Apple TVのメモリ(RAM)は?HDは2GB、4Kは3GB
最近は、テレビで動画配信サービスやアプリなどが楽しめるスマートテレビやストリーミングデバイスといったものが人気を集めています。
そしてアップルが販売するストリーミングデバイスが、「Apple TV (アップル・ティーヴィー)」という製品です。
「Apple TV」は2019年6月現在、「Apple TV HD」と「Apple TV 4K」という2つの製品が発売されています。
そんな中、「Apple TVのメモリ(RAM)はいくつ?」、「どの程度の処理能力なの?」と気になっている人もいると思います。
そこで今回は、「Apple TVのメモリ(RAM)」について見ていきましょう。
Apple TVのメモリ(RAM)は?
アップルは「Apple TV」のメモリ(RAM)の容量を、公式には公開していません。
しかしながら、iFixitの分解レポートによってApple TVのメモリ(RAM)の容量が明らかになっています(参考: Apple TV 4th Generation Teardown、 Apple TV 4Kの分解)。
Apple TVのメモリ(RAM)は、「Apple TV HD」が2GB、「Apple TV 4K」が3GBとなっているようです。
「Apple TV HD」には「Hynix H9CKNNNBKTBRWR-NTH 2 GB LPDDR3 SDRAM」が搭載されています。
そして「Apple TV 4K」には「SK Hynix H9HCNNNBRUMLQR 2 GB LPDDR4 RAM」と「SK Hynix H9HCNNN8KUMLQR 1 GB LPDDR4 RAM」が搭載されています。
Apple TVのメモリ(RAM)はこのようになっています。
Apple TVの処理能力は?
では、Apple TVの処理能力はどの程度なのかという疑問ですが、Apple TV向けのベンチマークアプリがないので不明です。
しかしながら、「Apple TV HD」はA8チップを搭載、「Apple TV 4K」はA10X Fusionチップを搭載しているという情報からある程度推測することが可能です。
「A8チップ」は、iPhone 6/6 Plus、iPod touch 第6世代などにも搭載されていて、「A10X Fusionチップ」は、iPad Pro 2017年モデルに搭載されています。
つまり、クロック周波数には違いがあるとは思いますが、「Apple TV HD」はiPhone 6/6 Plus、iPod touch 第6世代と同程度で、「Apple TV 4K」はiPad Pro 2017年モデルと同程度の処理能力であると言えます。
ただし、メモリ(RAM)を見るとiPhone 6/6 Plus、iPod touch 第6世代は1GB、iPad Pro 2017年モデルは4GBという違いがあります。
▼「Apple TV 4K」はこちら
最後に
今回は、『Apple TVのメモリ(RAM)は?HDは2GB、4Kは3GB』についてご紹介しました。
このようにApple TVのメモリ(RAM)は、「Apple TV HD」が2GB、「Apple TV 4K」が3GBとなっています。
参考までに、他社のストリーミングデバイスのRAMを見ると、「Fire TV Stick」が1GB、「Fire TV Stick 4K」が2GBとなっています。
皆さんも、Apple TVを使って快適に動画配信サービスやアプリなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。