テスラの新型、「モデルY」はいつ登場するのか。

テスラといえば、2017年の後半に自社初の普及機となる3万5,000ドルからの「モデル3」の発売を控えていることで話題になっています。このモデル3はすでに予約だけで40万以上を集めるなど注目を浴びているのですが、実はテスラにはさらに新機種となる「モデルY」の登場も控えています。この新型となるモデルYはいつ登場するのでしょうか。

モデルYはいつ登場?

マスク氏の3月24日のツイッターによると、「モデル3はiPhoneのような次期バージョンではない」と投稿、これに他のユーザーが「彼らに”S3XY”のパートの一部だと伝えてくれ」と返答。するとマスク氏は、「モデルYも数年でやってくるよ」と投稿しました。この数年(a few years)がどのくらいの期間を表しているのかは不明ですが、少なくとも登場まではまだ時間がかかることは確かのようです。まずはモデル3の量産体制を整えることを優先するのでしょうか。

モデルYはコンパクトSUV?


モデルYがどのような車種になるのか心待ちにしている人も多いと思いますが、これまでの情報にようると、モデルYは「コンパクトSUV」になるようです。モデルYの存在自体は2015年に初めて明かされています(参考: autoblog)。モデル3がモデルSのコンパクト版のような位置づけなので、それと同様にモデルYはモデルXのコンパクト版になるのでしょうか。もしそうなれば、モデルXのあのファルコンウィングがモデルYにも継承されるのかに注目が集まりそうです。モデルYの登場によって、現状は最安でも895万円するテスラのSUVをより安価で入手できるようになるのは間違いなさそうです。アメリカではファミリー層向けにSUVの人気が高いので、モデルYの登場はよりテスラのセールスを押し上げることになりそうです。

最後に

先日テスラの時価総額がフォードやGMを上回ったというニュースが話題になりました(参考: TechCrunch Japan)。このようにテスラは新しい企業でとても勢いがあります。テスラの2016年の販売台数は8万台程度と自動車メーカーとしてはまだまだ弱小ですが、これから数年〜数十年かけてアメリカを代表する自動車メーカーへと成長していくのでしょう。EV(電気自動車)はまだまだ認知度が低いですが、充電規格のCHAdeMO(チャデモ)がアップデートされるなど、ようやく実用的なレベルまで時代が追いついてきたように思えます。これから2020年代にかけて、EV(電気自動車)が流行語になる時代がやってくるのかもしれませんね。