「Apple TV 4K」と「Fire TV Stick 4K」の違いは?11項目で比較!

今回は、「Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違いを11項目で比較」についてご紹介します。

アップルの販売する「Apple TV 4K」と、アマゾンの販売する「Fire TV Stick 4K」は、どちらも4K対応のメディアストリーミング端末です。

そのため、「この2つは何が違うの?」、「どっちをえらべばいいの?」と悩んでいる方も多いとかもしれません。

そんなわけで今回は、「Apple TV 4K」と「Fire TV Stick 4K」の違いについて、11の項目から徹底比較していこうと思います。

「Apple TV 4K」と「Fire TV Stick」のどちらにしようか悩んでいた方も、ぜひ参考にしてみてください。

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違いを11項目で比較

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い1. 4K HDR対応

1つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「4K HDR対応」です。

「Apple TV 4K」と「Fire TV Stick 4K」のどちらも4K HDRに対応しています。

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い2. DOLBY VISION、DOLBY ATMOS

2つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「DOLBY VISION、DOLBY ATMOS」です。

「Apple TV 4K」と「Fire TV Stick 4K」のどちらも、DOLBY VISION、DOLBY ATMOSに対応しています。

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い3. Geekbenchスコア

3つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「Geekbenchスコア」です。

「Apple TV 4K」のGeekbenchスコアは9,347、「Fire TV Stick 4K」のGeekbenchスコアは2,134と、「Apple TV 4K」の方が4倍以上処理能力が高くなっています。

「Apple TV 4K」には、iPad Pro (2017)と同じ「A10X Fusion」というプロセッサが搭載されています(参考: iPad Pro (10.5-inch) Benchmarks)。

「Fire TV Stick 4K」には、「MTK8695+MT7668」というCPUが搭載されていますが、Geekbenchのスコアとしては2012年のiPhone 5Sと同程度になります(参考: Fire TV Stick 4K Benchmarks)。

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い4. 有線LAN

4つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「有線LAN」です。

「Apple TV 4K」には、ギガビット対応の有線LANポートが標準搭載されています。

「Fire TV Stick 4K」には有線LANポートが搭載されていないので、別売りのイーサネットアダプターが必要になります。

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い5. 4K映画レンタル

5つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「4K映画レンタル」です。

「Apple TV 4K」では、iTunes Storeで4K HDR、DOLBY VISION、DOLBY ATMOS対応映画のレンタルに対応しています(参考: iTunes映画(Apple TV)の4K HDR対応コンテンツはこちら!【随時更新】)。

「Fire TV Stick 4K」では、4K映画のレンタルには対応していません

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い6. Prime Video

6つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「Prime Video」です。

「Apple TV 4K」と「Fire TV Stick 4K」のどちらも、Amazonの「Prime Video」が利用できます

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い7. YouTube

7つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「YouTube」です。

「Apple TV 4K」では、グーグルが提供する「YouTube」の公式アプリが利用できます。

「Fire TV Stick 4K」にはYouTubeのアプリがありませんが、SilkやFirefoxなどのウェブブラウザを使って視聴することは可能です。

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い8. AirPlay

8つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「AirPlay」です。

「Apple TV 4K」では、AirPlayの機能に標準で対応しています。

「Fire TV Stick 4K」では、AirPlayの機能はありませんが、非公式のアプリ(安全性は不明)で擬似対応することが可能です。

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い9. Apple TV+

9つ目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「Apple TV+」です。

「Apple TV 4K」は、2019年秋よりサービス開始する「Apple TV+」に対応予定です。

「Fire TV Stick 4K」は、日本では「Apple TV+」に対応するかどうか現時点では不明です(アメリカでは対応予定)。

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い10. Apple Arcade

10個目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「Apple Arcade」です。

「Apple TV 4K」では、2019年秋よりサービス開始する「Apple Arcade」に対応予定です。

「Fire TV Stick 4K」は、「Apple Arcade」には対応する予定はありません

Apple TV 4KとFire TV Stick 4Kの違い11. 価格

11個目のApple TV 4KとFire TV Stick 4Kの比較項目は、「価格」です。

「Apple TV 4K」の価格は、¥19,800(税別)〜、「Fire TV Stick 4K」は¥6,980(税込)〜と、「Apple TV 4K」の方が2倍以上高くなっています。

▼「Apple TV 4K」はこちら

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Apple(アップル)

最後に

今回は、『「Apple TV 4K」と「Fire TV Stick 4K」の違いは?11項目で比較!』についてご紹介しました。

「Apple TV 4K」も、「Fire TV Stick 4K」も、ブラウザからの視聴や非公式アプリの導入などの面倒な手続きをこなせば、利用できるサービス自体はほぼ同じです。

決定的な差となるのは「処理能力」と「iTunes Storeの4K映画」、そして「Apple TV+」と「Apple Arcade」だと思います。

新旧作の映画を4K HDRや4K DOLBY VISION、DOLBY ATMOSでレンタル・購入したい」という方は、「Apple TV 4K」を選択した方が幸せになれると思います(Amazonビデオのレンタル・購入は4K対応していないため)。

そうではなく、単に「Netflix、Amazon Prime Videoなどを4Kで楽しみたい」という方は、価格の安い「Fire TV Stick 4K」を選択するのが良いかもしれません。

また、値段が倍以上違うので当然ですが、基本的にApple TV 4Kの方がハイスペックサクサク快適に使えます。そしてデザインにも高級感があります。

Fire TVはCPU/GPUをケチっているのでたまにフリーズしたり、アプリが落ちたりモッサリしてイライラすることもあります。デザインもプラスチックでチープです。

そして、2019年秋に開始される「Apple TV+」、「Apple Arcade」のサービスを利用したい方は、「Apple TV 4K」を選ぶのがオススメです。

「Apple TV 4K」と「Fire TV Stick 4K」、どちらにもメリットがあって素晴らしいだと思うので、あとはユーザーの嗜好に合う方を選択しましょう。