「iPad」をテレビに映す4の方法!有線か無線で接続しよう

今回は、「iPadをテレビに映す4の方法」についてご紹介します。
アップルの販売する「iPad (アイパッド)」は、さまざまなアプリや機能が使える便利なデバイスです。
実際に「iPad」で写真や動画を見たり、ゲームをしたり、Webサイトを見たり、色んなアプリを使っている人も多いと思います。
そんな中「iPadをテレビに映したい」、「iPadをテレビに映すにはどうすればいいの?」と考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「iPadをテレビに映す方法」について見ていきましょう。
「iPad」をテレビに映すためには、有線か無線でテレビと接続する方法があります。
「iPad」をテレビに映す4の方法
1. 純正のDigital AVアダプタを使う(有線)
1つ目のiPadをテレビに映す方法は、「純正のDigital AVアダプタを使う(有線)」です。
アップルはiPhone、iPadで使える「Lightning – Digital AVアダプタ」というものを販売しています。
この「Lightning – Digital AVアダプタ」を使うことで、iPadとテレビをHDMIケーブルで接続できるようになります。
「Lightning – Digital AVアダプタ」は、最大1080pのフルHD画質まで対応しています。
「Lightning – Digital AVアダプタ」では、「iPad」の画面をそのままテレビに画面ミラーリングを行うことができます。
また、写真・動画はフルスクリーン再生できるので、テレビ画面の左右が切れてしまうことはありません。
「Lightning – Digital AVアダプタ」を使うためには、別売のHDMIケーブルが必要になります。
ちなみに、現行のiPad Pro、iPad Air、iPad mini、iPad 無印 第10世代以降は充電ポートが「USB-C」のため、純正の「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」を使うことでテレビに有線接続できます。
「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」は、最大2160pの4K画質まで対応しています。
▼「アップル純正のDigital AVアダプタ」はこちら
▼iPad Pro、Air、mini、無印10世代以降用の「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」はこちら
2. サードパーティのアダプタを使う(有線)
2つ目のiPadをテレビに映す方法は、「サードパーティのアダプタを使う(有線)」です。
もしも「アップル純正のアダプタが高すぎる」という場合は、より安価なサードパーティのアダプタを使うこともアリだと思います。
サードパーティの「Lightning to HDMIアダプタ」は色んなメーカーから発売されているので、評判の良いものを選択して利用しましょう。
サードパーティのアダプタのメリットは、もちろん純正と比べて安いということです。
しかしながら、メーカーによって動作が安定しなかったり、そもそもまともに使えないものもあるので、よく調べてから買うようにしましょう。
▼Ankerの「USB-C HDMI変換アダプタ」はこちら
3. Apple TVにAirPlayする(無線)
3つ目のiPadをテレビに映す方法は、「Apple TVにAirPlayする(無線)」です。
アップルの販売するストリーミングデバイスである「Apple TV」を使うことで、「AirPlay (エアプレイ)」の機能を使うことができます。
この「AirPlay」を使うことで、「iPad」からテレビ画面に無線で映すことができます。
「Apple TV」は、2022年に発売された「Apple TV 4K 第3世代」が最新モデルです。
「Apple TV」を用意したら、あとは電源を繋いでテレビにHDMI接続することで、「AirPlay (エアプレイ)」が利用できるようになります。
「AirPlay」の中でも、「iPad」の画面をそのまま映し出す「画面ミラーリング」の機能は、ネット接続が無くても「Apple TV」の近くにあれば利用できます。
写真・動画をテレビのフルスクリーンに「AirPlay」したい場合は、「Apple TV」と「iPad」を同じWi-Fiに接続しましょう。
「Apple TV」を使うことで「iPad」から無線で映し出すことができるので、テレビはもちろん、プロジェクターに接続して会社のプレゼンや学校の授業にも活用できます。
このように、「Apple TV」を使うことで「iPad」の画面を無線接続で映し出すことができます。
▼「Apple TV 4K」はこちら
4. スマートテレビにAirPlayする(無線)
4つ目のiPadをテレビに映す4の方法は、「スマートテレビにAirPlayする(無線)」です。
「iPad」の画面をテレビに無線で映し出すことのできる「AirPlay」の機能は、いくつかのスマートテレビで利用できます。
「AirPlay」に対応するスマートテレビは、ソニーのBRAVIA(2019以降)、LGのスマートテレビ(2019以降)、東芝のREGZA(2022以降)、ハイセンスの一部機種(2022以降)になります(23年3月20日時点)。
スマートテレビで「AirPlay」の機能を使うためには、インターネット接続が必要です。
また、スマートテレビを「AirPlay」に対応させるためには、テレビのソフトウェアを最新にアップデートする必要がある場合があります。
ソニー、LG、東芝、ハイセンスのスマートテレビを使って「AirPlay」を利用すると、iPadの画面をミラーリングしたり、写真・動画をフルスクリーンで見ることができます。
そのため、ソニー、LG、東芝、ハイセンスのスマートテレビをお持ちの場合は、「Apple TV」を接続しなくても「iPad」の画面を無線接続でテレビに映すことができます。
▼AirPlay対応の「ハイセンス U7H」はこちら
▼AirPlay対応の「LG A2」はこちら
有線と無線はどっちが良い?
ここで、「iPadをテレビに映したい時は有線と無線のどっちが良いの?」ということが疑問になると思います。
結論から言えば、有線よりも無線の方が楽で快適なのでオススメです。
ただし、「iPad」を無線でテレビに映し出す「AirPlay」を使うためには、「Apple TV」や「AirPlay」対応スマートテレビなどの初期設定が必要なことに加えて、ネット接続も必要です。
そのため、導入の敷居の低さで言えば、アダプタに線を繋ぐだけの有線接続の方がはるかに簡単です。
とは言っても、テレビに映し出すたびに「iPad」にアダプタを繋いだり外したりするのはかなり面倒です。
また、有線接続はケーブルの制約があるため、テレビから数メートル離れて使いたい場合は数メートルのHDMIケーブルを用意する必要が出てきます。
その点で言えば、無線接続は初期設定が面倒で敷居が高いですが、それさえ乗り越えればアダプタ不要で
簡単に「AirPlay」のオンオフができてとても快適です。
しかも、ワイヤレス接続は電波の届く範囲であれば、テレビから数メートル離れた場所からもiPadを操作することができます。
このように、導入の敷居の低さでは有線接続ですが、使い勝手の良さでは圧倒的に無線接続になります。
あとは、お使いのシチュエーションに合わせて、有線接続か無線接続か最適な方を選択しましょう。
▼AirPlay対応の「ソニーのBRAVIA」はこちら
▼AirPlay対応の「東芝のREGZA」はこちら
最後に
今回は、『「iPad」をテレビに映す4の方法!有線か無線で接続しよう』についてご紹介しました。
このように、「iPad」をテレビに映し出すためには、アダプタを使って有線で接続する方法と、「AirPlay」を使って無線で接続する方法があります。
有線で接続する方が安価でかつ導入が簡単なのですが、ケーブルの制約があるというデメリットがあります。
やはり快適なのは「AirPlay」による無線接続ですが、「Apple TV」やスマートテレビの設定やネット接続が必要になります。
このように、有線接続と無線接続はそれぞれ一長一短なので、お使いの環境に合わせて適切な方を選択しましょう。
皆さんも、有線か無線で接続して「iPad」をテレビに映して快適に使ってみてはいかがでしょうか。