2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービス8つを大予想!

2017年も残すところわずかとなりました。今年の日本は、ニンテンドースイッチや、インスタグラムミニオンパークビットコインスターウォーズ最後のジェダイなどが話題を呼びヒットしました。

では、来年はどんなものがヒットするのか気になるところです。そこで今回は、「2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービス8つ」を大予想してみようと思います。

あくまでも予想になるので、楽しむつもりでご覧ください。それでは参りましょう。

1. ネットフリックス / Amazonプライム・ビデオ

1つ目の2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービスは、「ネットフリックスとAmazonプライム・ビデオ」です。

ネットフリックスとAmazonプライム・ビデオは、どちらも定額見放題のビデオストリーミングサービスで、2015年より日本でサービスを開始しました。

ネットフリックスはすでに世界1億人以上(参考: 「世界1億人」突破のNetflix、創業者の資産額は2400億円以上に)、Amazonプライム・ビデオも9,000万人近く(参考: プライム・ビデオ、Apple TVアプリで史上最高の初週ダウンロード数に)が利用する超人気サービスですが、日本における利用者数はまだまだ少ないようです。

2017年現在の日本における、定額ビデオストリーミングの利用者数は1,190万人と言われていて(参考: 定額制動画配信の’17年利用者は1,190万人。Amazon最多、2位Hulu。ICT総研調査)、年々増加傾向にあるようです。

最近はネットフリックスの「ストレンジャーシングス」のような質の高い人気コンテンツも増えてきているので、2018年には日本でもネットフリックスやAmazonプライム・ビデオがさらなるブームになるかもしれませんね。

2. アマゾンエコー / グーグルホーム

2つ目の2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービスは、「アマゾンエコー とグーグルホーム」です。

2017年は日本におけるスマートスピーカー元年で、世界で人気のアマゾンエコーとグーグルホームがついに発売されました。

現在のところ、日本ではグーグルホームがリードしている印象ですが、アマゾンも2018年から本格的にエコーの販売に力を入れていくことが予想されます。

アメリカで2017年に発売されて人気を得ている「エコーショー」や「エコースポット」といった、ディスプレイ付きのモデルも日本で発売されるかもしれません。

アマゾンエコーシリーズは、2017年だけで世界で2,200万台売れたとされていて(参考:アマゾンエコー、2017年は「2200万台」販売予測  昨年から倍増に)、次は日本でもエコーフィーバーがやってくることに期待されています。

2018年はアマゾンエコーとグーグルホームがさらにヒットする年になるかもしれませんね。

3. スポティファイ / Apple Music

2つ目の2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービスは、「スポティファイとApple Music」です。

スポティファイは2016年に、Apple Musicは2015年に日本でサービスを開始した、定額聞き放題の音楽ストリーミングサービスです。

すでにスポティファイの有料ユーザー数は世界で6,000万人以上、Apple Musicは2,700万人以上と言われています(参考: 「Spotify」有料会員数が6000万人突破、「Apple Music」の2倍以上に)。

日本における音楽ストリーミングはまだまだ一般的ではありませんが、iTunes Storeの終了も噂されているので、そろそろ日本でも主流になってもいい頃だと思います。

これまで日本における音楽ストリーミングは、邦楽のラインナップが少ないことが欠点でしたが、最近は宇多田ヒカルや福山雅治などの有名アーティストも参入して、着実に邦楽も充実してきています。

2018年は日本においてもスポティファイやApple Musicがブームになることに期待です。

4. Apple Watch Series 4

4つ目の2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービスは、「Apple Watch Series 4」です。

Apple Watchはこれまでも着実な進化を遂げていて、Series 2ではGPSApple Pay、Series 3ではセルラー機能が搭載されています。

そして、次のSeries 4では心電図計や、血糖値測定の機能が新たに追加される噂が出ています。医療機器としての需要が高まりそうです(参考: 将来のApple Watchは心電図取得機能を内蔵か。心疾患や脳卒中の兆候を検出可能に?)。

Apple Watchの発売当初は、動作の遅さやバッテリー持続時間の短さが問題視されていましたが、これもすでに解消されており、次のSeries 4では、日本でApple Watchブームが起こることに期待されます。

5. エアビーアンドビー

5つ目の2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービスは、「エアビーアンドビー (Airbnb)」です。

2018年6月より、ついに日本における民泊が解禁になります(参考: 民泊の解禁日が決定、2018年6月15日に施行、自治体が定める条例の規定基準も定まる)。それに伴って、民泊サービスのエアビーアンドビーの利用拡大にも期待されるのです。

エアービーアンドビーの登録物件数は、世界で400万件を超え、毎晩200万人が利用していると言われています(参考: Airbnb登録物件数が400万件へ 世界最大の”ホテル”企業に)。

民泊と言えども、実際は使っていない別荘を貸し出すのがメインなので、利用者は格安で別荘に宿泊でき、凄い勢いで人気を博しているようです。

日本では訪日外国人の数が年々増加しており、ホテル不足が社会問題となっていますが、2018年の民泊解禁によって、日本においてエアビーアンドビーの利用者が劇的に増加することが予想されます。

2018年は空前の”エアビー”ブームが巻き起こるかもしれませんね。

6. スマートグラス

6つ目の2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービスは、「スマートグラス」です。

かねてから、アップルは自社製のスマートグラスを開発していると噂されています。

そのスマートグラスが2018年に発表されるかどうかは定かではありませんが、もしも発表されれば話題になることは間違いなさそうです。

アップルはiOS 11よりARKitを公開し、AR機能に力を入れています。このARは、iPhoneやiPadのためのものではなく、本当はスマートグラスでの活用を想定しているとも言われています。

2018年にアップルのスマートグラスが発表されるのかどうか、とても楽しみですね。

7. シェアリングエコノミー

7つ目の2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービスは、「シェアリングエコノミー」です。

シェアリングエコノミーとは、ユーザー同士でモノやサービスを売買するサービスのことで、近年世界中で拡大しています。

世界1億ダウンロードを突破した日本発のフリマアプリ、メルカリが上場を控えているなど、日本でもシェアリングエコノミーの波が確実に押し寄せています。

すでにアメリカでは有名どころのウーバー、エアビーアンドビー以外にも、シェアリングエコノミーのサービスは数多く登場しており、新たな産業革命が始まろうとしています。

2018年は日本にもシェアリングエコノミーブームが訪れるかもしれません。

8. 無人サービス

7つ目の2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービスは、「無人サービス」です。

近年、日本における人手不足問題を解消すべく、ロボットAIを積極的に導入する企業が増えています。

コンビニでも無人レジの店舗が登場していますし(参考: Amazon GOよりも早く実用化へ、国内で無人レジのAIコンビニ)、GUでも無人レジの導入が拡大しています(参考: ジーユー「超ハイテク店舗」はこんなにスゴい)。

また、回転寿司店などで実験的にペッパーに座席案内をさせる店舗も出てきており、今後このような無人サービスはますます拡大していきそうです。

今はまだ企業側も客側もロボットやAIに慣れていないので、人間に対応してもらった方が良いと感じるかもしれませんが、今後無人サービスが拡大することでこの傾向も変わっていくのではないでしょうか。

最期に

今回は、「2018年に日本でヒットしそうなモノ・サービス8つを大予想」についてご紹介しました。

ビデオ・音楽のストリーミングサービスやApple Watchは以前から存在していたので、新規性という意味で注目すると、スマートスピーカーエアビーアンドビーが日本でも流行るのかどうかが2018年は特に重要になりそうです。

スマートスピーカーはグーグルも宣伝に力を入れていますが、日本人特有の音声コントロールが恥ずかしいという問題を今後克服できるのかが結果を左右しそうです。

また、エアービーアンドビーも、訪日観光客が日本の文化やしきたりを理解できずに部屋を荒らすなどの迷惑行為をしないか、という懸念もあります。

ともあれ、新しいものが流行ることとトラブルが起きることはいつもセットなので、リスクを踏まえた上で受け入れていくことが大切ですね。