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「4K」の必要性5選!高解像度に意味はある?ない?

最近は4Kテレビの価格が下がってきたことに加えて、2018年末にはBS/CS 4K放送も始まり、「4K」というものが徐々に私たちの身近な存在になってきました。

そもそも「4K」とは、解像度3840 x 2160(約800万画素)の規格を指す言葉で、従来のフルHDの解像度1,920 x 1080(約200万画素)に比べて縦横2倍ずつ計4倍に画素(ピクセル)が増えています(4KはウルトラHDとも呼ばれます)。

つまり、従来のフルHDに対して4Kは約4倍高画質となりました。

このように、4Kはとても綺麗で進化しているのですが、中には「そもそも4Kっているの?」、「4Kの必要性って何?」と思っている人も多いかもしれません。

結論から言うと、ぶっちゃけ4Kがなくても生きていけますが、4Kがあると結構良いことがあります

そんなわけで今回は、「4Kの必要性5選」について見ていきましょう。

4Kの必要性5選

4Kの必要性1. 拡大しても画質が悪くならない

1つ目の4Kの必要性は、「拡大しても画質が悪くならない」です。

私たちはよく、スマホで撮った写真をピンチ(指2本で広げる)して拡大して見ることがよくあると思います。

あのように、何気なくスマホで撮影した写真を拡大して見れるのは、最近のスマホのカメラの解像度が1,000万画素くらいあるためです。

写真の解像度が1,000万画素くらいあると、スマホの画面で2〜3倍に拡大表示しても、クッキリとシャープに表示されて細部までチェックすることが可能です。

これは動画においても全く同じことで、4K(800万画素)で撮影しておけば、後から拡大して細部をチェックすることが可能になります。

しかしながら、従来のフルHDは200万画素しかないので、拡大すると画質が悪くなって細部がボケボケになります。

そのため、4Kはスマホ動画はもちろん、防犯カメラやドライブレコーダーなどにおいても重宝されます。

このように、4K動画は解像度が高いため、拡大して細部までチェックすることが可能であるという必要性があります。

4Kの必要性2. 大型テレビでも視聴に耐えられる

2つ目の4Kの必要性は、「大型テレビでも視聴に耐えられる」です。

50インチ以上のテレビで動画を見た経験がある人は「なんだか画質が悪い」と感じたことがあると思います。

これはテレビの性能の問題ではなく、フルHD(200万画素)の動画を大型テレビに映し出すと、粗が目立って画質が悪く感じてしまうのです。

こればかりは、フルHD(200万画素)の限界であるとしか言いようがなく、大型テレビでも視聴に耐えられる動画を作るためには、4K(800万画素)で表示するしかないのです。

フルHDテレビの時代は、32インチ程度が主流で40インチでも大型だと言われていましたが、最近は液晶テレビの低価格化が進み、4Kテレビは最低40インチ、55〜60インチが大型と言われています。

そのため、「今は32インチのテレビだから大丈夫」という人も、今後40〜50インチクラスのテレビに買い換えた際に、「フルHDの動画は画質が悪い」と感じるようになると思います。

このように、4Kは大型テレビでも視聴に耐えられるという必要性があります。

4Kの必要性3. 引きの映像も細部まで撮れる

3つ目の4Kの必要性は、「引きの映像も細部まで撮れる」です。

フルHD(200万画素)と4K(800万画素)の映像の違いが最もよく現れるのは、「引きの映像」だと思います。

映画やドラマなどを見ていて、人物の顔がアップになる「寄りの映像」では、フルHDと4Kの差はそれほど大きく感じないのですが、風景や街などが「引きの映像」で映し出されると、違いがはっきりと分かります。

例えば、自然を映した「引きの映像」では、木の1本1本まで鮮明に見えますし、街の映像では小さくなった車や人、建物がハッキリと見えるのです(フルHDのば場合は潰れてしまって見えない)。

「引きの映像」が細部まで見えるようになったことで、映像を見ることの体験がよりリッチなものになります。

4Kの必要性4. ノイズが目立たなくなる

4つ目の4Kの必要性は、「ノイズが目立たなくなる」です。

写真にしても、動画にしても、所詮はデータなので必ずノイズというものが発生します。

そしてこの写真や動画のノイズは、基本的には解像度が高くなるにつれて目立たなくなります

例えば、フルHDで撮影すると4ピクセル分のノイズが乗っていた場合、4Kで撮影することで1ピクセル分まで減らせることが可能になります(例えばです)。

大まかに言えば、解像度が4倍になると、ノイズの大きさは1/4に縮小させることができるのです(場合にもよりますが)。

フルHDの動画では、シーンによってはブロックノイズモスキートノイズが目立ってしまうことがありましたが、4Kではより目だなくなるのです(無くなるわけではない)。

そして、余計なノイズが減ることで、人はより映像に集中できます

このように、4Kには「ノイズが目立たなくなる」という必要性があります。

4Kの必要性5. 解像度(画素数)は高い(多い)ほど良い

5つ目の4Kの必要性は、「解像度(画素数)は高い(多い)ほど良い」です。

映像の歴史を振り返って見ると、その時は必要ないと思われていた物も、後になってから重要度が増すことがあります。

例えば、1968年公開の映画「2001年宇宙の旅」は、全編70mmのフィルムで撮影されています。

70mmのフィルムはデジタルに換算すると8K相当とも言われていますが、当時は70mmフィルム環境を上映できるシアターも少なく、フィルム自体も高価なので必要ないと言われていました。

ところが、現代になってコンピュータと映像技術が進歩したことで、「2001年宇宙の旅」を8Kのデータに変換して蘇らせることが可能になりました。

つまり、今は4Kは不要と思っていても、何年かしてから振り返った際に重要度が増すことが考えられます。

このように、将来のことを見据えると、4Kで撮ることには「解像度(画素数)は高い(多い)ほど良い」という必要性があるのです。

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最後に

今回は、『「4K」の必要性5選!高解像度に意味はある?ない?』についてご紹介しました。

このように、4Kには、拡大しても画質が悪くならない、大型テレビの視聴にも耐えられる、引きの映像も細部まで撮れる、ノイズが目だなくなる、解像度は高いほど良いといった必要性があります。

思い返してみると、現在主流のHD(ハイビジョン)が登場した時も、「HDなんていらない、SDで十分」という声が多かったのです。

しかしながら、現代ではHD画質を見慣れてしまえばSD画質には戻りたくないという人も多いと思います。

それと同じ理屈で、4K画質で見れるならHDよりも4Kで見たいと思うようになるものです。

人類は本能的によりリッチなもの(SDよりHD、HDより4K)を求める傾向があるのかもしれませんね。

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