「iPad Pro」の縦置きキーボードはアリなの?違和感なく使えるのか

2018年10月30日に発表されるとされる新しいiPad Proは、純正のキーボードが縦置きになるのではという噂が出ているようです(参考: 次期iPad Proはこうなる MACお宝鑑定団に根掘り葉掘り聞いた、Apple Special Event予想シナリオ)。

もしもiPad Proの純正キーボードが縦置きになるとすれば、現在販売されてい横置き型のSmart Keyboardは廃止されることになります。

「縦置きキーボード」と聞くと違和感しかないのですが、実はアップルは2010年にもiPad用の純正縦置きキーボードを販売していた歴史があるので、あながちなくはない話とも言えます。

果たして、このiPad Proの縦置きキーボードはアリなのでしょうか。違和感がなく従来通りに快適に使えるのか気になるところです。

iPad Proの縦置きキーボードはアリなのか?

すでに、私たちは「コンピュータのディスプレイは横長である」という刷り込みができているので、iPad Proを縦置きにしてキーボード入力を行うのは、かなり違和感があると思います。

しかしながら、2012年頃の調査ですが、iPadは縦派7割、横派3割程度というデータもあったので(参考: iPadの約3割がヨコで閲覧–iPhoneは9割以上がタテ)、iPad Proのキーボードが縦になるのは、ある意味合理的であるとも言えます。

アップルほどの会社が使いにくいものをわざわざ販売してくることもないと思うので、縦置きでも快適に入力できるようにうまく設計されているのだろうと思われます。

ただ、iPad Proを縦置きにしてキーボードを繋ぐというのは、どうしても見た目がブサイクになってしまうところはあるかもしれません(すぐに慣れるかもしれませんが)。

特に慣れないうちは、カフェなどの人目につくところでiPad Proの縦置きキーボードを使うと目立ってしまいそうです。

実際に、iPad ProとSmart Keyboardを使って当ブログを書いている私としては、「iPad Proの縦キーボードは微妙では…?」というのが率直な意見です。

実際に使ってみないとなんとも言いがたいのですが、iPad Proのキーボードが縦になってしまうと、おそらく膝の上などの真っ平らでない不安定な場所などでは使いづらくなること予想されます。

私はテーブルの上に置いて使ったり、ソファに座って膝の上に乗っけたりといろいろと姿勢を変えながらSmart Keyboardを使っているのですが、縦置きになってしまうと今までと同じように使えるのか疑問なところです。

とは言いながらも、そもそもiPadは縦向きにしか対応していないアプリも多いので、横ベースで使っていて縦アプリの時だけ縦にするよりも、縦ベースで使っていて必要な時に横にする方が合理的なのかもしれません。

とどのつまりは、現物を触ってみない限りはiPad Proの縦キーボードの使い心地がどうなのかも分からないところです。

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Apple(アップル)

最後に

今回は、『「iPad Pro」の縦置きキーボードはアリなの?違和感なく使えるのか』についてご紹介しました。

iPad Proの縦置きキーボードは、登場時は違和感があると思いますが、使ってみて慣れれば案外快適に使えるのかもしれません。

また、地味にデザイン面においても、キーボードを使う際に背面のアップルロゴが横に向いてしまわずに、ちゃんと縦のままという良さもあります。

そして、差別化が難しくなっていたMacBookとの違いも決定的になると思います。

縦キーボードがiPad Pro、横キーボードがMacBookという風に、見た目の違いも明確になります。

心配なのは、縦置きにすると充電しながらキーボードが使えなくなるかもしれないという点ですが、この辺りもアップルはうまくカバーしてくるかもしれません。

iPad Proの縦置きキーボードがどのような製品になるのか、注目ですね。