Apple Watchは音楽プレーヤーになる?iPod nano販売終了から考察

2017年7月28日、一つの時代をつくってきたアップルの名音楽プレーヤーである「iPod nano」がアップルのウェブサイトからひっそりと姿を消しました。これで事実上2005年より続いてきたiPod nanoの販売は終了したことになります。
ここで疑問になるのが、「音楽を聞くためにはiPhoneが必要なの?」ということです。iPhoneは最小の「SE」でも4インチなので、iPod nanoに比べるとはるかに大きいです。これではまるで、音楽プレーヤーとして退化しているとも言えます。
そこで考えられるのが、Apple Watchの音楽プレーヤーとしての進化です。Apple Watchを使えば、とても小さいばかりか腕に装着できる音楽プレーヤーとして「nano」を超える名機になる予感があります。
今回は「Apple Watchは音楽プレーヤーになるのか」ということを考えていきましょう。
Apple Watchと音楽の現状
まずは、「Apple Watchと音楽の現状」について見ていきましょう。
現在販売されている最新の「Apple Watch Series 2」では音楽の再生は、iPhoneからApple Watchへ「同期されたプレイリストやアルバム」のみApple Watchから再生可能となっています。そのため、Apple Watch単体でApple Musicを再生するといったことはできません。
そもそもApple Watchのストレージは8GBで、音楽は2GBまでしか同期できないという制限があります。そのため、現在のところ、Apple Watchを音楽プレーヤーとして使うというのは、あまり向いているとは言えないのです。
アップル側も、Apple Watchへ音楽を転送するよりも、Bluetooth接続された「iPhoneのリモコン」としてApple Watchを使うことを推奨している節があります。このように、今はまだアップルもApple Watchを音楽プレーヤーとして使う路線に対して、本気になっていないと言えるかもしれません。
追記17.9.20: Apple Watch Series 3よりセルラー通信に対応し、音楽ストリーミングに対応しました。
Apple Watchが理想の音楽プレーヤーになるためには?
では、Apple Watchが理想の音楽プレーヤーになるためには何が必要なのでしょうか。まずはApple Watch本体がセルラー通信に対応し、Apple Watchから直接Apple Musicへアクセスできるようになることが必要です。
そうなれば、Apple Watchはいつでもどこからでも音楽ストリーミングを楽しめる、究極の音楽プレーヤーになるでしょう。後は本体のストレージも今より増やして、せめてiPod nanoと同じ16GBを搭載してもらいたいところです。そうすることで、オフラインでも音楽を楽しめるプレーヤーとなります。
さらに、AirPodsと組み合わせることで、Apple Watchの音楽体験は格段に向上するでしょう。ウェアラブルとワイヤレスの組み合わせこそ、次世代の音楽プレーヤーとしてふさわしいものなのかもしれませんね。
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最後に
今回は、「Apple Watchは音楽プレーヤーになるのか」ということについてご紹介しました。
現在のところ、Apple Musicを聞くための方法は、1. iPhone/Androidで聞く、2. iPadで聞く、3. Mac/PCで聞く、4. HomePodで聞く(予定)の4通りです。ここに「Apple Watchで聞く」という選択肢が加わると理想的ですね。
かつてiPodは、「1,000曲をポケットに」というキャッチフレーズでデビューしましたが、Apple WatchがApple Musicに対応すれば、「4,000万曲をあなたの腕に」が実現することになります。
いつでもどこでも、あなたが音楽を聞きたいと思ったその瞬間に、Apple Watchから音楽を再生することができるようになるのです。このように、Apple Watchが音楽プレーヤーとして進化することは、私たちに次世代の音楽体験を提供してくれる、素晴らしいものになるのかもしれませんね。