今注目の「中国メーカー」5社!スマホ、テレビ、家電、ドローンなど

皆さんは、中国メーカーと聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?

壊れやすい」、「安っぽい」、「ダメだ」などネガティブな印象を持っている人も多いかもしれませんね。

実は、それはもう昔のことで、最近は安価で高品質高機能な製品を作る中国メーカーが続々と登場しています。

そこで今回は、「今注目の中国メーカー5社」をご紹介します。

どのメーカーも脂が乗っているので、おそらく1度は聞いたことがあると思います。それでは参りましょう。

1. DJI (ディー・ジェイ・アイ)

1社目の注目の中国メーカーは、「DJI (ディー・ジェイ・アイ)」です。

DJIは広東省深圳に本社を置くドローンメーカーです。

主な製品としては、ハイエンドな「Phantom」、ミドルクラスの「Mavic Pro」、そしてエントリーモデルの「Spark」など、数々の優れたドローン製品を発売しています。

DJIのドローン市場におけるシェア率は7割に達しており(参考: 世界シェア7割、中国ドローンメーカーが大切にする3つのコア)、もはや、「ドローンと言えばDJI」と言っても過言ではないほど普及しています。

DJIの製品は高い性能を実現しながらも、エントリー機のSparkなどは¥50,000程度から購入できるとあって、価格面でも優れています

また、DJIは2018年1月に新たに$799から購入できる小型ドローンの「Mavic Air」を発表しました(参考: DJIの新ドローン、Mavic Airは799ドルでスマホサイズ――新機能満載で出荷は28日から)。

Mavic Airは、またドローン市場に新たな風を吹かせそうです。今後のさらなる成長に期待ですね。

2. HUAWEI (ファーウェイ)

2社目の注目の中国メーカーは、「HUAWEI (ファーウェイ)」です。

ファーウェイは広東省深圳に本社を置くスマホメーカーです。

ファーウェイは急速に成長していて、今や世界のスマホ販売シェアはアップルに次ぐ3位となっています。

ファーウェイは日本にも進出しており、格安スマホの分野でじわじわと人気を獲得しています。

低価格高品質がウリのファーウェイですが、最近はP10のようなギャラクシーやiPhoneに匹敵するハイエンド端末の販売にも力を入れています。

今後のますますの成長に期待されます。

3. OPPO (オッポ)

3社目の注目の中国メーカーは、「OPPO (オッポ)」です。

オッポは広東省東莞に本社を置くスマホメーカーです。

オッポのスマホ市場における世界シェアはファーウェイに次ぐ4位で、中国国内ではすでにファーウェイを上回って販売台数1位になっていることに加えて、アジア圏では堂々のシェア1位となっています(参考: 中国のスマホ首位、「OPPO」が日本上陸 )。

オッポはすでに2018年春に日本市場に参入することが決まっていて、日本におけるスマホのシェア争いがますます競争が激化することが予想されています。

オッポの強みは自撮りカメラの品質の高さとされているので、日本の女性にもヒットするかどうかに注目です。

4. Vivo (ヴィーヴォ)

4社目の注目の中国メーカーは、「Vivo (ヴィーヴォ)」です。

ヴィーヴォは広東省東莞に本社を置くスマホメーカーです。

ヴィーヴォのスマホ世界シェアはオッポに次いで5位で、中国国内ではオッポ、ファーウェイに次いで3位となっています。

ファーウェイ、オッポとともに今後の成長に期待されている中国メーカーです。

5. TCL (ティー・シー・エル)

5社目の注目の中国メーカーは、「TCL (ティー・シー・エル)」です。

TCLは、広東省恵州に本社を置くテレビメーカーです。

TCLのテレビ市場における世界シェアは、韓国のサムスン、LGに次いで3位となっています。

TCLのテレビは価格面での破壊力がすごく(米アマゾンでは55インチ4Kが$399)、サムスンとLGを抜き去る日も近いと思われます。

かの有名なハリウッドのチャイニーズシアターは、2013年にTCLが命名権を獲得し、現在はTCLチャイニーズ・シアターとして運営されています(文字通りチャイニーズシアターになった)。

TCLのテレビは日本のアマゾンでも販売されていますが、アメリカの販売価格に比べるとまだまだ高いため、今後の値下げに期待されます。

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最後に

今回は、「今注目の中国メーカー5社!スマホ、テレビ、家電、ドローンなど」についてご紹介しました。

「低価格・低品質」がこれまでの中国メーカーの常識でしたが、今後は今回紹介した5社のような「低価格・高品質」なメーカーが増えていくかもしれません。

奇しくも今の中国メーカーの躍進と世界での評価は、1970〜80年代の日本メーカーを彷彿とさせるところがあります。日本メーカーも50〜60年代頃は粗悪品が多かったようですが、その後世界市場を席巻しました。

このように急成長している中国メーカーなのですが、我らが日本メーカーも中国に負けずに頑張って欲しいですね。