日本語版のアレクサスキルに対応続々!エコーブームはやってくるのか

ついに日本でも2017年11月15日に発売が決まった「アマゾンエコー」ですが、早くも多くの企業が「アレクサスキル」への対応を進めているようです。

アレクサスキルはスマホで言うところのアプリのようなもので、サードパーティー各社が作成して配布し、ユーザーは後から自由に追加することができます

すでに256種類のアレクサスキルが日本語版のアレクサに対応済みで、その数はアマゾンエコー発売後も続々と増えていくことが予想されます(参考: Alexaの機能を拡張する265スキル。牛丼の注文からAbemaTV、初音ミクと会話まで)。

アレクサは企業にとってもチャンス?

すでにアマゾンエコー発売前の時点で、日本語版アレクサには大変注目を集めているようです。

すでに家のエアコンやテレビをコントロールできるスマートリモンコンを手がける3社がアレクサに対応を決めていますし、ネットニュースは14社対応、飲食店もすき家やスシローが対応、さらにお掃除ロボットのルンバも対応という、ジャンルを問わずに様々な企業がアレクサへの対応を進めています。

ここまで企業が積極に対応を進めているのは、アレクサに対応することでより自社のサービスを利用してもらえるとうチャンスになることも関係しています。

スマホが登場した時に、いち早くアプリ対応した企業は恩恵を受けることができました。今回のアマゾンエコー上陸も、いち早くアレクサに対応することで、他社に遅れを取らないようにという思いがあるのでしょうか。

また、アレクサのスキルは開発が容易なため、参入しやすいことも追い風になっているようです。

日本にアレクサブームはやってくるのか

このように、日本語版アレクサには発売前から多くのスキルが対応するという、アマゾンエコーにとってはとても良いスタートを切ることができそうです。

すでに2014年から発売されているアメリカでは、「アレクサ」を搭載したアマゾンエコーなどのデバイスは爆発的にヒットし、今や一家に一台になろうかという勢いで普及しているようです。

アメリカよりも音声コントロールを恥ずかしいと感じる日本では、AIスマートスピーカーの普及は難しいと考えられてきましたが、若い年齢層の間では認知度は約半数で、およそ3割の人は興味を示しているようです(参考: スマートスピーカー認知度はGoogle、Amazon、LINEの順、若年層が関心)。

そのため、日本でもアレクサブームがやってくる可能性は十分にあります。なにより最安価のエコードットは¥5,980という安価で手に入るので、「試しに買ってみるか」と新しい物好きの人が選んでくれる可能性が高いです。

あとは日本語版アレクサが生活に便利なものであれば、自然に口コミで評判が広がっていくでしょう。

あとは実際のアマゾンエコーの性能次第と言えそうです。

▼「Amazon Echo」はこちら

最後に

今回は、「日本語版アレクサスキルに対応続々と、日本でもブームになるか」についてご紹介しました。

日本は家電メーカーの多い、家電大国なので、これからたくさんのアレクサ対応が家電が登場してくると思います。

すでに電球やテレビ、エアコンのコントロール、鍵の開閉などは対応機器を使えばアレクサでコントロールできます。

次は、カーテンの開け閉めや、ポットのお湯を沸かすことや、コーヒーを淹れること、お風呂を沸かすことといった、家庭における様々なことがアレクサで可能になっていくのかもしれませんね。

これからアレクサが日本でどのくらい普及するのか、とても楽しみですね。