映画館はうるさいし高いしマナーが悪い?メリットとは
2019年6月1日より、「109シネマズ」の映画館の鑑賞料金が一般¥1,900に値上げされます(参考: 映画鑑賞料、値上げ相次ぐ 109シネマズ、新宿バルト9も)。
2019年3月にはTOHOシネマズが全国の映画館の一般料金を¥1,900に値上げしていたので(参考: TOHOシネマズ値上げ 一般1800円→1900円に 人件費など負担増で)、映画館全体が値上げの傾向にあるようです。
もちろん料金が多少高くても、映画館には大迫力のスクリーンや音響システムがあるため、最適な環境で視聴できるのならお金を払う価値もあると思います。
しかしながら、映画館はさまざまな人が利用する公共の場であり、当然なら一部にはマナーの悪い人も存在します。
そして、運悪くマナーの悪い人の近くの席になってしまうと、約2時間苦痛に耐え続けなければならなかったり、あるいは最悪の気分で劇場を後にしなければならなくなります。
果たして、高い料金を払ってまで最悪の気分を味う可能性がある映画館にはメリットがあるのでしょうか。
映画館はうるさいし高いしマナーが悪い?
映画館にいるマナーの悪い客にはいくつか種類があります。
私が実際に遭遇してしまったのは、後ろに座っていた人が終始大きな声でおしゃべりを続けていて映画の内容が頭に入ってこなかったというものでした。
また、おしゃべりの他にも上映中にスマホをいじって明かりがうっとしいといったものもよくあるようです(参考: 「出演者より目立ってる」「スマホ見てないで舞台見ろよ」 客席でスマホを使用する人が舞台上からどう見えるか実験したツイートに共感続出)。
また、最悪のケースでは他の客からジュースをかけられるというものもあるようです(参考: 中川翔子、映画館でジュースをかけられショック 上映中の急襲に「内容が頭に入らなかった」「泣けてきたわ」)。
このように、映画館で映画を見るときは、マナーの悪い客の近くになってしまうというリスクを覚悟しておく必要があります。
映画は家で見るべき?
近年はインターネットの通信速度と動画圧縮技術の向上によって、iTunes Storeや、Netflix、Amazon Prime Videoといった動画配信サービスで映画を楽しめるようになりました。
またネット配信におる新作映画も、早いものでは劇場公開から3〜4ヶ月後には視聴可能になるなど、便利になってきています。
ネット配信を利用すれば、家にいたまま好きな時間に好きな環境で映画を視聴することができます。
また、料金面を見てみると、劇場は一般料金¥1,900に交通費約¥500をプラスして1回あたり約¥2,400かかります。
一方でレンタル配信の場合は、新作のレンタル料金¥500(Amazonなら¥399)にスマートテレビ代金約¥60,000を耐用年数5年(1,825日)で割った約¥32、1ヶ月の通信費約¥5,000を30日で割った約¥166、1ヶ月電気代約¥5,000を30日で割った約¥166を足して、1回あたり約¥864で視聴できます。
もちろん、家でレンタル配信で見る場合は映画を見ない日も電気代とネット代が発生するので実質的にはもう少し高くなりますが、それでも劇場に比べて格段に安いのは間違いありません。
家で映画を見るデメリットとしては、劇場よりも画面サイズが小さくなる(40〜60インチ程度)ことと、音響もしょぼくなること(サウンドバーなどでましになります)、あとはどうしても劇場特有の雰囲気やワクワク感は再現できないことがあります。
それでも、映画を見ている最中にマナーの悪い人が邪魔をしてこないというだけでも、家で映画を見るメリットは大きいのではないでしょうか。
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最後に
今回は、『映画館はうるさいし高いしマナーが悪い?メリットとは』についてご紹介しました。
このように、映画館が公共の場である以上はマナーの悪い人は一定数確実に存在することと、映画館で不快な思いをしたくないなら自宅で映画を見る方がいいと言えます。
そして、料金面を見てみても劇場より自宅で映画を見る方が安く経済的なのです。
もちろん、自宅で映画を見る場合は劇場公開中の世間で盛り上がっている時に参加できないのが最大の難点ですが、それでも3〜4ヶ月するばネット配信されるので耐えましょう。
もっとも、映画館で近くにマナーの悪い人がいても全く気にならないというメンタルの強い方であれば何も気にせず劇場に行けるのでいいと思います。
皆さんも、劇場で不快な思いをしたくないという場合は、自宅で映画を見る視聴スタイルに切り替えてみてはいかがでしょうか。