低価格の10インチSurface登場?iPadとの教育市場向け競争激化か

2018年5月17日
[最終更新日]2018年05月17日

2018年3月に、新たにApple Pencilに対応した「iPad 第6世代」が発売されたことが記憶に新しいところです。

「iPad 第6世代」は、特に教育市場向けに力を入れていて、価格もおよそ3万円台で入手できるという低価格が強みとされています。

そんなiPadの独走に待ったをかけるのが、ライバルであるマイクロソフトの「Surface」です。もともと、タブレットにキーボードやスタイラスを対応させたのは「Surface」が先で、いつのまにか後発の「iPad Pro」に話題を持っていかれてしまった印象です。

「Surface」は新たに10インチクラスの低価格モデルを、およそ4万円台で2018年後半にも発売するとされていて(参考:マイクロソフト、「iPad」対抗の低価格「Surface」タブレットを計画か)、教育市場向けに力を入れている「iPad 第6世代」と真っ向から対立する姿勢のようです。

果たして、加熱する教育市場向けタブレットの市場で勝利するのは、どのデバイスなのでしょうか。

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教育市場向けタブレットの競争が激化?

「Surface」のポータブルデバイスはこれまで、12.3インチで2in1タブレットの「Surfae Pro」と、13.5インチでキーボード一体型の「Surface Laptop」、13.5インチでスペック重視の「Surface Book」の3機種を展開してきましたが、価格は¥114,000〜と、いずれも高級機種扱いで手が出しにくいものとなっていました。

そんな中で、アップルは税込¥40,824〜という低価格の「iPad 第5世代」を2017年に発売し、高価格化するタブレット市場の隙間をうまくついてヒットさせることに成功しました(参考:Apple、iPadの販売台数を大きく伸ばす)。

さらに、2018年には価格は据え置きでApple Pencilに対応した「iPad 第6世代」を新たに発売し、今度は教育市場向けタブレットのシェアを本格的に制圧しにかかっているようです。

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教育市場向けタブレットをめぐっては、グーグルの「Chromebook」がシェアを伸ばしていて、今後はiPadとChromebookのシェア争いが予想されています(参考: アップル vs. グーグル 「Chromebook」は本当の意味で「iPad」の牙城を崩せるのか?)。

そんなアップルとグーグルの躍進を、マイクロソフトも黙って見ているわけにはいかないようです。かつてマイクロソフトはスマホ向けOSの「Windows Phone」で、アップルとグーグルには惨敗しているので、教育市場向けのタブレットでも負けるわけにはいかないのです。

もしも低価格モデルの10インチ「Surface」が登場すれば、教育市場向けタブレットは、iPadChromebookSurfaceの熾烈な戦いが始まることになりそうです。

最後に

今回は、『低価格の10インチSurface登場?iPadとの教育市場向け競争激化か』についてご紹介しました。

なぜ各社がこれほどまでに教育市場向けのタブレットに力を入れるかというと、おおむね「子どもの頃に使い慣れたコンピュータを大人になっても使い続ける傾向がある」ためだと思われます。

今の20代が子どもの頃には、小中高校のコンピュータ室には当たり前のように「Windowsマシン」が置かれていたため、大人になってからもその延長でWindowsを使い続けている人も多いと思います。

逆に言えば、小中高校時代に「iPad」や「Chromebook」で育った子どもたちは、大人になった後もそれらのデバイスを使い続ける可能性もあるのです。

そう考えると、マイクロソフトも本気で「Surface」を売り出さないと、今の子どもたちがWindowsから離れてしまうという結果にもなりかねません。

まさに、教育市場を制するものは将来的に市場を制するといったところでしょうか。今後も教育向けタブレットの市場から目が離せませんね。

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