携帯ショップに行かない方がいい4の理由!オンラインで手続きしよう

「携帯電話」と言えば、1990年代末から本格的に普及が始まり、2020年現在は1人1台持っているのが当たり前と言えるほどに普及しました。
日本における携帯電話の普及数は、2019年9月時点で1億8,096万台にも及ぶようです(参考: 総務省が大手携帯キャリアのシェアを発表 1位はドコモで38.1%)。
そんな携帯電話を新規に契約したり、あるいは機種変更をするためには、町にある携帯ショップに行くのが一般的だと思います。
ところがこの携帯ショップを巡って先日、ドコモショップの店長が客を罵倒するメモを渡してしまうという事件が発生しました(参考: 「親が支払いしてるクソ野郎」 ドコモ代理店の書類に信じられないメモ書き 受け取った本人に話を聞いた)。
町の携帯ショップは主に大手キャリアの代理店が営業しているのですが、労働状況の悪さや店員の対応の悪さがしばしば問題になっています。
結論から言うと、今の時代は携帯ショップに行かなくても携帯電話の契約ができるため、携帯ショップには行かないことをオススメします。
そこで今回は、「携帯ショップに行かない方がいい4の理由」について見ていきましょう。
携帯ショップに行かない方がいい4の理由
携帯ショップに行かない方がいい理由1. 長時間待たされる
1つ目の携帯ショップに行かない方がいい理由は、「長時間待たされる」です。
携帯ショップに機種変更やプラン変更などの用があって行った際に、長時間待たされてしまったという経験がある人は多いと思います。
一応携帯ショップには予約制度もあるのですが、予約して行ったのに待たされるということもしばしばあります。
調べてみると、携帯ショップで待たされる理由には色々あるようです。
もちろん、店員の仕事が遅いというのもあるかもしれませんが、客が自分のアカウントIDとパスワードが分からないといったことで、契約に時間がかかるという問題もあるようです(参考: 長時間待たされる携帯ショップ…現役店員がその原因を暴露)。
また、ガラケーからスマホになって多機能化したことでプランも複雑化し、1人の客が契約するのにかかる時間も増えてしまったという話もあります(参考: 携帯ショップ、なぜ混むの? 3つのポイント)。
そして、そもそも携帯ショップに人手が足りていないという根本的な問題もあるようです。
このように、携帯ショップはさまざまな問題を抱えているため、店員は客にウンザリし、客は店員の対応の悪さにウンザリするといった風にお互いが不幸になっています。
携帯ショップに行かない方がいい理由2. 余計なオプションをゴリ押しされる
2つ目の携帯ショップに行かない方がいい理由は、「余計なオプションをゴリ押しされる」です。
携帯ショップで機種変更などの手続きをすると、なにやらよく分からないオプションサービスをたくさん付けられたという経験がある方も多いと思います。
よくある文句としては、「オプションをつけると端末が安くなる〜」や、「○ヶ月無料なので過ぎたら解約してください〜」といったものです。
客側がロクに調べもせずに店員の話にハイハイ言っていると、使いもしないオプションをたくさん付けられていたという話もよくあります(参考: 「76歳の母にひどい押し売り……OBとして情けない」 夏野氏、ドコモの契約オプションを批判)。
なぜ携帯ショップがいらないオプションをゴリ押ししてくるかというと、代理店側にもノルマがあって押し売りせざるを得ない状況のようです。
つまり、携帯ショップの代理店が独自に暴走しているというよりかは、大手キャリア側から押しつけられているため仕方なくやっているようです。
携帯ショップに行くと、店員は客にオプションをゴリ押ししないといけませんし、客側もいらないオプションを付けられて嫌な思いをします。
つまり、やはり携帯ショップは店員にとっても客にとっても不快な思いをする場所となっているのです。
携帯ショップに行かない方がいい理由3. 店員も客も嫌な思いをする
3つ目の携帯ショップに行かない方がいい理由は、「店員も客も嫌な思いをする」です。
これは、「理由1. 長時間待たされる」、「理由2. 余計なオプションをゴリ押しされる」に繋がってくる話なのですが、携帯ショップというのは店員も客も嫌な思いをするシステムになっているようです。
大手キャリアが用意した複雑な料金プランは客の混乱を招き、契約の際の対応時間を長くします。
客の対応時間が長くなれば、当然ながら他の客が待たされる時間も長くなります。
客の待たされる時間が長くなれば、客のイライラが募り、店員に厳しく当たる客も出てきます。
客から厳しい言葉を浴びせられた店員は、精神的に疲弊して客への対応が悪くなっていきます。
このように、携帯ショップのシステムは店員と客の双方が不快になる悪循環に陥っているのです。
先日のドコモショップ店長が客を罵倒するメモを渡したことは許されることではありません。
しかしながら、そもそも携帯ショップの店員は長時間化する客との対応やオプションの販売ノルマ、客から浴びせられる暴言といったさまざまなストレスに日々さらされていることから、ああいう事件の原因になってしまったのではないかと思います。
おそらくドコモ本社の対応としては、事件を起こしたドコモショップ代理店を処分することで終わらせるのでしょうが、携帯ショップの悪循環が改善されない限りは、また別の店舗でなにか問題が起こる可能性があります。
このように、携帯ショップというのは店員も客も嫌な思いをするようにできているので、行かない方が良いです。
携帯ショップに行かない方がいい理由4. 手続きは全てオンラインでできる
4つ目の携帯ショップに行かない方がいい理由は、「手続きは全てオンラインでできる」です。
2020年1月現在、携帯電話を契約する際の手続きは、全てオンラインからできるようになっています。
つまり、携帯ショップに行かなくても携帯電話は契約できるのです。
▼ウェブサイト
新規契約はもちろん、すでに契約済みの場合であっても、機種変更や料金プランの変更といった手続きもオンラインから簡単に行うことができます。
オンラインで購入した端末は、宅配で自宅に届けてくれるので、あとはSIMカードを差し替えると使えるようになります。
オンラインで手続きをすると、いつでもどこからでもアクセスできますし、何よりも待たされないのがメリットです(たまにサーバー混雑で繋がりませんが)。
また、オンラインで手続きをすると、オプションサービスをゴリ押しされない(任意で加入)ので、店員も客も不快な思いをしなくて済みます。
もしも分からないことがあっても、たいていのことはグーグル検索をしたり、サイトのQ&Aを見れば解決します。
このように、インターネットが普及し、回線速度も速くなった現代においては、携帯電話の契約手続きがオンラインでできるため、そもそも携帯ショップに行かなくてもよくなったのです。
ちなみに、大手キャリアのau、ドコモ、ソフトバンクだけでなく、格安SIM(MVNO)もオンライン手続きが基本なので、携帯ショップに行く必要がありません。
携帯ショップは将来なくなる?
今や携帯電話の契約手続きは全てオンラインでできるようになったので、将来的には携帯ショップがなくなる可能性もあります。
ちょうど最近、都市銀行が支店の数を減らしてオンラインに移行しているように、携帯ショップも今後は数を減らしてオンラインに移行していく可能性があります。
携帯ショップが完全に無くなることはないと思いますが、おそらく最終的にはアップルストアのように、都市部の直営店のみを残すように変わっていくのではないでしょうか。
携帯ショップが直営店のみになれば、代理店がノルマに苦しむといったことも無くなるので、客にとってはより質の高いサービスが受けられることになります。
もちろん、携帯ショップの代理店で働く人たちは職を失ってしまうのですが、こればかりは時代の流れとして仕方がないところです(銀行員もレンタルビデオ店員も失業している)。
このように、携帯ショップは徐々になくなってオンラインに移行していくので、携帯ショップで不快な思いをすることも無くなりそうです。
▼目に優しいKindle Paperwhiteもオススメです
最後に
今回は、『携帯ショップに行かない方がいい4の理由!オンラインで手続きしよう』についてご紹介しました。
このように、携帯ショップに行くと店員も客も嫌な思いをするので、行かない方が良いです。
幸いにも、今の時代はオンラインで手続きできるので、携帯ショップに行く必要はありません。
携帯電話は今や1人1台持つほど普及しているので、多くの人が携帯ショップに行かなくなることで、社会全体のストレス軽減にも期待できます。
また、おそらく当の大手キャリア自身が、将来的には代理店に委託するのはやめて、自社のオンラインシステムと直営店に集約したいという狙いがあると思います。
携帯ショップは店員も客も不快になるシステムで、これを変えることは難しそうです。
やはり、将来的には携帯ショップを無くしてオンラインに移行することが理想的と言えそうです。
皆さんも、携帯ショップに行くのはやめて、オンラインから手続きをしましょう。