Netflixが日本のシェア1位に!2019年の定額動画配信市場

2019年の日本の定額動画配信市場において、「Netflix (ネットフリックス)」がシェア1位となったようです(参考: <動画配信(VOD)市場>2019年前年比22.4%増の2,692億円、「Netflix」がSVOD市場シェアNo.1)。

GEM Partnersの調査によると、2018年は8.4%で市場シェア6位だったNetflixですが、2019年は大躍進して13.8%まで増加し、見事1位となりました。

2019年動画配信市場のシェアは、1位Netflix(13.8%)、2位DAZN(11.2%)、3位Amazonプライム・ビデオ(10.9%)、4位U-NEXT(10.7%)、5位Hulu(10.5%)、6位dTV(9.7%)となっています。

この市場シェアは、売上ベースとなっているため、単純な会員数の多さでは違う結果になると思います。

それでも、日本での展開に苦戦していると言われていたNetflixがシェア1位を達成したことには注目に値すると思います。

Netflixが日本のシェア1位に!2019年の定額動画配信市場

2019年の日本の定額動画配信市場において、Netflixがシェア1位となりました。

2019年の定額動画配信市場全体の規模は2,158億円となり、2018年の1,680億円から28%程度増加しています。

2018年のシェアを振り替えると、1位dTV(13%)、2位DAZN(11.7%)、3位Hulu(11%)、4位U-NEXT(10.5%)、5位Amazonプライム・ビデオ(9.3%)、6位Netflix(8.4%)だったので、1位と6位、3位と5位が入れ替わるという大きな変動が起きたことが分かります。

このように、特にNetflixとAmazonプライム・ビデオのシェアが大幅に増えたようです。

Amazonプライムは会員数が増えたことに加えて、2019年4月に値上げを行ったため、売上増加に影響したのかもしれません。

DAZNのシェアが相変わらず2位なのは、月額¥1,750(税別)と高額でありながらも高い人気を得ている証拠だと思われます。

また、このシェアはあくまでも売上ベースのため、おそらく単純な会員数の多さではAmazonプライム・ビデオが首位になると思われます。

2019年に日本のNetflix会員が大幅に増加?

なぜNetflixが日本の定額動画配信市場において首位になったかという理由ですが、これはシンプルに会員数が大幅に増加したためと言えそうです。

2019年のNetflixは、日本オリジナルドラマの「全裸監督」がヒットして話題を呼び、19年9月には約300万人の登録者がいることが公式から発表されました(参考: Netflixの日本の会員数は「ざっくり300万」。日本から世界発信)。

また、Netflixは日本オリジナルアニメの製作にも力を入れていて、2019年には「ULTRAMAN」などのヒット作が生まれています。

Netflixは2015年に日本でサービスを開始してからというもの、期待されていたほど話題にはならず、日本市場の展開に苦戦していました。

ところが、日本上陸から4年後の2019年になってようやく頭角を現し始めたようです。

2020年の日本のNetflixは更に伸びる?

ここで、2020年の日本のNetflixはさらに成長できるかどうかということが気になりますが、これはほぼ間違いなく成長すると言えそうです。

すでに、2019年の年末から嵐のドキュメンタリー番組「ARASHI’s Diary -Voyage-」の独占配信が始まったことで話題を呼んでいます。

嵐のドキュメンタリーは、2020年末まで新エピソードが毎月追加されるので、2020年さらなる会員数増加に期待できます。

また、20年2月には新たな日本オリジナルドラマ「フォロワーズ」が配信されることや、4月にはオリジナルアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」の配信も決まっています。

更に、オリジナルドラマ「今際の国のアリス」の年内配信も決まっていることに加えて、大ヒットした「全裸監督」のシーズン2の製作も決まっているため早ければ20年内に配信される可能性もあります。

このように、日本のNetflixは2020年も話題作が続々と登場するため、更なる成長に期待できそうです。

もっと日本オリジナルドラマを作って欲しい

日本のNetflixは、アニメには力を入れているのですがドラマの方は数が少ないの現状です。

2019年に配信された日本オリジナルドラマは「全裸監督」の1本だけで、2020年に配信予定なのは「フォロワーズ」と「今際の国のアリス」の2本だけです(20年2月14日時点)。

「全裸監督」のヒットによって日本のNetflixの会員数が増え、売上も増えたため、今後は日本オリジナルドラマの製作にもっと投資してくれることに期待します。

これまで日本のドラマは地上波のものを見るしか選択肢がなかったのですが、Netflixの登場で予算をかけた表現規制の少ないない作品が作れるようになりました

今後は、日本のNetflix会員が増える→日本オリジナルコンテンツの投資も増えるといった好循環になることに期待です。

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最後に

今回は、『Netflixが日本のシェア1位に!2019年定額動画配信市場の売上』についてご紹介しました。

このように、2019年の日本の定額動画配信の市場において、Netflixが首位となりました。

もちろん、この市場シェアは売上によるものなので、会員数ではAmazonプライム・ビデオの方が多いと思います。

とは言っても、日本のNetflixが売上を増やしていることが証明できたので、今後はNetflixでコンテンツを配信したいと考える企業も増えるのではないでしょうか。

Netflixが日本に上陸して2020年で5年目となりますが、Netflixの躍進はまだまだこれからのようですね。