「Silk Browser」がFire TV (Stick)に対応!テレビでウェブが見られるように

コスパの良いメディアストリーミング端末として人気な、アマゾンの「Fire TVシリーズ」ですが、米時間の2017年11月29日に、純正のブラウザとなる「Silk Browser (シルク・ブラウザ)」に対応したようです(参考: Amazon adds its Silk web browser to Fire TV)。

シルク・ブラウザは、もともとアマゾンのタブレットである「Fireシリーズ」向けにリリースされていたもので、今回始めてFire TVにも対応しました。

これによって、Fire TVシリーズ(Fire TV、Fire TV Stick、Fire TV Edition)を使っているユーザーは、テレビでウェブブラウジングを楽しむことができるようになるわけです。

残念ながら、17年11月30日現在のところ日本版Fire TVシリーズには対応していないようです。

※追記17.12.22: 日本のアマゾンFire TVも対応しました。ダウンロードはこちら: Silk Browser

Silk BrowserがFire TVに対応

「Silk Browser (シルク・ブラウザ)」は、現在のところ、日本のFire TVシリーズでは利用することができませんが、海外で利用できたユーザーがいち早く使用動画を掲載しています。

動画によると、Fire TV版のシルク・ブラウザは、タブレット版と同じようにウェブページを表示し、利用することができるようです。

ページの移動や選択は、リモコンの上下左右ボタンでマウスカーソルを動かすことで行えます。

検索ボックスに入力する際は、リモコンの音声入力を使って文字入力をすることもでき、快適に利用できているように見えます。

また、動画では検索エンジンが「Bing」になっていますが、これもデフォルトを「Google」などに変更することができるようです。

Fire TVシリーズがシルク・ブラウザに対応したことにより、ウェブに掲載されている動画などもテレビで見ることができるようになります。

最後に

今回は、「Silk BrowserがFire TVシリーズに対応」についてご紹介しました。

Fire TVシリーズがシルク・ブラウザに対応したことで、今後はFire TVの活用法も広がるかもしれません。

ニュースサイトなどに掲載されているウェブ動画は、従来であればスマホやタブレットからキャストAirPlayをしないとテレビで見ることができませんでしたが、これからFire TVから直接見ることができるようになるわけです。

これまでは、メディアストリーミング端末やスマートテレビにはブラウザは不要という風潮がありましたが、この流れを受けて、ライバルであるApple TVにもSafariが搭載されたり、Android TVにChromeが標準搭載されるようになるといいですね。