私が紙を使わない4つの理由!ペーパーレスのメリット・デメリットは?

今回は、「私が紙を使わない3つの理由」についてご紹介します。

最近は「ペーパーレス」という言葉をよく聞いたり、あるいは紙と共に普及してきたハンコの文化を廃止しようという話も出ているようです(参考: 日本の「はんこ文化」に疑問=平井科技相)。

結論から言うと、紙自体は便利なので無くならないと思います。

とは言いつつも、私はあえてここ3年ほど紙を極力使わない生活に挑戦していて、紙を印刷したり、紙媒体を所持しないようにしています(パスポートなどの電子化できないものは所持しています)。

そんなわけで今回は、私が紙を使わない理由と、ペーパーレスのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

私が紙を使わない4つの理由

では、実際に「私が紙を使わない理由」について見てきましょう。

最初に言っておきたいのが、紙を極力使わないように心がけてはいますが、100%使っていないとうわけではないということです。

「紙に印刷すること」と「紙媒体を所持すること」の2つを避けるようにはしていますが、役所の書類提出が紙媒体のみだったりする際は、ふつうに紙を使っています(あとはティッシュペーパーとトイレットペーパーも使います笑)。

それ以外の、例えばちょっとした書類などは紙に印刷せずにPDFで書き出ししてiPad Proで閲覧するようにしたり、家に届いた紙の書類などもスキャンか写真を撮ってEvernoteやiCloud Driveなどに保存して、紙の書類は保管せずに処分するようにしています。

あとは、本や漫画を買うときはKindleやApple Booksで電子版を買うようにしています。

もちろん、紙が好きな人も多いので紙をディスるつもりはありません

私の場合は、実験的にペーパーレス生活を始めてみたら案外なんとかなったので、そのまま続けているといった具合です。

理由1. プリンターの不調に悩まされたくない

1つ目の私が紙を使わない理由は、「プリンターの不調に悩まされたくない」です。

紙を印刷するプリンターというのは、毎回100%快適に印刷されることはなく何回かに1回は不調で出力されないことがあります(家庭用もオフィス用も)。

プリンターから紙が印刷されない原因は、紙が機械に詰まったり、ノズルの調子が悪かったり、あるいは寿命を迎えてしまったりと様々です。

そして、プリンターから紙が出力されないときは、原因を調べて対処する必要があります。

プリンターの不調の原因には、単純で簡単に直る場合や、複雑で素人には直せない場合などもあります。

どちらにしても、プリンターが不調の時には本来やろうとしていた作業を中断してプリンターの対応に時間とエネルギーを割かないといけなくなります

これが私の場合はとても無意味で面倒でうっとうしいと感じてしまう性格のため、なるべくプリンターは使いたくないのです。

そのため、書類は印刷せずにPDFで書き出してiPad Proで見るようにすれば、プリンターの不調に悩まされるというストレスから解放されるのです。

理由2. インク切れの心配をしなくていい

2つ目の私が紙を使わない理由は、「インク切れの心配をしなくていい」です。

プリンターのインクというものは、驚くほど早く無くなって切れてしまいます

例えばちょっと書類を印刷しようとした際に、「インクが切れました」とエラーが出てきやがるので、「この間変えたばっかりなのに?」と無駄にイライラしてしまうわけです。

そして、プリンターのインクというのが地味に高くて、例えばキヤノンの純正のものだと6色で¥4,000とかふつうにするわけです(しかもすぐ無くなりやがる)。

そのため、書類は印刷せずにPDFで書き出してiPad Proで見るようにすれば、プリンターのインク切れの心配をするストレスから解放されるのです。

理由3. 環境に良い

3つ目の私が紙を使わない理由は、「環境に良い」です。

紙に印刷する機会を減らすことで、紙の消費量を減らすことができます

日本では年間834万トンの印刷・情報用紙(書籍・雑誌・コピー用紙)が使われているようなので(参考: 紙産業の現状 – 日本製紙連合会)、各家庭や企業でコピー用紙に印刷する機会を減らせば、紙の消費量が減って環境に良いことも間違いないと思います。

また、電子書籍に抵抗のない人であれば、紙の書籍ではなく電子書籍を購入するようにすれば、コピー用紙だけでなく書籍に使われる紙の消費量も減らせて更に環境に良いというわけです。

もちろん、電子書籍リーダーであるiPadやKindleなどの電子機器を廃棄処分すれば環境に悪くて本末転倒なので、使わなくなったガジェットは下取りに出したりしてきちんとリユースやリサイクルしましょう。

理由4. 引っ越しが楽

4つ目の私が紙を使わない理由は、「引っ越しが楽」です。

これは持ち家の人には縁のない話なのですが、賃貸で紙の書類や本、漫画などを大量に所持していると、引っ越しの時めちゃくちゃ大変です。

賃貸で暮らしている人の大半は数年おきに引っ越しをすると思うので、引っ越しの際にかかるコストを抑えたいところです。

そこで、普段から紙の書類は保管せずに電子化してクラウドに保存し、本や漫画は電子版を買うようにしておけば、引っ越しの際に荷物が減ってめっちゃ楽になります。

紙を使わないことのデメリットは?

では、「紙を全く必要ないのか」、「紙を使わないとメリットだらけなのか」と聞かれれば、そうではなく紙を使わないことのデメリットもあると思います。

例えば、紙を使わずにiPad Proなどで書類や電子書籍を読むと、目が疲れやすいです。

この問題には、なるべくiPadの画面の明るさを下げたり、電子ペーパーであるKindle Paperwhiteを使うことで対応しています。

他には、ちょっとした書類や画像を壁に貼っておきたい時などは、紙はとても便利です。

ディスプレイを壁掛けして書類や画像を表示させる、いわゆるデジタルサイネージは、一般家庭やオフィスに導入するにはコストがかかるので、紙に印刷した方が安上がりなのです。

あとは、役所の書類など紙を使わざるを得ないシュチュエーションはまだまだあるので、紙が完全に無くなるのはまだまだ先の時代だと思います。

▼目に優しいKindle Paperwhiteもオススメです

最後に

今回は、『私が紙を使わない4つの理由!ペーパーレスのメリット・デメリットは?』についてご紹介しました。

このように、紙を使わないペーパーレス生活には、メリットとデメリットがいろいろとあります。

とは言っても、時代の流れ的には徐々にペーパーレスの方へ向かっている傾向があります。

私は3年ほどペーパーレス生活を続けることができていますが、今後もペーパーレスを継続したいと思っています。

皆さんも、興味のある方はペーパーレス生活に挑戦してみてはいかがでしょうか。