スマートフォン

iPhone XS、XS Maxの中古はネットワーク利用制限(赤ロム)になりにくい?

最近はiPhoneの価格高騰から、「中古市場」が注目を集めています。

中古市場では、最新機種や旧世代のiPhoneが安く買えるのでとてもお得なのですが、1つ注意しなければならないことがあります。

それは、「ネットワーク利用制限」というものです。

もしもこの「ネットワーク利用制限」にかかってしまうと、そのiPhoneは2度とセルラー通信の機能を利用できなくなります(Wi-Fiは利用可能)。

つまり、携帯電話として機能しなくなるのです(いわゆる赤ロムの状態)。

「ネットワーク利用制限」は、前のiPhoneの持ち主の分割払いの支払いが滞ったり、何か不正が発覚した際などに発生するものです。

そんな中でも、「iPhone XS」、「iPhone XS Max」の中古はネットワーク利用制限の発生率が低い端末であると言えます。

今回はその理由を見ていきましょう。

iPhone XS、XS Maxの中古はネットワーク利用制限(赤ロム)になりくい?

では、なぜiPhone XS、XS Maxの中古はネットワーク利用制限率が低いのか、その理由を見ていきましょう。

その理由は、iPhone XS、XS Maxは分割購入の審査が厳しいことにあります。

iPhone XS、XS Maxは分割購入の審査が厳しい

「iPhone XS」と「iPhone XS Max」は、本体価格が高く、最も安価なiPhone XSの64GBでも支払総額が¥128,640します(auの2019年2月24日時点)。

そして支払総額が10万円以上する端末を、キャリア(docomo、au、SoftBank)で分割購入する際には、割賦販売法という法律に基づいて必ず審査を受けてパスしなければなりません。

この支払総額10万円以上の分割購入の際に発生する審査は、カードローンと同様の与信審査であると言われています(参考: 格差拡大ひしひしと「iPhone審査落ち続出」に思うこと)。

そのため、過去にクレジットカードの支払いを滞納するなどして、いわゆる金融事故を起こしている人は、iPhone XS、XS Maxを分割購入することはできないのです

逆に言えば、iPhone XS、iPhone XS Maxを分割購入できた人はある程度金融的な信用度の高い人なので、携帯代の支払いを滞納するリスクも低いと言えます。

そして、携帯代の滞納がなければ、iPhoneがネットワーク利用制限にかかることは基本的にありません

iPhone XS、XS Maxでも100%安全なわけではない

このように、「iPhone XS」、「iPhone XS Max」の中古は、与信審査をクリアしないといけないのでネットワーク利用制限にかかるリスクも低くなっています

しかしながら、とは言ってもiPhone XS、iPhone XS Maxの中古が100%安全でネットワーク利用制限に絶対にならないとは言い切れません

審査をパスしているのでネットワーク利用制限になる確率が低いだけで、100%ならないわけではないのです。

そもそも、ネットワーク利用制限がかかる主な原因は2つあります。

1つ目のネットワーク利用制限がかかる主な原因は携帯代の滞納」です。

これはシンプルに毎月キャリアに支払うはずの携帯電話の月額料金が、口座やカードから引き落とせない状態が続くというものです。

大半のネットワーク利用制限の原因は、この「携帯代の滞納」にあるようです。

iPhone XS、iPhone XS Maxを分割購入できた人は金融信用度が高いので月額料金の支払いを滞納するリスクは低いですが、何らかの理由で滞納してしまうリスクは誰にしもあります。

例えば、転職で給料が減ったり、引っ越しで家賃が増えて生活に余裕がなくなったり、想定外の出費で貯金がなくなったり、あるいは病気で働けなくなって収入が途絶えたりなどなど、人生には何があるか分かりません。

このように、今までは大丈夫だった人が滞納するリスクはあるので、ネットワーク利用制限にかかってしまうリスクもあります。

2つ目のネットワーク利用制限がかかる主な原因は、「紛失盗難補償の悪用」です。

これはかなり悪質なケースなのですが、中古ショップにiPhoneを売却して買取金額を受け取った後、「紛失盗難補償」を使って新しいiPhoneを手に入れるという場合です。

「紛失盗難補償」を使うと、それまでのiPhoneにはネットワーク利用制限がかけられてしまいます

もちろん、紛失でも盗難でもなく中古ショップに売却した上で「紛失・盗難した!」と嘘の申告をするのは詐欺行為です。

中古ショップに売る際には個人情報を控えられるので、売ってから「紛失盗難補償」を使うと、確実にバレます

そして「紛失盗難補償」の悪用が発覚した場合は、違約金の請求や裁判沙汰にもなりかねないので、絶対にやめましょう。

iPhone XS、XS Maxの中古端末の元の持ち主が「携帯代の滞納」をしなくても、「紛失盗難補償」の悪用をした場合、残念ながらネットワーク利用制限がかかってしまうのです。

このように、iPhone XS、XS Maxの中古であっても、滞納してしまったり、詐欺目的のために、100%ネットワーク利用制限がかからないというわけではないのです。

中古iPhoneはSIMフリーがベスト!

このように、中古iPhoneである限り、iPhone XS、iPhone XS Maxであってもネットワーク利用制限にかかってしまうリスクは存在します

もちろん、最近は「赤ロム保証」を行なっているショップも多いのですが、ある日突然ネットワーク利用制限になってセルラー通信が全く使えなくなるリスクは存在するわけです。

例えば、超重要な仕事の連絡をしなければならない時や、災害発生時などにネットワーク利用制限になってしまえば、かなりダメージは大きいです。

そこでオススメなのが、「SIMフリーの中古iPhone」を買うことです。

SIMフリー端末にはネットワーク利用制限が存在しないので、一切心配することなく安心して使うことができます

ただし、SIMロック解除したものには注意が必要です。

もともとdocomo、au、SoftBankなどの端末でSIMロック解除したものは、あとでネットワーク利用制限にかかるリスクが存在します。

ただし、SIMロック解除済みの場合は元のキャリア以外は使えるので、docomo回線を使っているなら元docomo以外、auなら元au以外、SoftBankなら元SoftBank以外のSIMロック解除端末を選択すれば安全です。

▼iPhone XS対応の「AirPods 第2世代」もオススメです


最後に

今回は、『iPhone XS、XS Maxの中古はネットワーク利用制限(赤ロム)になりにくい?』についてご紹介しました。

このように、iPhone XS、iPhone XS Maxの中古はネットワーク利用制限の発生率が低いのですが、100%の安全を求める場合はSIMフリーがオススメになります。

ちなみに、最近はdocomoが中古スマホであっても購入から100日が経過していればSIMロック解除できるという制度を始めました(参考: ドコモの「SIMロック解除」要件緩和 手続きはどうすればいい?)。

この制度をうまく使って、docomoのiPhoneをSIMロック解除してdocomo以外の回線SIMで安全に使うのもアリだと思います。

皆さんも、中古のiPhoneを買う際は、ネットワーク利用制限に注意して買いましょう。

関連記事はこちら