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広告費、ネットがテレビを超える?世界は既に日本も間も無く

2019年の世界の広告費用のシェアでは、デジタル(ネット)が41.8%を占め、テレビの33.6%に差をつけるという予測が出ています(参考: デジタル広告費のシェア、総広告費の4割超に テレビ広告との差が開く 電通が予測)。

2018年時点の世界広告費は、デジタル(ネット)が39%、テレビが34.9%でしたが、2019年、2020年にはデジタル(ネット)が更に成長し、テレビが徐々に減少していく予測となっています。

日本における広告費は、2018年時点でインターネットが1兆4,480億円、地上波テレビが1兆7,848億円となっています(参考: 電通、2018年日本の広告費を発表 ネット広告費が1兆7,000億円超え/地上波テレビ広告費に迫る)。

日本ではまだ地上波テレビ広告がネット広告を上回っていますが、おそらくこのペースで成長すれば2019〜2020年にもネットがテレビを超えるのではないかと思われます。

アメリカでは2013年にネット広告がテレビを上回り(参考: もう少し詳しく!米国のネット広告市場がテレビを上回った件について)、世界でも2018年にネットがテレビを上回りました(参考: 世界広告費、ネットが初めてテレビを上回る)。

このように、これから2020年代にかけてネットの広告がテレビにどんどん差をつけていくことになりそうです。

広告費、ネットがテレビを超える?

2018年時点の広告費のあり方を見ると、世界ではネットがテレビを少し上回り、日本ではテレビがネットを少し上回っている程度です。

ネット広告の成長はモバイル(スマホ)が牽引していて、バナー広告、動画広告、SNS広告といったディスプレイ広告が最も割合が多いようです。

2018年時点の世界のスマホ利用率は総人口の68%で、インターネットの利用率は総人口の53%のようです(参考: 世界のネット普及率は53%、Webトラフィックの過半数はスマホ、などのデータ集)。

このように、まだ人類の約半数しかネットにアクセスできていない状態なので、ネット広告にはまだまだ伸び代がありそうです。

2020年代は更にネット広告が成長?

これから2020年代にかけては、世界で更にスマートフォンが普及しインターネットの利用率も飛躍的に上昇することが予想されます。

また、先進国で続々と次世代通信規格の「5G」が開始されるので、より高速なインターネット接続が可能になります(ギガ不足も無くなる?)。

ネットの速度が向上すれば、インターネットで動画を見るユーザーも更に増えることになります。

そうなると、スマホに限らずにテレビやパソコン、タブレット、あるいはVRゴーグルやスマートグラスなどでYouTubeなどの動画配信サービスを楽しむ人がより増えることになるでしょう。

そうやってネットで動画を見る人の数が増えれば、おのずとネット動画の広告費用も増えていきます。

また人間が使える時間には限りがあるので、ネット動画の視聴時間が増えた分だけテレビ放送の視聴時間が減り、テレビ広告の費用は更に下がることになりそうです。

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最後に

今回は、『広告費、ネットがテレビを超える?世界は既に日本も間も無く』についてご紹介しました。

このように、既に世界ではネット広告がテレビ広告を上回っていて、日本でも間も無くネットがテレビを超えることになります。

さらに、2020年代には5Gの普及が後押ししてネット動画の広告が更に増えることになりそうです。

2000年代はネットを見るためにはパソコンの前に座る必要がありましたが、2019年現在はスマホやタブレットを手に持ってどこでもネットを見れるようになりました。

2020年代には、VRゴーグルやスマートグラス、あるいは全く想像もできない新しいデバイスでネットを見ることが可能になっているかもしれません。

インターネットと広告のあり方が今後どうなっていくのか、目が離せませんね。

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