「電車でVR」が新たなブームに!?Oculus Goが開く道とは

先日、Facebook傘下のOculus社が、スタンドアローン型VRゴーグルである「Oclusu Go (オキュラス・ゴー)」を発売して話題を呼んでいます。

日本でも販売されている、この「Oculus Go」の魅力は大きく2つあって、1つは配線不要で単体で使えるスタンドアローン型である点と、もう1つが価格が¥23,000〜とリーズナブルである点です。

この2点が相まって、「Oculus Go」は新しいもの好きのガジェットオタク層を見事に取り込むことに成功しているようです。

そんな中、スタンドアローン型を活かした使い方として、屋外はもちろん、電車でOculus Goを使うという挑戦しているユーザーも現れているようです(参考: 電車で(Oculus)Goやってみた)。

もしかすると、次は「電車でVR」が新たなトレンドとなるのでしょうか。

「電車でVR」の時代がやってくる?

すでに、電車でOculus Goを使うことに挑戦しているユーザーは、ツイッターなどで調べても複数名存在していることが確認できます。

これまでも、スマホやタブレットを使って電車で動画を楽しんでいる人は多かったのですが、VRを使うことで、周りからシャットアウトされ、完全に自分のパーソナルスペースを手に入れることができる点や、太陽光の反射などを気にせずに動画に集中できるといったメリットがあるようです。

もちろん、VRゴーグルを装着すると、視界が遮られてしまって危ないので、電車の混雑時などは周りの迷惑にならないように控えた方が良いのですが、それ以外の自分が着席していて周りを妨害しない状況であれば、使用しても構わないと思います(現在のところ電車でVRを禁止する法律もないはず)。

もちろん、スマホやタブレットと違って、VRゴーグルを装着すると目立ってしまうのが難点ですが、これも時間の経過とともに気にならなくなっていくと思います。

肝心の電車でOculus Goを使った際の使い心地としては、とても良いという感想を見かけます(Netflix等をオフラインで見れないのが唯一の難点)。毎日の電車通勤が億劫だという方も、Oculus Goを使うことで快適な時間を手に入れることができるかもしれません。

しかしながら、今後の考えられるリスクとしては、VRを利用して迷惑行為をする輩が現れることです。例えば、迷惑なYouTuberなどが電車でVRゴーグルを装着して暴れまわる動画を投稿するといった具合にです。

また、逆にVRゴーグルを装着している人に対して、窃盗やひったくりをしたり、体を触るといった迷惑行為をする連中が現れるリスクも考えられます。

これらのことを考えると、電車でVRを使う際は、加害者や被害者にならないように注意が必要になってくるかもしれませんね。

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最後に

今回は、『「電車でVR」が新たなブームに!?Oculus Goが開く道とは』についてご紹介しました。

このように、電車でVRを使う際は注意が必要になるものの、周りに迷惑がかからず、かつ安全を確保できる状況であれば、存分に楽しんで良いと思います(特に新幹線の座席などで活躍しそうです)。

また、「Oculus Go」自体もとても良くできた製品で、iPhoneやiPadが登場した頃のように「色々試してみたい」と思わせてくれるものです。今後より進化した「Oculus Go 2」、「Oculus Go 3」へのアップグレードも楽しみですね。

外でVRを楽しむというのは、まるでSF映画の世界のようでワクワクします。電車でVRを使う際は、マナーと自分の身を守って楽しみましょう。