「スイッチ」のダウンロード版のメリット10選、デメリット4選!どっちが良い?【2023】

今回は、「スイッチのダウンロード版のメリット、デメリット」についてご紹介します。
「ニンテンドースイッチ (Nintendo Switch)」では、ほぼ全てのソフトにパッケージ版とダウンロード版の2種類が用意されています。
ここで、「スイッチのソフトはパッケージ版とダウンロード版のどっちを買うべき?」と悩む人も多いと思います。
「スイッチ」のソフトをパッケージ版にするかダウンロード版にするかは、最終的にはユーザーが好きな方を選択すればOKだと思います。
私は「スイッチ」のソフトは全てダウンロード版を購入しているのですが、だんだん良い点と悪い点が分かってきました。
そこで今回は、「スイッチのダウンロード版のメリット、デメリット」について見ていきましょう。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット、デメリット
「スイッチ」のダウンロード版のメリット10選
まずは、「スイッチのダウンロード版のメリット」について見ていきます。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット1. すぐ遊べる
1つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「すぐ遊べる」です。
「スイッチ」のダウンロード版のソフトは、オンラインで購入してダウンロードするとすぐに遊ぶことができます。
パッケージ版の場合は、店に買いに行ったりネットで買っても到着まで待たないといけませんが、ダウンロード版は家から購入してすぐに遊べるのが良い点です。
もちろん、容量の大きいソフトはダウンロードに時間がかかりますし、Wi-Fiの速度が遅いとその分ダウンロードも遅くなります。
それでも、だいたい30分もあれば「スイッチ」のソフトはダウンロードが終わることに加えて、スマホから購入しておいて「スイッチ」に自動ダウンロードしておけばすぐに遊ぶこともできます。
また、店頭在庫が売り切れでパッケージ版が買えない時でも、ダウンロード版ならいつでも買えます。
このように、「スイッチ」のソフトのダウンロード版は「すぐに遊べる」というメリットがあります。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット2. 最新作が1本5千円で買える(カタログチケット使用)
2つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「最新作が1本5千円で買える(カタログチケット使用)」です。
「スイッチ」のダウンロード版のソフトは、「ニンテンドーカタログチケット」を使ってお得に購入できます。
「カタログチケット」は¥9,980で販売されていていて、対象のダウンロード版ソフト2本と交換できます。
Webサイト: 2本でお得 ニンテンドーカタログチケット | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
「カタログチケット」の対象ソフトには、最新作の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」、「Pikmin 4 (ピクミン4)」、「スーパーマリオRPG」、「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」なども含まれています。
つまり、「カタログチケット」を使えば、最新作が1本5千円で購入できるのでお得なのです。
「カタログチケット」を購入・使用するには「ニンテンドー スイッチ オンライン」に加入する必要がありますが、チケットを使ったらすぐに退会しても大丈夫です。
このように、「スイッチ」のダウンロード版ソフトは、最新作が1本5千円で買えるのでお得です。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット3. 起動・ロードが速い
3つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「起動・ロードが速い」です。
「スイッチ」のソフトは、パッケージ版よりもダウンロード版の方が起動・ロードが速く、快適に遊ぶことができます。
「スイッチ」本体のストレージ(ROM)は32GBしかないので、microSDカードにダウンロード版ソフトをインストールする使い方がオススメです。
「スイッチ」は「UHS-1」という規格に対応しているので、「UHS-1」に対応するmicroSDカードを使うと、スイッチの読み込み速度をフルに引き出せるようです(参考: microSDカードについて)。
あるテストでは、「スーパーマリオ オデッセイ」のパッケージ版とダウンロード版の起動・ロード速度を比較した結果、15%以上高速になったという話もあります(参考: 【Nintendo Switch】どれが最も高速?起動速度を比較「ゲームカード (パッケージ版)」vs「本体内蔵メモリ」vs「microSD」)。
ちなみに、microSDカードよりも本体ストレージの方が読み込み速度が若干速いようですが、そこまで極端な差ではないので気にしなくても良いと思います(ダウンロード時間は本体の方が速いようです)。
このように、「スイッチ」のソフトはパッケージ版よりもダウンロード版の方が起動・ロードが高速になっています。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット4. カートリッジを入れ替えなくていい
4つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「カートリッジを入れ替えなくていい」です。
「スイッチ」のダウンロード版ソフトで遊んでいて最も便利なことは、やはりカートリッジを入れ替えなくていいということだと思います。
おそらくほとんどの人が「スイッチ」のソフトを2本以上持っていると思いますが、例えば「スマブラをやって、カートリッジを入れ替えてマリオカートを…」といった面倒なことはしなくていいのです。
「スイッチ」のソフトをダウンロード版で買っておけば、ホーム画面に戻ってゲームソフトを切り替えればいいだけなので、まるでスマホアプリのように楽々操作できます。
このように、「スイッチ」のソフトは「カートリッジを入れ替えなくていい」というメリットがあります。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット5. 紛失する心配がない
5つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「紛失する心配がない」です。
「スイッチ」のソフトのカートリッジはとても小さくてコンパクトなので失くしやすいです。
もちろん、カートリッジを「スイッチ」から取り外したらすぐにケースなどに入れておくようにすればいいのですが、使っているとだんだん楽をしようとカートリッジをその辺に置きっぱなしにすることがあると思います。
「スイッチ」のカートリッジはとても小さいので、どこかに置きっぱなしにしていてそのまま紛失してしまうこともあるのではないでしょうか。
また、なにかと物を失くしやすい子どもであればなおさら「スイッチ」のソフトのカートリッジを紛失するリスクは高くなると思います。
その点で言えば、「スイッチ」のソフトのダウンロード版は紛失するリスクがゼロです。
万が一「スイッチ」本体ごと失くしてしまったとしても、ニンテンドーアカウントでログインすれば再ダウンロードができます。
このように、「スイッチ」のソフトのダウンロード版は紛失する心配がありません。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット6. 故障する心配がない
6つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「故障する心配がない」です。
「スイッチ」のソフトのカートリッジは、端子部分をいじると故障して読み込めなくなるリスクがあります。
大人であればわざわざカートリッジの端子をいじることはないと思いますが、子どもはなにかと物をいじりたがるので、カートリッジを破壊してしまうこともあるかもしれません。
あるいは、普通に使っていても落としたり踏みつけたりと、何かの拍子にカートリッジが故障してしまうこともあると思います。
万が一カートリッジを破壊してしまうと、そのソフトはもう遊べなくなるので新しいものを買ったり修理したりとお金を払う必要が出てきます。
それに対して、ダウンロード版にはモノがないため故障のしようがありません。
強いて言えば、ソフトのバグで動かなくなることもありますが、この辺りはアップデートで修正されるので問題ないと思います。
また、以前に親が激怒して子どもの「ニンテンドースイッチ」を破壊したというニュースが話題なりましたが、ダウンロード版を買っておけば少なくともソフトは破壊されずに無事です。
このように、「スイッチ」のソフトのダウンロード版は故障する心配がないことがメリットです。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット7. 複数台にインストールできる
7つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「複数台にインストールできる」です。
「スイッチ」のソフトのダウンロード版を購入すると、2台目の「スイッチ」にダウンロードすることもできます。
そのため、例えば1台目の家の「スイッチ」でポケモンを遊んで、2台目の「スイッチライト」で外でポケモンの続きを遊ぶといったこともできます(セーブデータはニンテンドーオンラインで同期)。
同じことをパッケージ版でやろうとすると、カートリッジを毎回差し替えるか、あるいは同じソフトを2本購入する必要があります。
このように、「スイッチ」のソフトのダウンロード版は複数台にインストールして遊ぶことができるので便利です。
ただし、「スイッチ」のソフトのダウンロード版は公式では同じニンテンドーアカウントでは2台同時に遊べないようになっているので注意しましょう。
※別のアカウントを使うことで、2台同時プレイできる裏技もあるようです(参考: スイッチのダウンロード版はアカウントを分けよう!2台同時に遊べない)。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット8. 場所を取らない
8つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「場所を取らない」です。
「スイッチ」のソフトのダウンロード版はモノがないため場所を取ることがありません。
「スイッチ」のソフトのダウンロード版は、本体やmicroSDカードにダウンロードしていく方式で、ストレージ容量がフルになれば削除したり再ダウンロードしたりできます。
一方で、パッケージ版はパッケージとカートリッジを保存するための場所が必要になります。
ソフトのパッケージが1本や2本ならいいのですが、10本くらいになってくるとパッケージを収納するためのボックスや棚などが必要になってきます。
また、掃除や引っ越しの時にも「スイッチ」のソフトのパッケージが地味にかさばって邪魔になります。
もちろん、「ソフトのパッケージを部屋に飾ることが好き」という人もいるので、そういったコレクターの人には良いと思います。
しかしながら、なるべく部屋をスッキリさせたい人にはダウンロード版がオススメになります。
このように、「スイッチ」のソフトのダウンロード版は、場所を取らないことがメリットです。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット9. 盗まれる心配がない
9つ目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「盗まれる心配がない」です。
「スイッチ」のソフトのパッケージ版は、カートリッジを抜き取って盗むことが可能です。
もちろん、ソフトが盗まれるときは本体ごと盗まれるケースの方が多いと思いますが、いずれにしてもソフトのパッケージ版には盗まれるリスクはあります。
一方で、ダウンロード版にはカートリッジが存在しないので盗まれる心配がありません。
万が一「スイッチ」本体ごと盗まれたとしても、ニンテンドーアカウントでサインインすれば再インストールできるのでソフトは無事です。
このように、「スイッチ」のダウンロード版は盗まれる心配がないことがメリットです。
「スイッチ」のダウンロード版のメリット10. 将来はダウンロード版が主流?
10個目のスイッチのダウンロード版のメリットは、「将来はダウンロード版が主流?」です。
「ニンテンドースイッチ」では、パッケージ版とダウンロード版の2種類が併売されています。
しかしながら、スマホアプリなどは初めからダウンロード版しか存在しないことからも、将来的にはゲームソフトはパッケージ版が廃止されてダウンロード版に統一される可能性が高そうです。
そうなってくると、おそらく10年後にはソフトのパッケージ版は廃止されてダウンロード版かストリーミングに移行していると考えるのが合理的です。
もちろん、そもそも10年後には「スイッチ」の後継機に移行していると思いますし、「スイッチ」のソフトの互換性が維持されているかどうかも分からないのですが、今のうちからダウンロード版に慣れておいても損はないと思います。
このように、「将来はダウンロード版が主流?」というのがスイッチのダウンロード版のメリットになります。
「スイッチ」のダウンロード版のデメリット4選
続いては、「スイッチのダウンロード版のデメリット」について見ていきます。
「スイッチ」のダウンロード版のデメリット1. 売れない
1つ目のスイッチのダウンロード版のデメリットは、「売れない」です。
「スイッチ」のソフトのダウンロード版は、売ることができません。
そのため、クリアして飽きてしまったり、買ったものの楽しくなかったとしても中古で売ることはできません。
パッケージ版であれば、ゲーム屋やメルカリなどで売ることができるので、遊ばなくなったソフトを売って新しいソフトを買う資金源にすることができます。
このように、「スイッチ」のダウンロード版ソフトは売れないので、購入前によく確認しておきましょう。
「スイッチ」のダウンロード版のデメリット2. 貸せない・譲渡できない
2つ目のスイッチのダウンロード版のデメリットは、「貸せない・譲渡できない」です。
「スイッチ」のダウンロード版ソフトは、誰かに貸したり譲渡することができません。
パッケージ版であれば、誰かに貸したり、譲渡することは自由にできます。
このように、「貸せない・譲渡できない」ことが、スイッチのダウンロード版のデメリットになります。
「スイッチ」のダウンロード版のデメリット3. パッケージ版より相場が高い
3つ目のスイッチのダウンロード版のデメリットは、「パッケージ版より相場が高い」です。
「スイッチ」のソフトのパッケージ版とダウンロード版は定価は同じになっています。
しかしながら、実際に販売されている相場を見ると、ダウンロード版よりもパッケージ版の方が安い傾向にあります
例えば、アマゾンではスイッチのあるゲームがパッケージ版では定価の16%オフで販売されていますが、ダウンロード版は定価の9%オフとなっています。
また、パッケージ版には中古販売があるため、価格面ではパッケージ版が圧倒的に有利になっています。
しかしながら、「スイッチ」のソフトのダウンロード版は、マイニンテンドーストアで不定期にセール販売が行われているので、セールをうまく狙えばパッケージ版より安く買えることもあります(参考: セール中のダウンロードソフト)。
また、「ニンテンドー カタログチケット」を使えばダウンロード版ソフトの最新作を1本5千円で購入できるので、パッケージ版よりも安く買える場合があります。
このように、スイッチのソフトのダウンロード版はパッケージ版よりも相場が高い傾向にあることがデメリットですが、セールやカタログチケットをうまく活用することで差を縮めることができます。
「スイッチ」のダウンロード版のデメリット4. 2台同時に遊べない (同一アカウント)
4つ目のスイッチのダウンロード版のデメリットは、「2台同時に遊べない (同一アカウント)」です。
「スイッチ」のソフトのダウンロード版は、公式の方法では2台同時に遊ぶことができません。
もちろん、パッケージ版もソフトを2本買わないと遊べないのですが、ダウンロード版の場合は違う2本のソフトでも同時には遊べないので注意が必要です。
例えば、1つのニンテンドーアカウントでポケモンのソードとシールドの2本を買ってしまうと、スイッチ2台にインストールしても通信ができません(参考: スイッチのダウンロード版はアカウントを分けよう!2台同時に遊べない)。
ただし、裏技として1台目のスイッチを「いつでもあそぶ本体」に設定して、購入したアカウント以外でソフトを起動し、2台目のスイッチで購入したアカウントからソフトを起動すれば、2台同時に遊ぶことができるという抜け道もあります。
もちろん、「スイッチ」のソフトのダウンロード版を2台同時に遊ぶ裏技は公式では推奨はされていないので、2台同時に遊びたい場合はアカウントを分けるか、パッケージ版を購入しましょう。
このように、スイッチのダウンロード版は、「2台同時に遊べない」ことがデメリットです。
ソフトを買ってすぐ売る人はパッケージ版がオススメ
ここで、「結局のところパッケージ版とダウンロード版のどっちが良いの?」と気になるところです。
結論としては、スイッチのゲームソフトを買ってクリアしたらすぐに売る派の人はパッケージ版を選択するのがオススメです。
やはり、スイッチのソフトのダウンロード版の最大のデメリットは売れないことで、ゲームソフトを買ったらすぐに売って、そのお金でまた別のソフトを買うという短期所有スタイルの人は必然的にパッケージ版一択となります。
逆に、ゲームソフトは一度買ったら売らずにずっと持っていたり、複数のゲームソフトを長く遊びたいという長期保有スタイルの人にはダウンロード版がオススメになります。
複数のゲームソフトを切り替えて遊ぶ場合は、ダウンロード版の「カートリッジを入れ替えなくていい」というメリットを活かせるので、パッケージ版よりも快適に遊ぶことができます。
このように、ゲームソフトは短期所有派の人はパッケージ版を、長期保有派の人はダウンロード版を選択しましょう。
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最後に
今回は、『「スイッチ」のダウンロード版のメリット10選、デメリット4選!どっちが良い?【2023】』についてご紹介しました。
このように、「ニンテンドースイッチ」のソフトのダウンロード版にはメリットが多くあるのですが、その一方で売れない、貸せない、高い、2台同時に遊べないといったデメリットもあるので注意しておきましょう。
私は「スイッチ」のソフトはダウンロード版を買っているのですが、遊ばなくなったソフトをすぐに売りたい人や、アカウントの管理がめんどくさいという人はパッケージ版がオススメになります。
皆さんも、「スイッチ」のソフトのパッケージ版かダウンロード版か、あなたに合った方を選択して快適に遊びましょう。