アマゾンエコーとアレクサが遂に日本上陸!普及するのか?

アマゾンの手がけるAIスマートスピーカー、「エコー (Echo)」と、人工知能「アレクサ (Alexa)」が、ついに2017年11月8日に日本で発表されると言われています(参考: [速報] AIスピーカー「Amazon Echo」が11月8日上陸確定、巻き返しなるか?)。

発表日自体はまだ未定ですが、おそらく早ければ発表日の1〜2週間後には購入可能になると思われます。

アマゾンエコーは、すでに2016年末のアマゾンの年末商戦の記録を塗り替えるなど、全米をはじめ世界中で大旋風を巻き起こしているそうです。

そんな待望のアマゾンエコーとアレクサですが、果たして日本でも普及するのでしょうか。

追記: 2017年11月8日にアマゾンエコーが正式に発表されました(参考: スマートスピーカ「Amazon Echo」が日本上陸–11月13日週に招待制で)。

アマゾンエコーとアレクサは日本で普及するのか

まずは、アマゾンエコーのアレクサが、アメリカでどのような使い方をされているか整理しておきましょう。主に以下の通りです。

  • 音楽の再生
  • 調べ物や単位の計算
  • ライトのオンオフ
  • スマートコンセントの操作
  • スマートドアロックの開閉
  • アラームシステム(警報装置)の制御
  • 空調の整備
  • ガレージの開閉
  • テレビのオンオフ
  • 家電の操作
  • 車での利用
  • ウーバーの呼び出し
  • スタバの注文

こうやって見てみると、音楽の再生とライトやテレビのオンオフ以外の機能は、ほとんど日本人には需要がないかもしれません。

日本人の家庭に警報装置やガレージがある人は少数だと思いますし、Nestなどの空調システムは日本の住宅には対応していませんし、もっぱらウーバーは上陸すらしていません。

そのため、「アレクサが日本に上陸した!」と言っても、実際に日常的に使われるのは音楽の再生ライト(対応した電球が必要)やテレビのオンオフくらいに留まるかもしれないのです。

しかしながら、アレクサは「カスタムスキル」によって、後から機能を追加することができます

そのため、日本人に合った、特有のカスタムスキルが今後生まれてくる可能性はあります。また、家電メーカーなども積極的にアレクサ対応の家電の製造と販売に力を入れていくるかもしれません。

日本はアメリカとは文化の異なる国なので、アメリカと同様の使われ方はされないと思います。しかし、日本人はオリジナルの使い方を考えるのはうまいので、「そんな使い方があったのか」と思えるようなガラパゴスなスキルが登場するかもしれませんね。

最後に

今回は、「アマゾンエコーとアレクサは日本で普及するのか」についてご紹介しました。

実際にアレクサが日本でも流行るかどうかは、分からないというのが現状です。

日本でのアマゾンエコー発売後に、結局音楽とライトのオンオフしか使い道がなければ、アマゾンエコーはすぐに廃れてしまうと思います。

しかしながら、アレクサ対応の家電がバンバン登場したり、思いもよらなかった便利な使い方を実現できるカスタムスキルが登場することで、アレクサが日本でも定着する可能性は十分にあります。

まずは、アマゾンエコーの日本での発売が楽しみですね。