Apple TVでホームシアターを始めよう!4K HDR 10bit対応の環境に?

第5世代Apple TVは、「4K HDR 10bitドルビービジョン」に対応すると噂されています。※実際にApple TV 4Kが発売されました。

それに合わせて、iTunesの映画配信も4K HDR 10bitドルビービジョンに対応するようです(参考: 「第5世代Apple TV」は4K HDR 10bitドルビービジョン対応の究極マシーンに?)。

このように、次世代のApple TVは本格的なホームシアター機器として進化するようです。そこで今回は、「Apple TVでホームシアターを始める方法」についてご紹介します。

Apple TVを使って、4K HDR 10bitドルビービジョンの贅沢視聴環境を整えましょう。

Apple TVでホームシアターを始めるためには

Apple TVをホームシアターにするには、まずは「ホームシアター スピーカー」を購入しましょう。

ホームシアター スピーカーは、5.1chなどのサラウンド音声の出力に対応したスピーカーのことです。

少し前までは個々のスピーカーが独立したものが多かったのですが、最近は複数のスピーカーとアンプが一体化した、ヤマハやボーズなどの「サウンドバー」のタイプが流行りのようです。

ホームシアタースピーカーを入手したら、あとはApple TVとテレビの間を、HDMIケーブルで挟むだけです。

ここで注意しないといけないのが、Apple TVは第4世代から光デジタルオーディオケーブルが廃止されたため、必ずHDMI対応のホームシアタースピーカー(アンプ)を選択する必要があります

とは言っても、ここ2、3年で発売されたホームシアターはHDMI対応が標準なので、それほど心配する必要はないかもしれません。価格は2万円程度から購入できるので、一昔前に比べるととても手を出しやすくなったと思います。

4K伝送に対応したものを選んだ方がベター?

ホームシアタースピーカーには、「4K伝送」に対応しているものと、そうでないものがあります。

今お使いのテレビが4K対応でなければ、4K伝送は必要ないと思いがちですが、テレビが4Kか否かに関わらずに、4K伝送に対応したホームシアタースピーカーを選んでおいた方がベターです

なぜなら、後から故障するなりしてテレビを4Kに買い替えたときに、ホームシアタースピーカーも買い換えなければならなくなるためです。

また、現在販売されている第4世代Apple TVも1080p(フルHD)までしか対応していませんが、第5世代で4K対応することはほぼ確定なので、将来を見越して「4K伝送」に対応したホームシアタースピーカーを選んでおきましょう。

4K伝送対応と非対応モデルの価格差はそれほど大きくなことからも、ぜひ4K伝送対応モデルを選んでおきたいところです。

Blu-rayプレーヤーから、Apple TVへ乗り換えよう!

すでに、Blu-rayプレーヤーを使ってホームシアターを楽しんでいる人も多いと思います。

しかしながら、Blu-rayプレーヤーは1080pのフルHDまでしか対応しておらず、4Kの映画を楽しむことはできません。そこでBlu-rayから4Kに対応している「Ultra HD Blu-ray」に乗り換えを検討している人もいるかもしれませんが、ここは、Blu-rayからApple TVへ乗り換えることをオススメします

Apple TVは9月に登場が噂されている第5世代モデルから、Ultra HD Blu-rayと同じ「4K HDR 10bitドルビービジョン」に対応するとされています。

そのため、Apple TVをホームシアターにすれば、Ultra HD Blu-rayと同じ環境を作り上げることができるのです。さらに、Apple TVのiTunesで対応予定の4K映画は光ディスクではなく、インターネットを用いる「ストリーミング」です。

そのため、ちまちまディスクをセットする手間もなくなりますし、ネット接続さえあれば買いたいときに瞬時に買って、すぐ見れます。

そして何より、Apple TVはUltra HD Blu-rayのプレーヤーよりも安価ですし、配信されているコンテンツも、Ultra HD Blu-rayの光ディスクを買うより、配信版を買った方が安価という、価格面でもメリットがあるのです。

▼「Apple TV 4K」はこちら

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Apple(アップル)

最後に

今回は、「Apple TVでホームシアターを始める方法」についてご紹介しました。

2012年頃に登場した「4K」は、当時は値段がとても高くてなかなか手を出せませんでしたし、4K対応しているコンテンツも少なかったです。

しかしながら、最近はDMMやドンキから格安4Kディスプレイが登場したり、YouTubeやネットフリックスでも4K対応コンテンツが増えてきています。そして、第5世代Apple TVが4Kに対応すれば、最新映画を4Kで楽しめるようになるのです。

まさに以前から4Kに興味があった方にとって、今が絶好の買い時なのかもしれません。

さあ、あなたもApple TV 4Kで、ホームシアターを始めてみませんか?