スイッチがアメリカでも大ヒット中!これが理想のゲーム機の姿なのか

日本で大ヒット中の「スイッチ」こと、任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」が、アメリカでも好調なセールスを続けているようです。

アメリカのビデオゲームのハードウェア販売台数において、スイッチは3ヶ月連続で首位となり、アメリカの月間ゲームハードウェア販売台数の3分の2を占めるほどヒットしているそうです(参考: 任天堂、アメリカの月間ゲーム機販売の3分の2――Switch大ヒット中)。

まさにアメリカの子どもたちは今スイッチに夢中で、クリスマスにはさらに爆売れすることが予想されています。

一体なぜスイッチは全米でも大ヒットしているのでしょうか。これがゲーム機の理想の姿なのでしょうか。

iPadを卒業したらスイッチへ?

アメリカの子どもたちにとってゲーム機といえば、「iPad」が主流です。iPadでは無料の三流ゲームが遊び放題なので、親御さんもおさがりのiPadを子どもにあげれば、経済コストもかからずに済んで良いというわけです。しかも無料ゲームだけでなく「マインクラフト」などの良質なゲームも安価で配信されていることからも、子どもたちはiPadに夢中のようです。

ところが、もちろんiPadではスプラトゥーンやマリオのような深みのあるアクションゲームは遊ぶことができません。そもそもiPadはタッチUIを想定して作られているので、アクションゲームなどは苦手なのです。

そこで、iPadのクソゲーでは満足できなくなった子どもたちは、続々とスイッチに向かっているのではないでしょうか。スイッチはタブレットのような形状とタッチUIなので、iPadの上位互換機としてすんなり受け入れられているのかもしれません。

しかも、見た目はiPadっぽいのに、ちゃんと専用のゲームコントローラーが付いていて、ゼルダ、スプラトゥーン、マリオのような一流のゲームも揃っているのです。子どもたちにとってスイッチは、「クールなiPad」という位置付けなのかもしれませんね。

スイッチは理想のゲーム機の姿?

スマホやタブレットの普及により、一時期は「コンシューマゲーム機は死んだ」という話もよく聞きました。ところが、スイッチの快進撃ぶりを見ると、ユーザーはコンシューマゲーム機に回帰しつつあると言えるかもしれまえん。

スイッチは、スマホやタブレットのような慣れ親しんだ形状タッチUIに加えて、従来の家庭用ゲーム機のように、テレビに接続して大画面で遊ぶこともできます。スイッチ発売前は、この「家庭用」でも「携帯用」でもない、どっちつかずの中途半端さのせいで売れないだろうという見方が強かったものの、いざ蓋を開けて見ると想定外の大ヒットを記録しています。

これはやはり、スイッチが理想のゲーム機の姿となっているからなのでしょうか。任天堂のゲームを一番遊ぶのは子どもで、子どもは自分のテレビを持っていないので、携帯型にするのは正解だっと思います。また、家族や友達とワイワイ遊びたいときのために、テレビに接続してプレイすることもできるというのは理にかなっていますね。

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最後に

今回は、「スイッチが全米で大ヒットしていることと、理想のゲーム機の姿」についてご紹介しました。

スイッチのライバルである「プレイステーション4」や「Xbox One」、「PCゲーム」などは、大人のコアなゲームユーザーが中心です。そのため、より高い処理能力(グラフィック)を優先するために、家庭のテレビやPCで遊ぶことを前提した作りになっています。

一方でスイッチは、子どもやカジュアルにゲームを遊びたいライトユーザー向きに利便性を優先した作りになっています。まさにスイッチは、「iPadのゲームじゃ物足りないけど、プレステやPCはハードルが高い」というユーザーをうまく掴んだのではないでしょうか。

もちろん、今は好調ですが、今後スイッチにサードパーティの良質なゲームが揃わないと、Wiiの二の舞になりかねません。スイッチが正念場なのはこれからかもしれませんね。