再評価?DSとWiiは未来を先取りしたデバイスだったのか

2017年4月17日
[最終更新日]2018年05月14日

「ニンテンドーDS」と「Wii」と言えば、任天堂の一時代を築いた大ヒット商品でした。

DSは累計1億5千万台以上、Wiiは1億台以上を売り上げ、DSは任天堂の歴代製品の中で最高の販売台数、Wiiも任天堂の据え置き器で歴代最高の販売台数を記録しています。

ここまでのヒットを記録した背景には、2つの製品が「未来を先取りした画期的なデバイス」だったという理由が考えられます。

そこで今回は両機種の先行していた点を見ていきましょう。

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DSはタッチディスプレイをいち早く採用


現在のスマートフォン、タブレットの主流になっているタッチディスプレイを、DSは2004年の時点でいち早く採用しました。

感圧式と静電式という方式の違いはありますが、モバイル端末にタッチディスプレイを搭載してヒットしたのはDSが最初だったはずです。

DSやiPhoneのヒットから分かるように、画面の小さなモバイル端末とタッチディスプレイによる操作との相性は抜群で、今でもスマートウォッチなどへの採用が進んでいます。

Wi-Fiにもいち早く対応


DSは2004年の当事はまだ一般的ではなかった「Wi-Fi」にもいち早く対応していました。

マリオカートはインターネット経由で世界のユーザーと対戦できましたし、ポケモンもオンラインの交換・対戦に対応していました。

このようにモバイル端末におけるWi-Fi利用を一般的にしたのはDSだったのではないでしょうか。

今やカフェやコンビニでも無料Wi-Fiが提供されていて、Wi-Fiは人々の生活に欠かせないものになっています。

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Wiiは元祖ストリーミング端末?


2006年に発売した「Wii」のインターフェースは最近流行りの「メディアストリーミング端末」にそっくりです。

Wiiではネット経由で様々な「チャンネル」という名のアプリを追加できる機能がありました。また、インターネット経由で天気やニュースも見れましたし、出前の機能までありました。

そしてネット動画をストリーミングで見れる「Wiiの間」というチャンネルもありました。これらの機能はどれも今のストリーミング端末で採用されているものです。

テレビに接続して、アプリのインストールやネット動画のストリーミングが行える機能は、Wiiが元祖だったと言えるでしょう。

Wii Fitはフィットネストラッカーの祖?


最近はFitbitやApple Watchなどの「フィットネストラッカー」が流行りつつあります。

このような運動の情報をデジタルで記録して健康管理をするというコンセプトは、Wii Fitが最初だったのではないでしょうか。

実際にFitbitのCEOもWiiから着想を得たという旨の話をしています(参考: lifehacker)。まさにWii Fitはこの分野のパイオニアだったのです。

最後に


DSとWiiが切り開いた先進的な機能たちは、その後登場したスマートフォンやタブレット、ストリーミング端末などによって地位を奪われていきました。

DSとWiiは紛れもなく画期的なデバイスだったのですが、それを更に上回る革新的な製品の登場によって衰退したのです。それでも、DSとWiiの「ゼロからイチを生み出した」という功績は賞賛に値すると思います。

もしもこれらのデバイスがなかったら、今の世界は違っていたかもしれないのです。新しいものを生み出すことは、すでにあるものを進歩させるよりもずっと難しいはずです。

「DSとWiiは未来を先取りした製品だった」と、再評価すべきなのかもしれませんね。

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