LG有機EL(OLED)テレビ2018年モデルの値段が公開!各々の違いは?

LGは新たに、2018年モデルとなる「有機EL(OLED)テレビ」を発表したそうです(参考: LG’s premium 2018 OLED TVs have lower starting prices than ever)。
2018年モデルの特徴は、「ThinQ (シンキュー)」と呼ばれる音声AIアシスタントの採用にあります。また、グーグルアシスタントも内蔵しているようです(参考: 2018年のテレビはすべて「AI搭載」 – LG、独自AIプラットフォーム「LG ThinQ」を発表)。
さらに、新しいモデルはα9プロセッサという映像処理エンジンを採用することで、ノイズを低減し、シャープネスとスムースをかける場所の判別機能が向上することで、より高画質さを実現するそうです。そして、色再現性が約731%向上しているとのことです。
また、動画アプリのHDR10、DOLBY VISION、HLGといった様々なHDR規格と、120fpsにも対応するようです。
ちなみに、現在までに発表されているのは全てUS版の仕様になるので、日本版は仕様が異なっている可能性もあります。日本版の場合、BS 4K放送のチューナーに対応するかどうかも注目点になりそうです。
LG有機EL(OLED)テレビ2018年の各モデルの違い
では実際に、新しく発表されたLGの2018年モデルの有機EL(OLED)テレビの、各モデルついて見ていきましょう。
今回発表されたのは、W8シリーズ、E8シリーズ、C8シリーズ、B8シリーズの4種類になります。
W8シリーズ
「W8シリーズ」は、壁に貼れる、いわゆるウォールペーパー(壁紙)タイプの有機ELテレビで、W7シリーズの後継機種になります。
価格は77インチが$14,999、66インチは現時点では不明です。
W7シリーズの77インチが200万円以上していたので、大幅な値下げとなります(とは言っても高額ですが)。
E8シリーズ
「E8シリーズ」は、一般的なスタンドタイプの有機ELテレビの上位機種になります。
Picture-on-Glassという美しいデザインを採用している他、スピーカーの機能もC8より優っているようです。
価格は65インチが$4,999、55インチが$3,499となっています。
C8シリーズ
「C8シリーズ」は、スタンドタイプの有機ELテレビのスタンダード機種になります。
価格は77インチが$10,000、65インチが$4,000、55インチが$3,000となっています。
B8シリーズ
「B8シリーズ」は、C8シリーズの廉価版になります。C8に比べて、機能・デザイン面のコストが抑えられているようです。
B8シリーズには新しいa9チップは採用されず、性能は従来機(2017年モデル)と同等になるようです。
価格は現時点では不明ですが、C8シリーズよりも安価になることは確実です。
▼「Apple TV 4K」もオススメです
最後に
今回は、「LG有機EL(OLED)テレビ2018年モデルの値段が公開!各々の違いは?」についてご紹介しました。
2017年には日本メーカーも続々と「有機EL(OLED)テレビ」の販売を開始し、最近は有機ELが徐々に盛り上がりを見せ始めている印象です。
また、今は液晶と比べてとても高額な有機ELテレビですが、今後は徐々に価格が下がっていくことが予想されます。
せっかく4Kテレビに買い換えるなら、ぜひとも有機ELテレビにしたいところです。今後の展開が楽しみですね。
追記18.4.12: 日本での価格が発表されました(参考: LG、有機ELテレビのラインアップ倍増–最新エンジン搭載で史上最高画質へ)