セルラーファーストの時代が来る?5Gや6GでWi-Fiは不要になるのか

2018年3月26日
[最終更新日]2018年10月22日

Wi-Fi」といえば、今や私たちの生活にはなくてはならないものとなりました。

現在のところ、「Wi-Fi」には、家庭用のものと、公共用のものの大きく2つに分かれています。Wi-Fiは接続できる範囲が限定的なので、利用するためにはWi-Fiの電波が届く場所まで利用者が行く必要があります。

この「Wi-Fi」を見ていると、どことなくかつての「固定電話」を彷彿とさせるところがあります。

固定電話にも、家庭用のものと、公共用の公衆電話がありました。そして、かつて固定電話も人々の生活に欠かせないものでしたが、今では携帯電話の普及でほとんど不要なものとなっています。

もしも「Wi-Fi」が固定電話と似たようなものであるなら、将来的にWi-Fiが不要になる時代がやってくるのでしょうか。

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5Gや6GはWi-Fiよりも便利になっていく?

「Wi-Fiが不要になる時代がやってくるかどうか」を考える上で重要になるのが、今後セルラー通信の技術がどこまで進歩するのかということです。

現在主流の「4G」は、エリアによっては下り100Mbpsを超えるほどの通信速度を実現していますが、実際のところは月に7GBや20GBまでしか利用できないといった、いわゆる「ギガ制限」が存在しています。

この「ギガ制限」がネックになっているために、4Gが普及した現代においても「Wi-Fi」はとても重宝されているわけです。

では、2020年代に普及が始まると言われている次世代の「5G」や、さらにその先の2030〜40年代に登場するかもしれない「6G」が普及すると、現在の「Wi-Fi」の立ち位置はどう変化していくでしょうか。

まず「5G」ですが、「5G」の強みの1つは多接続に耐えられることで、1平方キロメートルあたりに接続できるデバイスの数が従来比で10倍になるとされています(参考: 5G – au)。つまり、4Gのようにケチな通信制限を課す必要がなくなり、いくらでもデータ通信量を使い放題になる可能性があるということです(実際のところはまだわかりませんが)。

しかしながら、「5G」に用いられる周波数は28GHz帯などのとても高いものになるため、現在主流の800〜900MHz帯のいわゆる「プラチナバンド」に比べると、対応エリアがとても狭くなってしまう可能性があります。

つまり、実際のところ「5G」に接続できるのは都市部の限定的なエリアのみで、少し街から外れると従来の4Gに切り替わるということが考えられます(実際どこまで5Gでカバーできるのかは現時点では不明です)。

もしそうだとすると、「5G」のサービスが始まっても、相変わらず家のWi-Fi接続を重宝しているという時代が続くことになります。

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Wi-Fiが不要になるのはまだ先の話?

実際のところ、Wi-Fiが不要になる時代が来るのは、今の「4G」のカバーエリア並みに「5G相当の通信技術」が普及した後の時代になりそうです。

それは、2020年代の間に実現できるものなのか、それとも2030年代以降の「6G」の時代になるのかは分かりませんが、現代の通信技術の進歩スピードが止まらない限り、いずれはやってくることになります。

あらゆるデバイスがインターネットに接続する際に、「5G」や「6G」といったセルラー通信を使うことが当たり前になる時代が来れば、そのときは本当の意味での「IoT」の時代がやってくることになるでしょう。

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最後に

今回は、『セルラーファーストの時代が来る?5Gや6GでWi-Fiは不要になるのか』についてご紹介しました。

現代はネット社会であると言われていますが、実際のところ自宅やアパートにネット環境がないという人も結構多いと思います。

立地的にインターネットを導入することが難しいといったケースや、そもそもアパートの管理人にやる気がないなど、さまざまな要因があるためです。

もしも「5G」や「6G」がWi-Fiを超える存在になるなら、これらの問題も一気に解決されるわけです。もはやどこにいても快適なネット接続を、好きなだけ使える時代がやってくるのかもしれません。

かつての「固定電話」、「公衆電話」のように、「Wi-Fi」という言葉が懐かしいと言われてる日も、案外近いのかもしれませんね。

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