Apple TVがFire TVより優れている26の点!高いのには理由がある

今回は、「Apple TVがFire TVより優れている26の点」についてご紹介します。

最近はテレビで動画配信サービス(ネット動画)が楽しめるメディアストリーミング端末が人気を集めています。

その中には、アップルが販売する「Apple TV」と、アマゾンが販売する「Fire TV」のシリーズがあります。

価格面では、最も安いApple TV HD(第4世代)は¥15,800(税抜き)〜、Fire TV Stickは¥4,980(税込)〜と、Fire TVの方は1/3ほどの価格になっています。

ここで、「Apple TVより価格が安いFire TVの方が良いの?」と気になっている方も多いかもしれません。

そこで今回は、Apple TVがFire TVよりも優れている点について見ていきましょう。

Apple TVはFire TVに比べると高いのですが、その分メリットがあるのです。

Apple TVがFire TVより優れている26の点

1. UIが美しい

1つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「UIが美しい」です。

デザインに定評のあるアップルの製品だけあって、Apple TVのUI(ユーザー・インターフェース)も美しい仕上がりになっています。

iOSと同様に、Apple TVのホーム画面にはアプリのアイコンを表示し、ユーザーが自由に並べ替えて使うことができます。

特に細かい演出なのが、アイコンをポイントした際に光が差し込む演出になっていて、Siri Remoteのタッチサーフェス部分で微妙に角度を変えると、光の当たり方も変わってきます。

まだ、映画のアートワークをポイントすると、立体的に見える演出が施されているので、こちらもSiri Remoteのタッチサーフェスで角度を変えると、写真から飛び出して見えます。

2. スクリーンセーバーが美しい

2つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「スクリーンセーバーが美しい」です。

Apple TVでは、美しい空撮映像のスクリーンセーバーが自動的にダウンロードされ、順次新しいものが表示されるようになっています。

従来は世界の主要都市や世界遺産の空撮映像が中心でしたが、2018年9月頃から地球を撮影した宇宙からの映像も追加されました。

Fire TVのスクリーンセーバーは、味気ない安っぽい写真が表示されるだけでセンスを感じませんでしたが、Apple TVのスクリーンセーバーは息をのむほど美しいものとなっています。

3. iPad Pro(2017)と同じ高性能プロセッサを搭載

3つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「iPad Pro(2017)と同じ高性能プロセッサを搭載」です。

Apple TV 4Kには、iPad Pro(2017)と同じ「A10X Fusion」のプロセッサが搭載されています。

iPad Pro(2017)のGeekbenchスコアは9347であることから(参考: iPad Pro (10.5-inch) Benchmarks)、Apple TV 4Kも同等の処理能力を持っていることになります。

一方で、Fire TV Stick 4KのGeekbenchスコアは2134と、Apple TV 4Kの1/4未満の処理能力となっています(参考: Amazon Fire TV Stick 4K Geekbench Benchmark)。

4. Siri Remoteは充電式

4つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「Siri Remoteは充電式」です。

Apple TV付属のリモコンであるSiri Remoteは、バッテリー搭載の充電式になっています。

そのため、iPhoneなどを充電するのと同じように、Lightningケーブルを使って充電することができます。

Fire TVのリモコンは、乾電池です。

5. Siri Remoteにジャイロセンサー搭載

5つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「Siri Remoteにジャイロセンサー搭載」です。

Apple TV付属のリモコンであるSiri Remoteには、3軸ジャイロセンサーが搭載されています。

そのため、Asphalt 8などのレーシングゲームを、Siri Remoteを横向きに持ってジャイロセンサーでプレイすることができます。

Fire TVのリモコンには、ジャイロセンサーは搭載されていません。

6. Siri Remoteはガラスとアルミ製

6つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「Siri Remoteはガラスとアルミ製」です。

Apple TV付属のリモコンであるSiri Remoteは、正面がガラス製、背面がアルミ製となっています。

リモコンにガラスやアルミを採用しているのは、おそらくApple TVのSiri Remoteだけです。

Fire TVのリモコンはプラスチックです。

7. Siri Remoteでテレビ・スピーカーの音量調整ができる

7つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「Siri Remoteでテレビ・スピーカーの音量調整ができる」です。

Apple TV付属のSiri Remoteには、音量のプラス、マイナスボタンが搭載されているので、テレビやスピーカーの音量を調整できます。

音量調整するには、赤外線かHDMIリンク(CEC)のどちらかの方法が利用できます。

音量調整をするデバイスの設定は自動的に行われますが、後から手動で設定することも可能です。

8. iPhone・iPadで簡単にセットアップできる

8つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「iPhone・iPadで簡単にセットアップできる」です。

Apple TVのセットアップは、iPhoneやiPadを使うと簡単に行うことができます。

初期設定の際にアカウント情報を入力したり、面倒なことをする必要がありません。

9. iPhone・iPadを簡単にリモコンにできる

9つ目のApple TVがFire TVより優れている点は、「iPhone・iPadを簡単にリモコンにできる」です。

iPhoneかiPadをお持ちの方は、OSに搭載されている標準機能で簡単にApple TVのリモコン代わりに使うことができます。

やり方は、iPhoneかiPadでコントロールセンターを表示して「①リモコンのアイコン」を選択し、あとは接続したいApple TVを選択すれば②リモコンとして操作できます。

コントロールセンターにリモコンのアイコンが表示されない場合は、「設定」→「コントロールセンター」→「カスタマイズ」→「Apple TV Remote」の順に追加しましょう。

10. iPhone・iPad・Macから簡単に画面ミラーリングできる

10個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「iPhone・iPad・Macから簡単に画面ミラーリングできる」です。

iPhone・iPad・Macなどのアップル製デバイスをお使いの方は、簡単に画面ミラーリングをすることができます。

やり方は、iPhone・iPadの場合はコントロールセンターを表示してから「①画面ミラーリング」のボタンをタップし、お使いのApple TVを「②選択」すれば画面ミラーリングされます。

Macの場合は、メニューバーにある「AirPlay」のボタンを選択して、お使いのApple TVを選択すれば、画面ミラーリングが開始されます。

11. iTunes Storeで購入した映画が見れる

11個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「iTunes Storeで購入した映画が見れる」です。

Apple TVでは、iPhone・iPad・Mac・Windowsなどで購入したiTunes Storeの映画を直接見ることができます。

もちろん、Apple TV側から直接iTunes Storeの映画をレンタル・購入することもできます。

普段iPhone・iPad・Mac・WindowsでiTunes Storeの映画を利用する方は、Apple TVを使えばテレビの大画面でも楽しむことができます。

12. iTunes Storeの4K HDR、DOLBY VISON・ATMOS映画が見れる

12個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「iTunes Storeの4K HDR、DOLBY VISON・ATMOS映画が見れる」です。

Apple TV 4Kでは、iTunes Storeで配信されている4K、HDR10、DOLBY VISION、DOLBY ATMOSに対応した作品を視聴することができます。

また、過去にiTunes Stroeで購入済みの映画が4K、HDR10、DOLBY VISION、DOLBY ATMOSに対応した場合、自動的に無料でアップデートされます。

iTunes Storeの映画は、レンタルが¥100〜500、購入版が¥500〜2,500程度と安価で、Ultra HD Blu-rayと比べてもかなりコスパが良いです。

また、現状では4K映画のレンタルサービスを行なっているところはなかなかないので、手軽に4Kを楽しみたい方にもApple TV 4KとiTunes Storeはオススメになります。

iTunes Storeで配信されている4K HDR対応作品はこちら(参考: iTunes映画(Apple TV)の4K HDR対応コンテンツはこちら!【随時更新】)。

13. YouTubeの公式アプリがある

13個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「YouTubeの公式アプリがある」です。

Apple TVでは、専用のApp Storeで配布されているYouTubeの公式アプリを利用することができます。

14. Apple Arcadeに対応

14個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「Apple Arcadeに対応」です。

Apple TVでは、2019年秋に開始される「Apple Arcade (アップルアーケード)」に対応予定です。

Apple Arcadeは、Apple TVのApp Storeに追加される「Arcade」のメニューからプレイできるようになります。

Apple Arcadeは、月額定額制で遊び放題で、広告や追加課金などは一切ありません。

15. HomeKit対応

15個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「HomeKit対応」です。

Apple TVでは、HomeKitに対応しているスマートホーム家電を、Siriで操作することができます。

16. iCloudの写真・動画が見れる

16個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「iCloudの写真・動画が見れる」です。

Apple TVでは、あなたのiCloudライブラリにアップロードされた写真・動画を、テレビで見ることができます。

17. パッケージに高級感がある

17個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「パッケージに高級感がある」です。

Apple TVのパッケージは、他のアップル製品と同様に高級感のある見た目になっていています。

18. 製品デザインに高級感がある

18個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「製品デザインに高級感がある」です。

Apple TVは、製品デザインも高級感のある見た目になっています。

さらにデザインだけでなく、Apple TV 4Kには排熱ファンが搭載されるなど、機能面でも優れた設計となっています。

19. 動画再生中の10秒進む・戻るが簡単にできる

19個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「動画再生中の10秒進む・戻るが簡単にできる」です。

Apple TVでは、動画の再生中に「10秒進む」と「10秒戻る」の操作を簡単に行うことができます。

やり方は簡単で、動画の再生中にSiri Remoteのタッチサーフェスの右側をクリックすれば10秒進む、タッチサーフェスの左側をクリックすると10秒戻ります。

これによって、再生位置をカチカチと快適に操作することができます。

20. 動画再生中のシークが簡単にできる

20個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「動画再生中のシークが簡単にできる」です。

Apple TVでは、動画を好きな位置から再生させるシークの操作が簡単にできます。

やり方は、動画の再生中にSiri Remoteのタッチサーフェスの中央をクリックして「①停止」し、停止した状態でSiri Remoteのタッチサーフェス部分を左右にスワイプすることで「②シーク」ができます。

これによって、例えば映画の1時間あたりまでスキップしたい時も簡単に早送りができます。

21. Siri Remoteで音声文字入力できる

21個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「Siri Remoteで音声文字入力できる」です。

Apple TVでは、Siri Remoteを使って簡単に音声入力ができます。

やり方は、YouTubeなどの検索ボックスや文字入力の欄でSiri RemoteのSiriボタンを押したまま話しかけるだけです。

あとは、音声が文字になって入力されるはずです。

文字入力の言語を変更したい場合は、地球儀のボタンをクリックして変更しましょう。

22. OSの安定性が高い

22個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「OSの安定性が高い」です。

Apple TVに搭載されているtvOSは安定性が高く、使用中に動作がモッサリしたり、フリーズしたり、突然クラッシュすることはありません

23. ヌルヌル・サクサク動く

23個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「ヌルヌル・サクサク動く」です。

Apple TV 4Kには、A10XプロセッサとRAMが3GB搭載されているので、動作がヌルヌル・サクサクと動作します。

24. アプリのインストール・削除が簡単

24個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「アプリのインストール・削除が簡単」です。

Apple TVでは、App Storeからのアプリのインストール・削除が簡単に行えます。

やり方は、iPhoneやiPadと同じで、App Storeから目的のアプリを探して「入手(インストール)」のボタンを押すだけです。

アプリを削除する場合は、ホーム画面でタッチサーフェスボタンを長押しして、アプリの並べ替えモードにし、再生/停止ボタンを押して削除を選択するだけです。

25. ホーム画面に余計なものが出てこない

25個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「ホーム画面に余計なものが出てこない」です。

Apple TVのホーム画面には、アプリのアイコンが並んでいるだけで余計なものは出てきません。

Fire TVのホーム画面には、広告が表示されます。

26. 連動でテレビの電源をオンオフできる

26個目のApple TVがFire TVより優れている点は、「連動でテレビの電源をオンオフできる」です。

Apple TVでは、HDMIリンク(CEC)に対応したテレビやスピーカーに接続している場合、連動でテレビの電源をオンオフできます。

電源をオンにするときは、Siri Remoteのどこかのボタンを押せば連動で電源が入り、オフにするときは、ホームボタンを長押ししてスリープを選択すればオフになります。

▼「Apple TV 4K」はこちら

最後に

今回は、『Apple TVがFire TVより優れている26の点!高いのには理由がある』についてご紹介しました。

このように、Apple TVにはFire TVよりも優れている点が多くあります。

もちろん、Fire TVには圧倒的な安さというメリットがあるのも事実なので、「とにかく安いものが欲しい」という人にはFire TVがオススメです。

Apple TVは、洗練されたデザインとUIで、4K HDRの世界を楽しみたい方や、なんと言ってもアップル製品なので、iPhone、iPad、Apple Watch、Macとアップル製品を揃えている人にもオススメです。

皆さんも、Apple TVを使って快適な動画視聴ライフを送りましょう。