「Apple Watch」は何年使える?OSの更新とバッテリー的に4年〜程度か

最近は「Apple Watch (アップル・ウォッチ)」をつけている人を見かける機会も増えてきたと思います。
そんな背景から、「私もApple Watchを買おうかな」と検討している方もいるかもしれません。
そんな「Apple Watch」を買う際に気になるのは、「何年くらい使えるのか?」ということだと思います。
結論から言うと、「Apple Watch」が使えるのはだいたい4年〜程度であると言えます。
そんなわけで今回は、「Apple Watchは何年使えるのか」について見ていきましょう。
Apple Watchは何年使える?
watchOSの更新サポートは4年程度
Series 8 | Ultra | SE 2 | Series 7 | Series 6 | SE | Series 5 | Series 4 | Series 3 | Series 2 | Series 1 | 初代 | |
発売年 | 2022 | 2022 | 2022 | 2021 | 2020 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2016 | 2015 |
チップ | S8 SiP W3 U1 | S8 SiP W3 U1 | S8 SiP W3 U1 | S7 SiP W3 U1 | S6 SiP W3 U1 | S5 SiP W3 | S5 SiP W3 | S4 W3 | S3 SiP W2 | S2 | S1P | S1 |
RAM | 1GB | 1GB | 1GB | 1GB | 1GB | 1GB | 1GB | 1GB | 768MB | 512MB | 512MB | 512MB |
最新OS | watchOS 9〜 (2022) | watchOS 9〜 (2022) | watchOS 9〜 (2022) | watchOS 9〜 (2022) | watchOS 9〜 (2022) | watchOS 9〜 (2022) | watchOS 9〜 (2022) | watchOS 9〜 (2022) | watchOS 8 (2021) | watchOS 6 (2019) | watchOS 6 (2019) | watchOS 5 (2018) |
OSのサポート期間 | 0年〜 (継続) | 0年〜 (継続) | 0年〜 (継続) | 1年〜 (継続) | 2年〜 (継続) | 2年〜 (継続) | 3年〜 (継続) | 4年〜 (継続) | 4年 (終了) | 3年 (終了) | 3年 (終了) | 3年 (終了) |
まずは、Apple Watchの「OSの更新サポート期間」について見ていきましょう。
まず、2015年4月に発売された「初代Apple Watch」は、2018年9月リリースの「watchOS 5」のアップデートには対応しませんでした。
つまり、「初代Apple Watch」のOSの更新は、3年5ヶ月程度でサポートが打ち切られたことになります。
次に、2016年9月に発売された「Apple Watch Series 1」、「Apple Watch Series 2」は、2019年9月リリースの「watchOS 6」のアップデートには対応しませんでした。
つまり、「Apple Watch Series 1」、「Apple Watch Series 2」のOSの更新は、3年程度でサポートが打ち切られたことになります。
次に、2017年9月に発売された「Apple Watch Series 3」は、2022年9月リリースの「watchOS 9」のアップデートには対応しませんでした。
つまり、「Apple Watch Series 3」のOSの更新は、4年程度でサポートが打ち切られたことになります。
次に、2018年9月に発売された「Apple Watch Series 4」は、2022年9月リリースの「watchOS 9」のアップデートには対応しています。
つまり、「Apple Watch」の「watchOS」の更新サポートは4年程度となります。
「iPhone」のOSの更新サポートは5〜6年程度
かつては「iPhone」のOS更新サポートは3年程度で打ち切られていました。
ところが、「iPhone」のハードウェアの性能が向上するにつれて、次第にOSの更新サポート期間も伸びていきました。
2015年に発売された「iPhone 6S」、2016年に発売された「iPhone 7」が、2022年9月リリースの「iOS 16」のアップデートに対応しなかったので、「iPhone」のOSの更新サポートは5〜6年程度となっています。
このことを考慮すると、今後は「Apple Watch」のOSの更新サポート期間も伸びていく可能性は十分にあります。
あとはバッテリー寿命との戦い?
仮にOSの更新サポートが続いたとしても、「Apple Watch」のバッテリーは3〜4年も使うとすぐに切れるようになってきます。
そして、「Apple Watch」のバッテリー交換は、アップル公式のサポートでは¥12,200します(22年9月5日時点 参考: Apple Watch の修理サービス料金)。
それならば、2〜3年おきくらいに「Apple Watch」を下取りに出して新機種に買い換えるのもアリということになるのです。
このように、「Apple Watch」はOSの更新サポート期間とバッテリー寿命を考慮すると、やはりだいたい4年〜程度であると言えそうです。
▼「Apple Watch Series 8」はこちら
▼「Apple Watch SE 第2世代」はこちら
最後に
今回は、『「Apple Watch」は何年使える?OSの更新とバッテリー的に3〜4年程度か』についてご紹介しました。
このように、現状では「Apple Watch」のOSは4年程度でサポートが打ち切られ、またバッテリーも消耗してくるため4年〜程度が寿命であると言えます。
普通のアナログ時計であれば一度買えば基本的に壊れるまで使えるのですが、「Apple Watch」は小さなコンピュータなのでOSの更新やバッテリー寿命などの制約があるわけです。
そのため「Apple Watch」を買う際は、一度買ったら何年も使えるとは考えずに、コンピュータのように定期的に買い換える必要があることを考慮しておきましょう。
皆さんも、「Apple Watch」で快適なスマートウォッチ生活をおくりましょう。