「iTunes映画」の4つのメリット!これぞ進化し続ける次世代のDVD?

今回は、「iTunes映画の4つのメリット」についてご紹介します。

昨今はNetflixやAmazon Prime Video、Huluなどの定額動画配信サービスが流行になりつつあるなど、これまでとは動画メディアのあり方が大きく変わっています。

そんな中、アップルの提供するiTunes Storeではレンタル・購入による映画の配信が行われていますが(見放題ではない)、最近は4K HDRに対応するなど、さらに進化を続けています。

今回はそんなiTunes映画が、「DVD」、「Blu-ray」、「Ultra HD Blu-ray」といった旧来の光ディスクや、競合する「Amazonビデオ」、「Google Play」などの配信サービスと比べてどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

iTunes映画の4つメリット

1. 一度買ったら買い換えなくて良い

1つ目のiTunes映画のメリットは、「一度買ったら買い換えなくて良い」です。

映画をコレクションしている人にはあるあるだと思いますが、VHS、レーザーディスク、DVD、Blu-ray、Ultra HD Blu-rayと、これまでメディアが変わるたびに、何度も同じ映画を買い換えてきた経験があると思います。

iTunes映画は、一度買ってしまえば随時最新のフォーマットにアップデートされます。過去にHD版を買った映画も、何もしなくても対応次第、4K、4K HDR、4K Dolby Visionにアップデートされるのです。

もしかすると、10年後に8K映画がリリースされるようになったとしても、購入済みのiTunes映画は8Kにアップグレードしてくれるかもしれません。

現在のところ、アマゾンビデオやグーグルプレイなどの他社サービスは、このような4Kアップデートには対応していません

このように、iTunesの映画は一度買ってしまえばもう買い換えなくてもいいのがメリットの1つです。

2. iPhone、iPad、Apple TV、Macで見られる

2つ目のiTunes映画のメリットは、「iPhone、iPad、Apple TV、Macで見られる」です。

iTunes映画は、一度購入してしまえば、iPhone、iPad、Apple TVなど、あらゆるアップル製品で見ることができます。

そのため、自宅でじっくり楽しみたいときはApple TV、電車など楽しみたいときはiPhone、旅先で楽しみたいときはiPadでといった、シチュエーションに応じた使い分けも可能になります。

DVDやブルーレイは家庭での再生を想定して作られているので、スマホやタブレットで見るのは少々面倒です。

このように、iTunes映画は簡単にiPhone、iPad、Apple TVなどのマルチデバイスで再生できるのがメリットです。

3. 字幕と吹替の一本化が進んでいる

3つ目のiTunes映画のメリットは、「字幕と吹替の一本化が進んでいる」です。

これは、DVDでは当たり前のことなのですが、ことネット配信の映画販売は、たいてい「字幕版」と「吹替版」が別々で売られています

実際に、「アマゾンビデオ」も、「グーグルプレイ」も、字幕と吹替は別売りです。

現在のところ、買い切り型の映画配信サービスで、字幕と吹替が1本化されているのは、iTunes映画のみとなっています。

さらに、iTunes映画には、「iTunes Extras」という特典映像が追加されたものあります。このような、特典映像をネット配信で楽しめるサービスもまた、iTunes映画のみとなっています。

4. セール品はDVD・ブルーレイよりも安い

4つ目のiTunes映画のメリットは、「セール品はDVD・ブルーレイよりも安い」です。

iTunes映画の販売価格は¥1,500〜¥2,500と割高ですが、うまく使えばDVDやブルーレイよりも安く映画をゲットすることができます。

定期的に特定の作品がセール販売されているので、中には¥500〜¥900程度という、格安で購入できる場合があります。

iTunes映画は一度購入しさえすれば、あとは自動的に最新のフォーマットにアップデートされます。

iTunes映画を購入する際は、セール時期を狙って、安く手に入れましょう。

▼「Apple TV 4K」はこちら

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最後に

今回は、「iTunes映画の4つのメリット」についてご紹介しました。

もちろん、iTunes映画はUltra HD Blu-rayと比べると、まだまだ4K HDR対応作品が少ないですし、画質・音質面でもビットレートで劣っていると思います。

また、そもそもスタジオジブリ作品エヴァンゲリオンといった人気作はまだiTunes映画では配信されていないというデメリットもあります。

それでも、昨今のテクノロジーの進化具合を見ていると、10年後も光ディスクが使われている可能性はとても低いと思われます。今後、あらゆる動画メディアは、すべてインターネットを経由して再生するように変わっていくのでしょう。

ネットフリックスやプライムビデオなどの定額ストリーミングも、もちろん素晴らしいですが、やはりお気に入りの作品は、権利を購入して自分のものにしておきたいところですね。

皆さんも、iTunes映画を利用してみてはいかがでしょうか。