Apple TVのリモコン(Siri Remote)が使いにくい時の3つの対処法!

Apple TV 第4世代(2015)以降には、「Siri Remote (シリ・リモート)」という専用のリモコンが付属しています。

「Siri Remote」は、ボタン中心の操作だった従来のリモコンとは違ってスマホのようなタッチサーフェスによる操作を搭載したのが新しい試みでした。

しかしながら、実際に使っているユーザーの中には「Siri Remoteが使いにくい」と感じている人も多いようです(私もその1人でした)。

そこで今回は、Apple TVのリモコンであるSiri Remoteが使いにくいと感じている時に試してみたい3つの対処法について見ていきましょう。

Apple TVのリモコン(Siri Remote)が使いにくい時の3つの対処法

1. リモコンの上の方を持つ

1つ目のApple TVのリモコン(Siri Remote)が使いにくい時の対処法は、「リモコンの上の方を持つ」です。

これはとてもシンプルな対処法なのですが、手の親指の位置をいつもよりも上の方を意識して(タッチサーフェス部分の真ん中に親指がくるように)持つことで、Siri Remoteの使い勝手が劇的に向上します。

Siri Remoteは、縦に細長い形状なので下の方を中心に持ってしまいがちなのですが、これが使いにくくなっている原因だと思います。

Siri Remoteを使う上で頻繁に使うのは、タッチサーフェス部分とNEMUのボタンなので、上の方を中心に持った方が合理的なのです。

逆に、下の方を持ってしまうと再生/停止ボタンや音量ボタンは押しやすいものの、上の方は親指を伸ばして無理をするのでタッチサーフェス部分が押しにくくなってしまいます

本来は、リモコンの形状を均一にせずに、上部から下部にかけて細くするように設計すれば、自然と上の方を持てて使いやすくなっていたと思います(Wiiのヌンチャクやオキュラスのコントローラが良い例)。

残念ながらApple TVのSiri Remoteは、人体工学に反した残念なデザインとなっているのです(見た目は良いのですが)。

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2. カバーケースをつける

2つ目のApple TVのリモコン(Siri Remote)が使いにくい時の対処法は、「カバーケースをつける」です。

Siri Remoteはアルミとガラスでできているので、表面がツルツルして滑りやすいです。

そこで、シリコン製のケースカバーをSiri Remoteにつけることで、グリップ感が向上してSiri Remoteが使いやすくなるという算段です。

また、カバーケースをつけることでSiri Remoteが握りやすくなることに加えて、上下を間違えにくくなるというメリットもあります。

おそらく、Siri Remoteは上下対称のデザインにすることで美しさを演出したかったのだと思いますが、それ故にどっちが上でどっちが下か分かりにくいという弊害が生まれてしまったのです。

そのため、ケースカバーをつけることでSiri Remoteの使い勝手は向上するかもしれませんね。

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3. テレビのリモコンを使う

3つ目のApple TVのリモコン(Siri Remote)が使いにくい時の対処法は、「テレビのリモコンを使う」です。

これは最終手段のようなものなのですが、普段使っているテレビのリモコンでApple TVを操作するという方法です。

Apple TVはHDMIリンクに対応したテレビであれば、テレビリモコンでApple TVを操作することが可能です。

そのため、普段使っている使い慣れたリモコンを使ってApple TVを操作することで、Siri Remoteの使いにくさから解放されます。

ただし、Siriの音声入力機能や、ホームボタンを2回クリックしてアプリを終了するといった操作がテレビリモコンではできないので注意が必要です。

とは言っても、動画アプリを開いて動画の再生をする程度の操作であればテレビリモコンでも問題なく行えるのでオススメです。

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最後に

今回は、『Apple TVのリモコン(Siri Remote)が使いにくい時の3つの対処法!』についてご紹介しました。

このように、Siri Remoteが使いにくいと感じたら、上の方を持ってみたり、ケースカバーをつけてみたり、テレビリモコンを使ってみることで状況が改善するかもしれません。

もっとも、アップルがもっと使いやすいリモコンを開発してくれればこんなに悩まずに済む話なので、次のSiri Remote 2が出るとしたらもっと快適で直感的に使えるデザインにして欲しいものですね。

皆さんも、Apple TVのリモコンであるSiri Remoteが使いにくい時は、今回の対処法を試してみてはいかがでしょうか。