「スイッチ」のソフトが高い3の理由!中古かセールを狙おう【2022】

2017年に発売された任天堂のゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」が、人気を集めているようです。
スイッチはすでに日本で2,400万台、世界で1億台以上を売り上げ、2019年には携帯専用の「Switch Lite (スイッチライト)」が登場し、2021年には新型の有機ELモデルも登場しました。
そんな人気の「スイッチ」なのですが、「スイッチ」を買うとすぐにあることに気づくと思います。
それは、「スイッチのソフトが高い」ということです。
例えば、2017年3月にスイッチと同時に発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、いまだに発売時と同じ¥6,980(税別)で販売されています(税込は¥7,678)。
また、ポケモン最新作である「ポケットモンスター ソード・シールド」も、定価が¥5,980(税別)と、前作の「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」の¥4,980(税別)よりも¥1,000高くなっています。
そこで今回は、「スイッチのソフトが高い3の理由」について見ていきましょう。
「スイッチ」のソフトが高い3の理由
スイッチのソフトが高い理由1. ソフトの廉価版が出ない
1つ目のスイッチのソフトが高い理由は、「ソフトの廉価版が出ない」です。
任天堂の販売するソフトは、基本的に価格を安くした廉価版が発売されません。
そのため、2017年に発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、何年経っても発売時と同じ定価¥6,980(税別)で販売され続けているのです。
PlayStationのソフトでは、価格を安くしたValue SelectionやPlayStation Hitsがあるため、旧作ソフトは安く買えるようになっています。
しかしながら、任天堂のソフトには廉価版は存在せず、発売から何年経っても新品のソフトは定価で買わないといけません。
おそらく、ソフトの価値を落とさないためという任天堂なりのやり方なので、こればかりはしょうがないところです。
このように、スイッチのソフトが高い理由の1つに「ソフトの廉価版が出ない」があります。
スイッチのソフトが高い理由2. 開発費の高騰
2つ目のスイッチのソフトが高い理由は、「開発費の高騰」です。
「3DS」で発売された「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」は¥4,980(税別)で発売されましたが、「スイッチ」の「ポケットモンスター ソード・シールド」は¥5,980(税別)と¥1,000も高くなっています。
このように、同じシリーズの続編でもスイッチになった途端にソフトの価格が高くなってしまったのには、間違いなく開発費の高騰が原因にあります。
「3DS」は画面解像度が「400 x 240」としょぼかったので、グラフィックが少々荒くても誤魔化せました。
しかしながら、「スイッチ」は画面解像度が「1920 x 1080」まで向上(TVモード)したため、これまで以上にグラフィックの細部まで作り込む必要が出てきました。
結果として、「スイッチ」版のポケモンは3DS時代に比べて何倍もの開発コストがかかるようになり、これまでに登場したポケモンの数百匹以上がリストラされてしまう自体になりました。
とは言っても、いつまでも3DSのようなしょぼいグラフィックではユーザーは満足できないので、「スイッチ」を機に刷新したのは良いことだと思います。
おそらく「スイッチ」のポケモンも次の新タイトルでは登場するポケモン数も増えていると思うので、今は過渡期だと思って我慢しましょう。
このように、「スイッチ」になって画面解像度が上がったことで、3DSはもちろん、Wii Uよりも開発コストが上がっていることは間違いありません。
それでも、任天堂はグラフィックが美しくクオリティの高いソフトを作ってくれるので、ソフトの値段が少々高くなるのは仕方がないと思います。
スイッチのソフトが高い理由3. カートリッジが独自仕様
3つ目のスイッチのソフトが高い理由は、「カートリッジが独自仕様」です。
「ニンテンドースイッチ」では、「スイッチ」だけで採用されている独自仕様のカートリッジを使っています。
そのため、カートリッジ自体のコストが高くなり、その分のしわ寄せでソフトの販売価格も高くなっている傾向があります。
PS4やXbox Oneなどでは、広く流通しているBlu-ray Discを採用しているため、ディスクのコストは最小限に抑えられています。
PCゲームのSteamでは、ディスク版は販売せずにダウンロード限定なので、同じソフトでもスイッチやPS4などに比べて最も安価に販売されています。
このように、「スイッチ」ではスイッチ専用の独自カートリッジが採用されているため、ソフトの価格が高くなっている可能性があります。
ちなみに、「スイッチ」のソフトはパッケージ版とダウンロード版を同じ価格で販売するというルールがあるようなので(一部タイトルはダウンロード版の方が安価)、カートリッジを必要としないダウンロード版のソフトも高くなっています。
スイッチのソフトは中古かセールを狙おう
このように、「スイッチのソフトが高い」という事実は変えることができないので、対応策として中古やセールを狙う方法がオススメです。
「スイッチ」のパッケージ版ソフトは、メルカリやゲーム屋などの中古ソフトを探すことで安く入手できます。
例えば、2021年7月時点では「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は¥5,000(税込)程度、「スーパーマリオ オデッセイ」は¥3,900(税込)程度、「マリオカート8 デラックス」は¥5,000(税込)程度で中古販売されています。
一般的にパッケージ版の中古ソフトは、発売から時間が経過するごとに安くなる傾向があります。
「スイッチ」のダウンロード版ソフトは、マイニンテンドーストアで不定期でセールが行われているので、セールを狙うことで安く入手できます。
例えば、2020年1月には「Nintendo Switch 新春セール」と題して、
- スーパー マリオパーティ
- マリオカート8 デラックス
- ヨッシークラフトワールド
- New スーパーマリオブラザーズ U デラックス
- 星のカービィ スターアライズ
- マリオテニス エース
- ドンキーコング トロピカルフリーズ
- ARMS
が定価から30%オフの¥4,604(税込)で販売されています。
ダウンロード版ソフトには中古市場が存在しないため、セール以外の時期に買うと発売時の定価で買わされる羽目になります。
このように、「スイッチ」のソフトは中古市場やセール時期を狙ってなるべく安くゲットしましょう。
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最後に
今回は、『「スイッチ」のソフトが高い3の理由!中古かセールを狙おう【2022】』についてご紹介しました。
このように、「スイッチ」のソフトは、廉価版が出ない、開発費の高騰、独自カートリッジの採用などの理由が相まって価格が高くなっています。
「スイッチ」のソフトが高いのは仕方がないので、中古市場を狙ったり、ダウンロード版のセール時期を狙うことでなるべく安くゲットしましょう。
とは言っても、任天堂のソフトはクオリティが高いものが多く、値段が高くても長く遊べるものも多いです。
「スイッチ」はソフトが高いのですが、その分品質も良いので工夫して安く手に入れることでうまく対応しましょう。