「Apple One (アップル・ワン)」のメリット3選、デメリット3選!
2020年秋より、アップルの新しいサブスクリプションである「Apple One (アップル・ワン)」がサービスを開始します。
「Apple One」は、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudの4つのサービスが1つのパッケージになったものです。
「Apple One」の料金は、個人プランが月額¥1,100、ファミリープランが月額¥1,850と、それぞれのサービスを個別契約するよりもお得に利用できます。
そんな中、「Apple Oneに切り替えた方がいいの?」、「Apple Oneは得なの?損なの?」と気になっている方も多いと思います。
そこで今回は、「Apple Oneのメリットとデメリット」について見ていきましょう。
「Apple One」を契約することで得をするのか、損をするのか、今一度確認しておきましょう。
「Apple One (アップル・ワン)」のメリット3選、デメリット3選
Apple Oneとは?
そもそも、「Apple One」とは何なのでしょうか。
「Apple One (アップル・ワン)」はアップルの新しいサブスクリプションサービスです。
「Apple One」は、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudの4つのサブスクリプションが1つのパッケージになっています。
「Apple One」の料金は、個人プランが月額¥1,100で、ファミリープランが月額¥1,850となっています。
「個人プラン」と「ファミリープラン」の違いとしては、個人プランはiCloudの容量が50GBであることに対して、ファミリープランはiCloudの容量が200GBとなっています。
また、「ファミリープラン」は、家族アカウント6人まで「Apple One」の4つのサービスを共有して使うことができます。
このように、「Apple One」はアップルのさまざまなサービスが、1つの支払いで楽しめるサブスクリプションとなっています。
続いては、実際に「Apple Oneのメリット、デメリット」について見ていきましょう。
「Apple One (アップル・ワン)」のメリット3選
まずは、「Apple One」の3つのメリットについて見ていきます。
Apple Oneのメリット1. 個別に契約するより安い
1つ目のApple Oneのメリットは、「個別に契約するより安い」です。
「Apple One」の月額料金は、個人プランが¥1,100、ファミリープランが¥1,850となっています。
それぞれのサービスを個別に契約した場合、個人プランは月額¥2,310(980+600+600+130)、ファミリープランは月額¥¥3,080(1480+600+600+400)となります。
つまり、「Apple One」を契約することで、個別に契約した場合と比べて個人プランは月額¥1,210、ファミリープランは月額¥1,230安くなります。
個人プランに関しては月額料金が半分以下になりますし、ファミリープランも月額料金が約4割安くなるので、かなりお得であると言えます。
このように、Apple Oneのメリットの1つに「個別に契約するより安い」があります。
Apple Oneのメリット2. Apple MusicとiCloudの契約者は超お得
2つ目のApple Oneのメリットは、「Apple MusicとiCloudの契約者は超お得」です。
「Apple One」は、すでに「Apple Music」と「iCloud」を契約している人は値段据え置きで利用することができます。
個人プランで「Apple Music」と「iCloud 50GB」を契約すると、月額料金は¥1,110になります。
そして「Apple One」の個人プランは月額¥1,100なので、すでに個人プランの「Apple Music」と「iCloud」を契約している人は、¥10安くなってApple TV+とApple Arcadeが追加されるので超お得なのです。
また、ファミリープランの場合で「Apple Music」と「iCloud 200GB」を契約すると、月額料金は¥1,880になります。
そして「Apple One」のファミリープランは月額¥1,850なので、すでにファミリープランの「Apple Music」と「iCloud」を契約している人は、¥30安くなってApple TV+とApple Arcadeが追加されるので超お得なのです。
つまり、現在「Apple Music」と「iCloud」を契約している人は、「Apple One」へ切り替えることで月額料金が少し安くなってApple TV+とApple Arcadeが追加されるので、得しかしないのです。
このように、Apple Oneのメリットの1つに「Apple MusicとiCloudの契約者は超お得」があります。
Apple Oneのメリット3. ファミリープランで1人あたり月額¥308〜
3つ目のApple Oneのメリットは、「ファミリープランで1人あたり月額¥308〜」です。
「Apple One」は、Apple IDの家族アカウント6人までが共有できる「ファミリープラン」に対応しています。
「Apple One」のファミリープランは月額¥1,850なので、単純計算では6人で使うと1人あたり月額¥308で利用することができます。
アップルの「ファミリー共有」は、自分のアカウントに、家族のアカウントを5人まで追加できる(計6人)というシステムです(参考: ファミリー共有。大好きなものを、 大好きな人たちと。)。
「ファミリー共有」では、「Apple One」のApple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudの全てのサービスを1つの支払いで共有できます。
もちろん、ファミリー共有を利用していても、各メンバーが自分のアカウントで個別に利用することができ、再生履歴などが混ざってしまう心配はありません。
このように、Apple Oneのメリットの1つに「ファミリープランで1人あたり月額¥308〜」があります。
以上が、「Apple Oneのメリット」なります。
「Apple One (アップル・ワン)」のデメリット3選
続いては、「Apple One」の3つのデメリットについて見ていきます。
Apple Oneのデメリット1. Apple Musicを使わない人は損?
1つ目のApple Oneのデメリットは、「Apple Musicを使わない人は損?」です。
「Apple One」は、Apple Musicを使わない人は損をするかもしれないサービスとなっています。
というのも、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloud、それぞれのサービスの組み合わせを見た際に、Apple Musicを使っていないと損をする確率が上がるためです。
まず、「Apple Muisc」を使っている場合は、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudの他のどのサービスと組み合わせても「Apple One」の方が安くなるのでお得です。
逆に、「Apple Music」を使っていない場合は、「Apple One」で得になる組み合わせは「Apple TV+」と「Apple Arcade」のみとなります。
もちろん、「Apple Music」に入っていなくて「Apple TV+」と「Apple Arcade」に加入している場合は得をするのですが、このパターンで使っている人はほとんどいないと思います。
結局のところ、「Apple One」はすでに「Apple Music」に加入しているユーザーに対して、他のサービスも使ってみないかと提案するサービスと考えるのが自然です。
そのため、例えば「ゴリゴリのSpotifyユーザーでApple Musicに入るつもりはない」という方にとっては、「Apple One」を使うメリットはないかもしれません。
このように、Apple Oneのデメリットの1つに「Apple Musicを使わない人は損?」があります。
Apple Oneのデメリット2. iCloudの容量を追加する場合は別料金
2つ目のApple Oneのデメリットは、「iCloudの容量を追加する場合は別料金」です。
「Apple One」はiCloudのストレージ容量が決められているので、追加で必要な場合は別途料金が必要になります。
「Apple One」のiCloudの容量は、個人プランが50GB、ファミリープランが200GBとなっています。
もしも追加で容量が欲しい場合は、50GBが月額¥130、200GBが月額¥400、2TBが月額¥1,300が「Apple One」の料金に追加で必要になります。
つまり、「Apple One」の個人プランでiCloudを50GB追加すると月額¥1,230、200GBを追加すると月額¥1,500、2TBを追加すると月額¥2,400となります。
「Apple One」のファミリープランでiCloudを200GBを追加すると、月額¥2,250、2TBを追加すると月額¥3,150となります。
「Apple One」は個々のサービスを契約するよりお得ですが、iCloudの容量を追加していくと月額が高くなってしまうので注意が必要です。
このように、Apple Oneのデメリットの1つに「iCloudの容量を追加する場合は別料金」があります。
Apple Oneのデメリット3. サービスの選択ができない
3つ目のApple Oneのデメリットは、「サービスの選択ができない」です。
「Apple One」では、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudの4つのサービスが決められているため、サービスの選択ができません。
例えば、「Apple Music、Apple TV+、iCloudの3つだけ欲しくてApple Arcadeがいらない」というケースであっても、4つセットで契約する必要があります。
そのため、例えば「Apple TV+は見ないので¥600安くしてくれ」といったことはできません。
アップルとしては、「Apple TV+」と「Apple Arcade」の加入者を増やしてより使ってもらうことが狙いなので、これは仕方がないところです。
とは言っても、Apple Musicと他のサービスを使うのであれば、Apple TV+やApple Arcadeなどが不要であっても、個別に契約するよりも料金はお得です。
また、「Apple TV+」は良作が多いですし、「Apple Arcade」もソシャゲと違って追加課金の心配がないので、「Apple One」の加入を機にトライしてみるのも良いかもしれません。
このように、Apple Oneのデメリットの1つに「サービスの選択ができない」があります。
以上が、「Apple Oneのメリットとデメリット」になります。
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最後に
今回は、『「Apple One (アップル・ワン)」のメリット3選、デメリット3選!』についてご紹介しました。
このように、「Apple One」のメリットには、①個別に契約するより安い、②Apple MusicとiCloudの契約者は超お得、③ファミリープランで1人あたり月額¥308〜などがあります。
逆に、「Apple One」のデメリットとしては、①Apple Musicを使わない人は損?、②iCloudの容量を追加する場合は別料金、③サービスの選択ができないといったことがあります。
結局のところ、「Apple One」は「Apple Music」の加入者に「Apple TV+」や「Apple Arcade」を使ってもらうことを目的としたサービスのようです。
そのため、基本的にはすでに「Apple Music」を契約している人は、「Apple One」へ切り替えることで追加でアップルのサービスが利用できるようになるのでお得です。
逆に「Apple Music」を使っていない人、使う予定がない人にとっては、「Apple One」のメリットはあまりないかもしれません。
皆さんも、「Apple One」でアップルのサービスをお得に楽しんでみてはいかがでしょうか。