Adobeの「Project Rush」は動画編集ソフトのスタンダードになるか?

2018年6月20日
[最終更新日]2018年06月20日

動画編集ソフトといえば、Adobe (アドビ)の「Premiere (プレミア)」や、アップルの「Final Cut (ファイナル・カット)」などが有名どころです。

これらの動画編集ソフトは、WindowsやMac向けにリリースされているもので、iOSAndroid端末向けには、「Premiere」や「Final Cut」のような決定的な動画編集アプリはまだありません(強いて言えばiMovie?)。

そんな中、Adobeが新たに発表したのが、「Project Rush (プロジェクト・ラッシュ)」と呼ばれるものです(参考: アドビ、オンライン動画ツール「Project Rush」を発表)。

「Project Rush」は、Win・Mac・iOS・Androidなど、デバイスのプラットフォームが違っても共通して使える動画編集ソフトを目指して開発中のようです。

編集中のデータなどはクラウド経由で同期される仕様のようで、デスクトップやスマホ、タブレットなどを行き来しながら編集をすることができるようです。

果たしてAdobe Project Rushは、動画編集ソフトのスタンダードとなるのでしょうか。

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Adobe Project Rushは動画編集ソフトのスタンダードになるか

そもそもiOSやAndroid端末での動画編集の需要があるのかという疑問ですが、これは確実に存在すると思います。

最近のアップルの「A10X Fusion」や「A11 Bionic」とプロセッサは、デュアルコアCPUを搭載したMacBook Proよりも処理能力が高くなるほど、スマホ・タブレットの高スペック化が進んでいます(参考 :iPhone 8/Xの「A11 Bionic」はMacBook ProのIntel Core i5を凌駕する性能を持つ)。

この処理能力の高さを活かすためには、やはり動画編集ソフトなどの処理の重いソフトに使わないと、スペックを持て余してもったいないわけです。

また、最近はスマホやタブレットしか所持しておらず、「パソコンを持っていない」という人も増えてきています。こういったノーPCユーザーにとっては、iOS・Android向けの動画編集ソフトは間違いなく重宝されるはずです。

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こういった理由から、今は定番ソフト(アプリ)が存在していないiOS・Androidの市場において、Adobeが新しい動画編集ソフトを開発することは合理的であり、今後の動画編集ソフトのスタンダードになり得る大きなチャンスでもあるのです。

これからどんどんスマホ・タブレットのスペックが上がっていけば、本格的なプロ以外の一般ユーザーは、皆スマホ・タブレットで動画編集をすることになっていくと思います。

そうなると、今主流の「Premiere」や「Final Cut」というのは、一般ユーザーにはほとんど使われなくなっていくかもしれませんね。

最後に

今回は、『Adobeの「Project Rush」は動画編集ソフトのスタンダードになるか?』についてご紹介しました。

Adobeの「Project Rush」が、どれほど実用的かが、今後は重要になりそうです。もしも機能がしょぼくて使い物にならないようでは、「結局Win/MacのマシンでPremiereで動画編集をするしかないよね」という結論になります。

逆に、「PremiereじゃなくてRushでいいかも」と思えるほど完成度の高いソフト(アプリ)であったら、今後はプラットフォームを問わずに「Rush」を使うユーザーも増えていくでしょう。

Adobeの「Project Rush」がどのようなソフト(アプリ)になるのか、今後も注目ですね。

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