「TCL(ティーシーエル)」が世界テレビ市場シェア第2位に!日本での評判は?

2018年の世界テレビ市場シェアにおいて、初めて中国の「TCL (ティーシーエル)」が2位となりました。

2018年の世界テレビ市場シェアを見ると、1位がサムスンで16.6%、2位がTCLで11.6%、3位がLGで11.3%、4位がハイセンスで7%、5位がスカイワースで6%、6位がソニーで4.8%、7位がシャープで3.7%となっています(参考: Global market shipment share held by LCD TV manufacturers from 2008 to 2018)。

ちなみに、2017年はサムスンが20.2%、LGが12.1%、TCLが10.9%、ハイセンスが6%、スカイワースが3.8%だったため、TCL・ハイセンス・スカイワースといった中国メーカーのシェア増加と、サムスン・LGといった韓国メーカーのシェア低下が数字に表れています。

ここまで中国メーカーのテレビが世界的に売れている理由は、ひとえに価格の安さにあると思います。

また、世界テレビ市場シェア2位にまで上り詰めた「TCL」は、2018年頃から日本でもテレビの販売を行なっています。

果たして、この「TCL」のテレビの評判はどうなのでしょうか。

「TCL (ティーシーエル)」が世界テレビ市場シェア第2位に

「TCL集団 (TCL Corporation)」は中国の家電メーカーで、世界のテレビ市場においてはスマホのファーウェイのように急成長を見せている企業です。

アメリカではAmazon.comでTCLのスマートテレビが破格で販売され、人気を集めています。

日本においても、2018年頃からAmazon.co.jpやヨドバシカメラ等で一部販売が始まり、2019年8月には本格参入することを発表しました(参考: テレビ世界3位の中国TCL、日本市場に本格参入)。

日本で販売されるTCLのテレビは、エントリーモデルのP8に加えて、QLEDを採用した上位モデルのX10です。

特にアマゾンでも販売されている「P8」は、低価格ながらも4K HDR対応です。

さらに、TCLの「P8」は「Android TV OS」を内蔵しているので、YouTube、Netflix、Amazon Prime Video、Hulu、DAZN、TVer、AbemaTV、GYAOといった動画配信サービスのアプリをGoogle Playストアからインストールして見ることができます。

果たして、日本のテレビ市場に本格参入するTCLは日本でも存在感を発揮できるのでしょうか。

日本での評判は?

すでにTCLのテレビはいくつか日本のAmazon.co.jpなどで販売されています。

フルHDモデルの「D2900F」は、40インチで¥33,800で、評価は3.8/5となっています(19年9月16日時点)

4K HDR対応の「K60」は、43インチで¥38,137で、評価は3.6/5となっています(19年9月16日時点)

アマゾンに投稿されたレビューを見てみると、価格が安いのにも関わらず品質もそれなりでコスパが良いという高評価と、すぐに故障したという低評価に分かれているようです。

おそらく、製品の中にいくつか故障しやすい不具合品(ハズレ)が混じっていて、運悪くハズレを引いてしまった場合すぐ故障するのではないかと思われます。

逆に、ハズレを引かなかった人は低価格でそれなりのテレビをゲットできてお得であるようです。

このように、TCLのテレビにはいくつかハズレが混じっていて、運悪くそれを引いてしまわないように祈るというギャンブルの面があります。

一応保証期間もあるようですが、大型家電のため配送が面倒なので注意したいところです。

TCLが世界市場シェア1位になる日はくる?

TCLは2018年時点で世界テレビ市場シェア2位ですが、いずれ1位になる日はくるのかという疑問ですが、これは十分あり得るのではないかと思います。

というのも、2018年時点で世界テレビ市場シェア1位のサムスンは2017年から1年間でシェア率を3.6%も落としたためです。

これは、TCLやハイセンス、スカイワースなどの中国メーカーが急成長していることに加えて、韓国メーカーのテレビが以前ほど売れなくなってきてることも関係していると思われます。

このペースでいけば、数年後には1位TCL、2位ハイセンス、3位スカイワースという中国勢が世界のテレビ市場を独占するという未来もあり得る話なのです。

日本で中国メーカーのテレビは売れるの?

一方で、日本におけるテレビ市場シェアは2018年は1位がシャープの31.6%、2位がパナソニックの16.8%、3位がソニーの15.8%、4位が東芝の12.8%、5位がハイセンスの10.1%となっています(参考: 新4K8K放送が開始となった2018年、薄型テレビは何が売れ筋だった!?)。

このように、日本ではシャープ(現台湾)、パナソニック、ソニー、東芝(現中国)の日本・元日本メーカーが圧倒的に強いのですが、ひっそりと中国メーカーのハイセンスが5位に入ってきています。

ハイセンスは低価格戦略で地道に日本でも人気を集めているようで、いずれは日本でも上位に入ってくるかもしれません。

また、ハイセンスが日本で一定のシェアを持っていることから見ても、世界シェア2位のTCLが日本でもシェアを獲得する可能性は十分にありそうです。

▼「TCLの4K HDRスマートテレビ」はこちら

最後に

今回は、『「TCL(ティーシーエル)」が世界テレビ市場シェア第2位に!日本での評判は?』についてご紹介しました。

このように、中国のTCLは世界テレビ市場シェアでLGを抜いて2位となっています。

また、TCLは日本での本格参入を発表し、低価格モデルと上位モデルのテレビを続々と販売していくようです。

TCLの評判は、たまに不良品が混じっているようですが、それを除けば低価格でそれなりの品質でありコスパも良いようです。

日本のテレビ市場では、すでに中国のハイセンスが一定のシェアを持っていることから、TCLが今後日本においてもシェアを獲得していく可能性は十分にありそうです。

果たして、世界シェア2位のTCLは今後どこまで成長するのか、日本でも売れるのか注目ですね。