカイプなどのビデオ通話も利用できるようです。さらにSuperscreenには6,000mAhrのバッテリーが搭載されているので、通常のスマホ利用よりも70%長い時間利用することが可能になるとのことです。このようにSperscreenはいつものスマホ利用をより快適にしてくれるようですね。

タブレットキラーになる?


このように、たったの$99でスマホの画面が10.1インチに大型化するならば、「もうタブレットはもういらない」と考える人が増えるかもしれません。基本的にタブレットでできることはスマートフォンでも全てできるので、このSuperscreenがあれば十分なのです。近年のタブレット市場は、成長を続けるスマートフォン市場とは対照的に減少を続けています。このSuperscreenの登場はタブレット市場の縮小にさらなる拍車をかけるかもしれませんね。

最後に

iPadが初めて登場したとき、「ただの大きくなったiPhoneだ」と揶揄されていましたが、まさにその通りだったと思います。タブレットで出来ることはスマホでもできるので、基本的にスマホを持っている人にタブレットは要らないのです。そしてスマホ唯一の欠点であった「画面サイズ」も、このSuperscreenの登場で克服されました。これからタブレットが生き残るためには、iPad Proのようなキーボードやスタイラスに対応したモデルで推し進めるしかないのかもしれませんね。まずはこのSuperscreenがどこまでヒットするのか、注目ですね。