Apple Watch Series3とSeries 2の違いをまとめてみた!

米時間9月12日に、新型のApple Watchとなる「Apple Watch Series 3」が発表されました。

Apple Watch Series 3は、シリーズ初となる単独での「セルラー通信」に対応し、iPhoneと接続されていない場所でも、音楽ストリーミングや電話、メッセージの送受信、Siri、通知、マップの利用などが可能になりました。これによって、Apple Watchの活用シーンがより拡大することに期待されています。

では、この新しいApple Watch Seiris 3は、前世代モデルである「Series 2」とどこが変わったのか、今回はその「違い」を見ていきましょう。

Apple Watch Series 3とSeries 2の違いは?

では、新しく登場した「Apple Watch Seiries 3」と、前の世代である「Series 2」との違いを見ていきましょう。

今回のSeries 3で最も大きく変わった点は、「セルラー(LTE)対応」のモデルが追加されたことです。セルラー通信を用いることでApple Watchの単独通信が可能になりましたが、iPhoneと同一の電話番号を用いる仕様とのことで、従来通りあらかじめiPhoneとペアリングしておかないと使えないようです。

それ以外の部分を見ると、プロセッサがS2デュアルコアから「S3デュアルコア」になり、処理能力が70%向上したようです(参考: Apple Special Event. September 12, 2017.)。そして、新たにワイヤレス通信を管理する「W2チップ」が搭載されたことで、Wi-Fi通信が75%高速に、BluetoothとWi-Fiがそれぞれ50%効率的に動作するようです。

また、セルラー対応モデルは「ストレージ容量が16GB」に増加しています(GPSモデルは8GB)。そして、これまではテキストで答えることしかできなかった「Siriが喋る」ようになっています(話せるSiri)。他には、セルラー対応モデルは裏蓋がセラミック仕様になっているそうです。

このように、Apple Watch Seiries 3は、セルラー対応以外の面でも着実な進歩を遂げているようです。

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Apple(アップル)

最後に

今回は、「Apple Watch Series 3とSeries 2の違い」についてご紹介しました。

このように、セルラー対応に加え内部スペックも進歩している「Apple Watch Series 3」ですが、そのデザインは初代(Series 0)のものを踏襲しており、3世代連続でデザインの刷新が行われていません

アップルは製品はこれまでも、デザインを大幅に変更し、薄さと軽さを実現しながら新しい機能(カメラの強化やApple Pay、Touch ID、Face IDなど)を追加することで成長してきました。そのため、おそらくApple Watchも次の世代のモデルあたりで大幅な変更(フルモデルチェンジ)を行ってくる可能性があります。

Apple Watch Series 4はより薄く、軽くなるだけではなく、新たに血糖値測定機能の搭載や、バンド部分に通信機能を内蔵するなんてこともあるかもしれません。

iPhoneが「iPhone X」によってスマホの限界に到達してしまった感があるので、次はより伸び代のあるApple Watchの進化に期待されますね。

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