スイッチのダウンロード版のメリット9選、デメリット4選!どっちが良い?
今回は、「スイッチのダウンロード版のメリット、デメリット」についてご紹介します。
「ニンテンドースイッチ (Nintendo Switch)」では、ほぼ全てのソフトにパッケージ版とダウンロード版の2種類が用意されています。
ここで、「スイッチのソフトはパッケージ版とダウンロード版のどっちを買うべき?」と悩む人も多いと思います。
スイッチのソフトをパッケージ版にするかダウンロード版にするかは、ユーザーが好きな方を選択すればOKだと思います。
私はスイッチのソフトは全てダウンロード版を購入しているのですが、だんだん良い点と悪い点が分かってきました。
そこで今回は、「スイッチのダウンロード版のメリット、デメリット」について見ていきましょう。
スイッチのダウンロード版のメリット、デメリット
スイッチのダウンロード版のメリット9選
スイッチのダウンロード版のメリット1. すぐ遊べる
1つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「すぐ遊べる」です。
スイッチのダウンロード版のソフトは、オンラインで購入してダウンロードするとすぐに遊ぶことができます。
パッケージ版の場合は、店に買いに行ったりネットで買っても到着まで待たないといけませんが、ダウンロード版は家から購入してすぐに遊べるのが良い点です。
もちろん、容量の大きいソフトはダウンロードに時間にかかりますし、Wi-Fiの速度が遅いとその分ダウンロードも遅くなります。
それでも、だいたい30分もあればスイッチのソフトはダウンロードが終わることに加えて、スマホから購入しておいてスイッチに自動ダウンロードしておけばすぐに遊ぶことができます。
また、店頭在庫が売り切れで無かったとしても、ダウンロード版ならいつでも買えます。
このように、スイッチのソフトのダウンロード版はすぐに遊べるというメリットがあります。
スイッチのダウンロード版のメリット2. 起動・ロードが速い
2つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「起動・ロードが速い」です。
スイッチのソフトは、パッケージ版よりもダウンロード版の方が起動・ロードが速く、快適に遊ぶことができます。
スイッチ本体のストレージ(ROM)は32GBしかないので、microSDカードにダウンロード版ソフトをインストールする使い方が一般的です。
スイッチは「UHS-1」に対応しているので、「UHS-1」に対応するmicroSDカードを使うと、スイッチの読み込み速度をフルに引き出せるようです(参考: microSDカードについて)。
あるテストでは、「スーパーマリオ オデッセイ」のパッケージ版とダウンロード版の起動・ロード速度を比較した結果、15%以上高速になったようです(参考: 【Nintendo Switch】どれが最も高速?起動速度を比較「ゲームカード (パッケージ版)」vs「本体内蔵メモリ」vs「microSD」)。
microSDカードよりも本体ストレージの方が読み込みが若干速いようですが、そこまで極端な差ではないので気にしなくても良いと思います(ダウンロード時間は本体の方が速いようです)。
このように、スイッチのソフトはパッケージ版よりもダウンロード版の方が起動・ロードが高速になっています。
スイッチのダウンロード版のメリット3. カートリッジを入れ替えなくていい
3つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「カートリッジを入れ替えなくていい」です。
スイッチのダウンロード版ソフトで遊んでいて最も便利なことは、やはりカートリッジを入れ替えなくていいということだと思います。
おそらくほとんどの人がスイッチのソフトを2本以上持っていると思いますが、例えば「スマブラをやって、カートリッジを入れ替えてマリオカートを…」といった面倒なことはしなくていいのです。
ダウンロード版を買っておけば、ホーム画面に戻ってゲームソフトを切り替えればいいだけなので、まるでスマホアプリのように楽々操作できます。
スイッチのダウンロード版のメリット4. 紛失する心配がない
4つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「紛失する心配がない」です。
スイッチのソフトのカートリッジはとてもコンパクトで失くしやすいです。
もちろん、カートリッジをスイッチから取り外したらすぐにケースに入れておくようにすればいいのですが、使っているとだんだん楽をしようとカートリッジをその辺に置きっぱなしにすることがあると思います。
スイッチのカートリッジはとても小さいので、どこかに置きっぱなしにしているとそのまま紛失してしまうこともあると思います。
また、なにかと物を失くしやすい子どもであればなおさらスイッチのソフトのカートリッジを紛失するリスクは高くなると思います。
その点で言えば、スイッチのソフトのダウンロード版は紛失するリスクがゼロです。
万が一スイッチ本体ごと失くしてしまったとしても、ニンテンドーアカウントでログインすれば再ダウンロードできます。
このように、スイッチのソフトのダウンロード版は紛失する心配がありません。
スイッチのダウンロード版のメリット5. 故障する心配がない
5つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「故障する心配がない」です。
スイッチのソフトのカートリッジは、端子部分をいじると故障して読み込めなくなります。
大人であればわざわざカートリッジの端子をいじることはないと思いますが、子どもはなにかと物をいじりたがるので、カートリッジを破壊してしまうこともあります。
あるいは、普通に使っていても落としたり踏みつけたりと、何かの拍子にカートリッジが故障してしまうこともあると思います。
万が一カートリッジを破壊してしまうと、そのソフトはもう遊べなくなるので新しいものを買うなり修理にお金を払う必要が出てきます。
それに対して、ダウンロード版にはモノがないため故障のしようがありません。
強いて言えば、ソフトのバグで動かなくなることもありますが、この辺りはアップデートで修正されるので問題ないと思います。
また、以前に親が激怒して子どものニンテンドースイッチを破壊したというニュースが話題なりましたが、ダウンロード版を買っておけば少なくともソフトは破壊されずに無事です。
このように、スイッチのソフトのダウンロード版は故障する心配がありません。
スイッチのダウンロード版のメリット6. 2台にインストールできる
6つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「2台にインストールできる」です。
スイッチのソフトのダウンロード版を購入すると、2台のスイッチにダウンロードすることもできます。
そのため、例えば1台目の家のスイッチでポケモンを遊んで、2台目のスイッチライトで外でポケモンの続きを遊ぶこともできます(セーブデータはニンテンドーオンラインで同期)。
同じことをパッケージ版でやろうとすると、カートリッジを毎回差し替えるか、あるいは同じソフトを2本購入する必要があります。
このように、スイッチのソフトのダウンロード版は2台にインストールして使うことができるので便利です。
ただし、スイッチのソフトのダウンロード版は同じニンテンドーアカウントでは2台同時に遊べないようになっているので注意しましょう。
※別のアカウントを使うことで、2台同時プレイできる裏技もあるようです(参考: スイッチのダウンロード版はアカウントを分けよう!2台同時に遊べない)。
スイッチのダウンロード版のメリット7. 場所を取らない
7つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「場所を取らない」です。
スイッチのソフトのダウンロード版はモノがないため場所を取ることがありません。
スイッチのソフトのダウンロード版は、microSDカードにダウンロードしていく方式で、ストレージ容量がフルになれば削除したり再ダウンロードしたりできます。
一方で、パッケージ版はパッケージとカートリッジを保存するための場所が必要になります。
ソフトのパッケージが1本や2本ならいいのですが、10本くらいになってくるとパッケージを収納するためのボックスや棚などが必要になってきます。
また、掃除や引っ越しの時にもスイッチのソフトのパッケージが地味にかさばって邪魔になります。
もちろん、「ソフトのパッケージを部屋に飾ることが快感だ」という人もいるので、モノが好きな人にはいいと思います。
しかしながら、なるべく部屋をスッキリさせたい人にはダウンロード版が良いと思います。
スイッチのダウンロード版のメリット8. 盗まれる心配がない
8つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「盗まれる心配がない」です。
スイッチのソフトのパッケージ版は、カートリッジを抜き取って盗むことが可能です。
もちろん、ソフトが盗まれるときは本体ごと盗まれるケースの方が多いと思いますが、いずれにしてもソフトのパッケージ版には盗まれるリスクはあります。
一方で、ダウンロード版にはカートリッジが存在しないので盗まれる心配がありません。
万が一スイッチ本体ごと盗まれたとしても、ニンテンドーアカウントでサインインすれば再インストールできるのでソフトは無事です。
このように、スイッチのダウンロード版は盗まれる心配がないので安心です。
スイッチのダウンロード版のメリット9. 将来はダウンロード版が主流?
9つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「将来はダウンロード版が主流?」です。
ニンテンドースイッチでは、パッケージ版とダウンロード版の2種類が併売されています。
しかしながら、スマホアプリなどは初めからダウンロード版しか存在せず、将来的にはゲームソフトはパッケージ版が廃止されてダウンロード版に統一される可能性が高そうです。
あるいは、Googleの「Stadia (スタディア)」のようなストリーミング方式のゲームも出てきているので、任天堂もいずれはストリーミングを始めると思います。
そうなってくると、おそらく10年後にはソフトのパッケージ版は廃止されてダウンロード版かストリーミングに移行していると考えるのが合理的です。
もちろん、そもそも10年後にはスイッチの後継機に移行していると思いますし、スイッチのソフトの互換性が維持されているかどうかも分からないのですが、今のうちからダウンロード版に慣れておいても損はないと思います。
スイッチのダウンロード版のデメリット4選
スイッチのダウンロード版のデメリット1. 売れない
1つ目のスイッチのダウンロード版のデメリットは、「売れない」です。
スイッチのソフトのダウンロード版は、売ることができません。
そのため、クリアして飽きてしまったり、買ったものの楽しくなかったとしても中古で売ることはできません。
パッケージ版であれば、ゲーム屋やメルカリなどで売ることができるので、遊ばなかくなったソフトを売って新しいソフトを買う資金源にすることができます。
このように、スイッチのダウンロード版ソフトは売れないので、購入前によく確認しておきましょう。
スイッチのダウンロード版のデメリット2. 貸せない・譲渡できない
2つ目のスイッチのダウンロード版のデメリットは、「貸せない・譲渡できない」です。
スイッチのダウンロード版ソフトは、誰かに貸したり譲渡することができません。
パッケージ版であれば、誰かに貸したり、譲渡することは自由にできます。
スイッチのダウンロード版のデメリット3. パッケージ版より相場が高い
3つ目のスイッチのダウンロード版のデメリットは、「パッケージ版より相場が高い」です。
スイッチのソフトのパッケージ版とダウンロード版は定価は同じになっています。
しかしながら、実際に販売されている相場を見ると、ダウンロード版よりもパッケージ版の方が安い傾向にあります
例えば、アマゾンではスイッチのあるゲームがパッケージ版では定価の16%オフで販売されていますが、ダウンロード版は定価の9%オフとなっています。
また、パッケージ版には中古販売があるため、価格面ではパッケージ版が圧倒的に有利になっています。
しかしながら、スイッチのソフトのダウンロード版はマイニンテンドーストアでセール販売が行われているので、セールをうまく狙えばパッケージ版より安く買えることもあります(参考: セール中のダウンロードソフト)。
このように、スイッチのソフトのダウンロード版はパッケージ版よりも相場が高い傾向にありますが、セールをうまく活用することで差を縮めることができます。
スイッチのダウンロード版のデメリット4. 2台同時に遊べない (同一アカウント)
4つ目のスイッチのダウンロード版のデメリットは、「2台同時に遊べない (同一アカウント)」です。
スイッチのソフトのダウンロード版は、2台同時に遊ぶことができません。
もちろん、パッケージ版もソフトを2本買わないと遊べないのですが、ダウンロード版の場合は違う2本の違うソフトでも同時には遊べないので注意が必要です。
例えば、1つのニンテンドーアカウントでポケモンのソードとシールドの2本を買ってしまうと、スイッチ2台にインストールしても通信ができません(参考: スイッチのダウンロード版はアカウントを分けよう!2台同時に遊べない)。
ただし、裏技として1台目のスイッチを「いつでもあそぶ本体」に設定して、購入したアカウント以外でソフトを起動し、2台目のスイッチで購入したアカウントからソフトを起動すれば、2台同時に遊ぶことができます。
ただし、スイッチのソフトのダウンロード版を2台同時に遊ぶ裏技は推奨はされていないので、2台同時に遊びたい場合はアカウントを分けるか、パッケージ版を購入しましょう。
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最後に
今回は、『スイッチのダウンロード版のメリット8選、デメリット4選!どっちが良い?』についてご紹介しました。
このように、ニンテンドースイッチのソフトのダウンロードにはメリットが多くあるのですが、その一方で売れない、貸せない、高い、2台同時に遊べないといったデメリットもあるので注意しておきましょう。
私はスイッチのソフトはダウンロード版を買っているのですが、遊ばなくなったソフトはすぐに売りたい人や、アカウントの管理がめんどくさいという人はパッケージ版がオススメになります。
皆さんも、スイッチのソフトのパッケージ版かダウンロード版か、あなたに合った方を選択して快適に遊びましょう。