Alexa(アレクサ)の「スキル内課金」と「Amazon Pay対応」は何を変える?

2018年5月7日
[最終更新日]2018年05月07日

Amazonが手がけるAIアシスタントである「Alexa (アレクサ)」が、新たに「スキル内課金」と「Amazon Pay」による支払いに対応するようです(参考: Amazon.com、「Alexa」で“スキル内課金”可能に)。

これは、スマホアプリにおける「アプリ内課金」と同じように、サードパーティ製のアレクサスキル内で、課金を行えるようになることと、サードパーティ製スキルから、「Amazon Pay」を使って決済ができるようになるということのようです。

これらの「スキル内課金」と「Amazon Pay対応」の機能は、まずは米国で開始されるようですが、果たして今後は「Alexa (アレクサ)」の何を変えていくのでしょうか。

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Alexaのスキル内課金とAmazon Pay対応は何を変える?

すでに、アレクサの「スキル内課金」に対応したスキルが登場しているようです。

Sony Pictures Televisionの提供するスキル「Jeopardy!」では、月額課金制でさまざま機能が利用できるようになるようです。

今後は他にも、月額課金制や、使うごとに課金の発生する従量制課金に対応したゲームやポッドキャスト、その他便利スキルなどが登場してくるかもしれません。

アプリ内課金では「ガチャ」のイメージが強かったですが、スキル内課金でもそのようなものが登場するのでしょうか。

もう1つの「Amazon Pay」への対応は、飲食関係やネットショッピングの利用時に活躍しそうです。

すでに、米国のアレクサではスターバックスでコーヒーを注文することに対応したスキルがあることから、アレクサでコーヒーを注文するついでに「Amazon Pay」で支払いも済ませてしまうことが可能になるかもしれません。

他にも、アレクサスキルで出前をとったり、Amazon以外のネットショッピングで買い物をするときのも「Amazon Pay」は活躍しそうです。

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このように、アレクサが「スキル内課金」と「Amazon Pay」に対応することによって、今後は「便利だから何でもかんでもAmazonで支払ってしまおう」という風潮が生まれてくると思います。

これまでは、利用する各サービスごとにアカウントを作って、個人情報やクレジットカードを登録する必要がありましたが、今後は「Amazonのアカウントさえあれば支払いができる」というように変わっていくかもしれません。

これは、ユーザーにとってはアカウントの登録と管理の手間がはぶけるので便利なことは間違いないですし、Amazonにとっても、「スキル内課金」や「Amazon Pay」で手数料を得ることができることに加えて、ユーザーのアレクサスキルにおける購買データを収集できるという大きなメリットがあります。

こう考えると、Amazonが目指しているのは、「次世代のクレジットカードを作ること」のように思えてきます。

これまでは「VISA」や「JCB」のカードがあればいろんな店で買い物ができましたが、今後は「Amazonのアカウント」さえあれば、スキルやウェブで買い物ができるというように変えていくことを目指しているのかもしれませんね。

最後に

今回は、『Alexa(アレクサ)の「スキル内課金」と「Amazon Pay対応」は何を変える?』についてご紹介しました。

Amazonはこれまでも、画期的なオンラインショッピングを展開し、町の本屋さんやトイザらスといった大手のおもちゃ屋さんまでも廃業に追いやってきました。

そして最近はネットショッピングだけでなく、「Amazonプライム・ビデオ」といったビデオストリーミングサービスや、生鮮食品のデリバリーを行う「Amazonフレッシュ」の展開に力を入れています。

このように、すでにビデオ店とスーパーをも潰しにかかっているAmazonですが、次に狙っていると言われているのが「金融業(銀行)」なのです。

今回のアレクサスキルに「スキル内課金」と「Amazon Pay」が対応したことは、Amazonが本格的にフィンテック(金融とインターネットの融合)に参入するための下準備なのかもしれません。

今後のAmazonの本格参入によって、金融業界がどう変わっていくのか、目が離せんませんね。

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