新しくなった「Flexcil」の使い方!PDFにApple Pencilでメモが取れる

Apple Pencil対応でPDFファイルに書き込んだり、メモを取ることのできるノートアプリはいくつかあります。
そんな中でもシンプルに書くことを追求したアプリとして、以前「Flexcil」というものをご紹介しました。
そんなフレキシルが2.0にバージョンアップによって新しい機能が追加されたのでご紹介します。
PDFとメモの連携が可能に
以前のバージョンでは、「PDF」か「ノート」かのどちらかを選択して書き込むことしかできませんでした。
新しいバージョン(2.0)では、PDFファイルを閲覧しながらノートを並べてメモを取ることが可能になっています。
これによって授業のテキストを開きながらノートを取ることもできるわけです。
また、板書きの作業を効率化するためにPDFからメモにコピーして貼り付けることも可能です。もちろん従来通りPDFに直接書き込むこともできます。
ダウンロードはこちら: Flexcil – PDF注釈、ノートをとる、 学習ノート – Flexcil Inc.
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Flexcil 2.0の使い方
Flexcil2.0ではUIが大幅に変更されています。まず以前「ブック」だったものが「PDFS」に、「ノート」と呼ばれていたものは「スクラップブック」に変更されています。
また、DropboxやiCloudから読み込んだファイルは「Download」というフォルダに入るようになっています。
ファイルの長押しで削除が可能です。削除したものは「TRASH」へ移動します。
▲次はPDFファイルの閲覧画面を見ていきましょう。
まず上部の白いペンボタンは選択/書き込みのモード切り替えを行います。
白のアイコンが選択モードで、アンダーラインやハイライトの追加を行えます。
書き込みモードでは様々な色や太さでPDF内やメモに自由に書き込むことが可能です。
新しいジェスチャーのおさらい
アプリの初回起動時にジェスチャーの紹介がありますが、説明が英語のためよく分かっていない方も多いかもしれません。
そこで新機能であるジェスチャーのおさらいをしておきましょう。
① 2本指で移動
▲PDFファイルやメモを閲覧中は、2本指を動かすことでページ移動が可能です。
② 下線を引いて選択
また、下線による範囲選択は離れていても大丈夫です。
③ 丸で囲んで選択
④左括弧で範囲指定
▲まとめて一気に範囲選択したいときは、左括弧での選択が便利です。
⑤ 選択範囲にアンダーライン、ハイライト、辞書
▲範囲を選択すると、「アンダーライン」、「ハイライト」、「辞書」の3つの機能が表示されます。
⑥ 3本指でメモの出現
▲PDFを閲覧中に3本指で上にスワイプするとメモが出現します。
⑦ メモに文をコピー
▲範囲選択された状態でメモにドラッグすると文がコピーされます。
⑧ 四角で囲んでキャプチャー
▲画像などをメモに貼り付けたいときは、四角く囲んでキャプチャーします。
あとはそのままメモにドラッグするすること貼り付けが可能です。また貼り付けた画像は長押しすることで拡大・縮小が可能です。
ノートの共有はプロバージョンが必要?
作成したノートを友人や仕事に仲間に共有したいときは、少し注意が必要です。
ノート(スクラップブック)を長押しすると、「電子メール送信先」と「次で開く」のアクションが表示されますが、これらの機能を使おうとすると「AVAILABLE_PRO_VERSION」と表示されて使えません。
この機能はバージョンアップで提供されるのか、それとも有料のプロバージョンが追加されるのかは不明です。
いずれにせよ現状はノートの共有ができません(17年5月現在)。
▼「Apple Pencil 第1世代」はこちら
最後に
「Flexcil」のアプリは、学校の教育をより楽しいものにするために開発されているそうです。
そのため手が疲れるだけの板書きの作業などは、コピーで効率化できる機能が追加されました。
また、従来通り無料で利用できる点も魅力です。今後もアップデートでより便利な機能が追加されていくかもしれませんね。
ダウンロードはこちら: Flexcil – PDF注釈、ノートをとる、 学習ノート – Flexcil Inc.