iMessageがAndroidで使える?「weMessage」がすごい

「iMessage (アイメッセージ)」と言えば、アップルが提供する無料のメッセージサービスです。
iMessageは、iPhone、iPad、Macを利用しているユーザー同士であれば、プリインストール(追加設定不要)で、Apple IDに紐付けされている電話番号・メールアドレスを使って、テキストメッセージや画像・動画の送受信ができます。
そんな便利なiMessageですが、当然Android端末を利用しているユーザーとは、メッセージの送受信を行うことができません(有料のSMSに切り替わる)。
そんな問題を解決すべく登場したのが、「weMessage (ウィーメッセージ」というAndroidアプリです。
このweMessageを使えば、なんとAndroid端末でiMessageの利用が可能になるようです。
weMessageを使えば、AndroidでiMessageが使える?
「weMessage (ウィーメッセージ)」とは、16歳のデベロッパー、ローマン・スコットさんが開発したAndroidアプリです。
このweMessageを使うことで、AndroidスマホでもiMessageが利用できるようになるとされています(参考: Teenage developer finally brings iMessage to Android)。
ただし、weMessageでiMessageを利用するためには、Macが必要になります。
weMessageの仕組みは、Macにインストールしたサーバーアプリを経由して、MacのiMessage機能を、Androidスマホでも利用できるようにするものです。
そのため、厳密にはweMessage自体がiMessageの機能を持っているわけではありませんが、この方法でAndroid端末でiMessageの送受信を行うことが可能になります。
もちろん、対象になるのは、Macを使っているAndroidユーザーに限定されます。
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最後に
今回は、「iMessageがAndroidで使える、weMessageがすごい」についてご紹介しました。
実は、2016年の6月頃に、iMessageがAndroidにも提供されるという噂がありましたが、結局実現には至らず、アップルも正式にAndroid提供はないと答えています(参考: 「iMessageをAndroidにリリースする計画はまだない」Appleの重役が語る)。
そのため、weMessageは画期的なアプリとなるのですが、ここで気になるのは、アップルが許容するかどうかです。
アップルは、iMessageをアップル製品内だけで使える、クローズドなメッセージサービスとして推し進めています。
そのため、もしかすると、次のmacOSのアップデートで、weMessageが利用できないように対策を取ってくる可能性はあります。
ともあれ、Macを使っているAndroidユーザーの方で気になった方は、一度「weMessage」を試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード: 「weMessage」