「スマートテレビのOS」はいくつある?一覧をまとめてみた

2018年4月16日
[最終更新日]2018年07月23日

最近は、テレビでビデオストリーミングを楽しめる「スマートテレビ」や、「メディアストリーミング端末」といった製品が流行りです。

しかしながら、ひとくちに「スマートテレビ」と言っても、複数のOSが存在していて、それぞれのOSは「いったい何が違うの?」と思っている方は多いかもしれません。

そこで今回は、「スマートテレビのOS一覧まとめ」についてご紹介します。

今回取り上げるのは、6つのテレビ向けOSです。これからスマートテレビを買う予定の方や、2台目の購入を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。

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スマートテレビの6つのOS

スマートテレビのOS1. Android TV OS

1つ目のスマートテレビのOSは、「Android TV OS」です。

「Android TV OS」は、グーグルが開発するスマートテレビOSで、Android OSのテレビ版のような存在です。

現在のところ、日本市場ではソニーの「BRAVIA」、シャープの「AQUOS」などのテレビに搭載されているほか、ピクセラからは「Smart Box」、その他中国メーカーなどからも多数の「Android TV OS」を搭載したメディアストリーミング端末が発売されています。

このように、「Android TV OS」は幅広く使われているスマートテレビOSになります。

また、「Android TV OS」には、専用のアプリストアである「Google Play」に対応しています。中にはスマホ版と共通のアプリも配信されています。

さらに、「キャスト」の機能に標準対応しているため、スマホやタブレットの「Chromecast対応アプリ」からキャストすることができます。

UIは「Android TV OS」に準拠するため、使用感なども、「Androidスマホ」に近いと思います。

スマートテレビのOS2. Fire OS

2つ目のスマートテレビのOSは、「Fire OS」です。

「Fire OS」は、「Android OS」をベースにアマゾンが独自に開発したOSです。

「Fire OS」を搭載したテレビ向け製品は、アマゾンの「Fire TV Stick」、「Fire TV」の2機種のみとなります(海外向きにはテレビ一体型のFire TV Editionもあります)。

「Android OS」をベースにしているため、Androidアプリとの親和性は高いですが、すべてのAndroidアプリがFire OSで動作するわけではなく、アマゾンの審査を通過し、アマゾンプラットフォームに公開されているアプリのみ、「Fire OS」で使用することができます(無理やりAndroidアプリを動かすハックも一応存在します)。

「Fire TV Stick」、「Fire TV」のUIは、「Amazonプライム・ビデオ」の視聴に特化されています。もちろん、「Netflix」や「Hulu」などの他社のビデオストリーミングサービスも利用できます。

「Fire TV Stick」、「Fire TV」ともに価格が安いのが魅力です。

スマートテレビのOS3. tvOS

3つ目のスマートテレビのOSは、「tvOS」です。

「tvOS」は、アップルが開発したスマートテレビOSです。

「tvOS」を搭載する端末は、「Apple TV (第4世代)」と「Apple TV 4K」のみという、Apple TVシリーズ専用のOSになります。

現在のところ、Apple TVはテレビとHDMI接続する外付けタイプのみで、ディスプレイと一体型になったものは発売されていません。

「tvOS」には専用のアプリストアである「App Store」が用意されていて、iOSと共通のアプリやゲームも多数配信されています。

また、「AirPlay」の機能に標準対応しているため、iPhone、iPad、MacからAirPlayを利用することができます。

Apple TVは、¥17,064〜と他社製品と比べて割高感がありますが、OSの安定性が高く、処理能力も高いため、とても快適に利用できる製品です。

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スマートテレビのOS4. webOS

4つ目のスマートテレビのOSは、「webOS」です。

「webOS」は、LGがLinuxとWebKitをベースに開発するスマートテレビOSです(Plam、HPを経てLGに渡りました)。

「webOS」を搭載するテレビ向け製品は、現在のところLGのテレビのみとなります。しかしながら、2018年3月には、オープンソース化されたため、今後新たな搭載製品が出てくるかもしれません(参考: LG電子がHPから買収したOS「WebOS」のオープンソースプロジェクトが開始される)。

「webOS」には、専用のアプリストアである「LG Content Store」も用意されています。

webOSのUIは、アプリが画面の下部にオーバーレイするかたちで表示されるため、動画を見ながらシームレスにアプリを切り替えられるという使いやすさがあります。

スマートテレビのOS5. VIERAのOS

5つ目のスマートテレビのOSは、「VIERAのOS」です。

「VIERAのOS」は、パナソニックがFirefox OSをベースに開発するスマートテレビOSです。

「VIERAのOS」を搭載したテレビ向け製品は、「VIERA」のみとなります。

「VIERAのOS」という名前は正式なものではありません。パナソニックはOSに特に名前をつけておらず、単に「スマートTV」などと呼んでいます。

「VIERAのOS」のアプリストアは一般には解放されておらず、限られたアプリのみ利用できるようです。

ちなみに、Firefox OSはすでに開発を終了しているため、パナソニックは今後「Android TV OS」などに切り替える可能性もあります。

スマートテレビのOS6. Roku TV OS

6つ目のスマートテレビのOSは、「Roku TV OS」です。

「Roku TV OS」は、Rokuが開発するスマートテレビOSです。

日本では未発売ですが、アメリカでは中国メーカーのTCLのテレビに「Roku TV OS」が搭載されているほか、「Roku Streaming Stick」、「Roku Ultra」などのメディアストリーミング端末も販売され、大変な人気となっています。

「Roku TV OS」のアメリカにおける市場シェアは、なんとアマゾン、グーグル、アップルを抑えて1位となっています(参考: 「Apple TV」、米国市場でのシェア減少──Parks Associates調べ)。

いずれは日本にも上陸するかもしれない「Roku」なので、注目しておきたいところですね。

▼サウンドバーもオススメです。

最後に

今回は、『「スマートテレビのOS」は多すぎ?一覧をまとめてみた』についてご紹介しました。

これから「4K HDR対応テレビ」への買い替え需要にともなって、スマートテレビもますます盛り上がりを見せると思われます。

特に、テレビ自体にOSが内蔵され始めると、外付けのメディアストリーミング端末は徐々に必要性がなくなっていくため、今後はアマゾンの「Fire OS」を内蔵したテレビや、アップルも「tvOS」を内蔵した自社テレビを用意してくるかもしれません。

「スマートテレビ」の市場から、今後も目が離せませんね。

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